遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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狼と瀬織津比咩
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七夕と天の川
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子猫が戻ってきました!!!

子猫が戻ってきました!!!_f0075075_21423149.jpg
今夜の九時過ぎ、子猫が戻ってきました! ありがとうございます。
子猫が戻ってきました!!!_f0075075_21460827.jpg
実は、夜の九時頃、家のミーが外に出してくれとアクションを起こし、外に出してあげました。すると10分程度でしょうか、ミーが戻ってきました。入ってくると、こちらを向いて鳴くので、何か食べたいのかと思い餌をやろうとすると、再び外に出たいと。出してやると、すぐにまた戻ってきて、こちらを向いて「ニャー」と鳴くのです。『ん?』と思い、ミーに近づくとまた外に出たいとアクションをします。何だろうな…と思ってふと耳を澄ますと、猫の鳴き声が聞こえてきたのです。『もしかして!?』と思い、暗がりの外に出て隣の家との境から聞こえる猫の鳴き声に向かって「しの!」「しのちゃん!」と呼ぶと、若干の間を置いてから、いなくなった子猫が寄ってきてくれました。今思えば、家のミーがいなくなった子猫を見つけて、この家まで誘導し連れてきてくれたのかもしれません。
子猫が戻ってきました!!!_f0075075_21440534.jpg
とにかく、25日の午後からいなくなった子猫の事から、夜は気になって寝れないし、食欲も落ちた自分でしたが、これで安心して休む事が出来ます。そして、明日は近所の方々に配った「子猫を探しています」のチラシの回収とお礼。そして、遠野警察署への報告をしなければなりません。とにかく、良かったです。

by dostoev | 2020-03-29 21:59 | 民宿御伽屋情報

子猫を探しています!

子猫を探しています!_f0075075_07500768.jpg
3月25日の午後、飼っていた猫がいなくなりました。名前を「しのちゃん」といい、生後4ヵ月で、サビ色の長毛種のメスの子猫です。体には、マイクロチップが埋まっていて、認識番号があります。

もしも見かけたという方は、民宿御伽屋まで連絡いただければ幸いです。

連絡先は、0198-62-3862 090-4555-5013 までお願いします。
子猫を探しています!_f0075075_07595077.jpg


by dostoev | 2020-03-26 08:00 | 民宿御伽屋情報

遠野の幽霊屋敷の漫画公開

遠野の幽霊屋敷の漫画公開_f0075075_18310211.jpg
最近、ブログ内の検索キーワードに「宜保愛子 幽霊屋敷」の様な感じで、いくつか検索されていた。そこで以前、記事にもした事がある、雑誌の漫画を公開しようと思う。その漫画が描かれているのは、2009年に発行された「アトランティア」という、月刊「ムー」のぱちもんみたいな雑誌だった。この漫画を知った経緯は、以前に泊まったお客さんが、わざわざ電話で「御伽屋さんが、漫画に登場していますよ!」と、教えてくれたからだった。今もこの雑誌が販売されているかどうかはわからないが、Amazonの中古から見つけ、購入してみた。さて今は無くなってしまった幽霊屋敷が、どう描かれているのか…。
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遠野の幽霊屋敷の漫画公開_f0075075_18421870.jpg
さて、以上でお終いとなる。いかがであっただろうか…。

by dostoev | 2020-03-21 18:43 | 民宿御伽屋情報

遠野不思議 第八百九十二話「飛龍山温泉の創始」

遠野不思議 第八百九十二話「飛龍山温泉の創始」_f0075075_10523847.jpg
去年の12月8日、自分のブログ内の「飛龍山」に関する記事に対し、異常にアクセス数が高まった。あっという間に2万アクセスは、通常では有り得ないアクセス数だった。その原因が、テレビ朝日「ポツンと一軒家」という番組で、飛龍山の温泉が紹介された為であったよう。そして昨夜もまた、飛龍山記事に対する異常アクセスがあったので、再放送でもされたのかと思った。自分のブログ記事には「飛龍山神社」と「飛龍山」に関する記事だけであったから、ここで温泉の話も追加して書く事にしようと思う。
遠野不思議 第八百九十二話「飛龍山温泉の創始」_f0075075_10441017.jpg
飛龍山は、宮守町達曽部の西の花巻市との境界に位置する山。飛龍山に伝わるのは、人の往来を告げる山の使いの鳥が棲み、山頂より時に五色の龍燈がゆらゆらと昇り、どこからか妙音鳴り響き、効き目が著しい霊水の山であるなど、不思議の多い山として伝わっていた。その為に近郷の人々は"御山"と尊敬の念を抱いて呼んでいたという。
遠野不思議 第八百九十二話「飛龍山温泉の創始」_f0075075_11123639.jpg
その飛龍山を開山したのは、萬治という名の男であり、その後"教念師(1809年~1873年)"と名乗った。その萬治が、熊野に参宮していた時、薬師大権現の啓示を受け、参宮の途中であったが急遽国へ帰り、飛龍山に籠って修行したそうである。そして飛龍山の霊水を発見し、湯に沸かして体病む人々に湯浴みさせ事にしたという。その教念師の風貌は、画像の様に顔は白く、眼光は爛々とし、朗々とした声を発していた。特徴的であったのは、胸まで垂れていた真っ黒な髭であり、いつも純白な手拭いを頭に巻いていたという。

萬治である教念師は、霊感の強い人物であったそうな。毎朝、鳥の声を聴き、人の往来を察知していたという。その神秘を聞いた人々は、教念師を神の様な人であると畏敬され、評判になったそうである。

ある日、芋田村り達曽部の内川目に婿となった者が妻と喧嘩し、腹立ちまぎれに家を飛び出し困っているに、取り敢えず湯治客を装い飛龍山温泉に泊まろうと思ったが、教念師に会ったその場で嘘を見抜かれ、嘘をつく者にはこの飛龍山の神が許さんからと、追い出したなどの逸話が伝わる。また達曽部村の宿の夫婦が飛龍山の神に供えようと登る途中に摘んだ花が萎れたので、沢に捨てたのも教念師はお見通しであったそうな。

この飛龍山温泉、評判は藩内だけに留まらず、遠く伊達藩や、松前藩まで届いていたという。その頃、南部公は教念師の評判を耳にし、若しや世人を煽動し不穏を企む輩か、耶蘇教隠し、もしくは博徒の巣窟ではないかなどとの疑念を持ち、密偵を差し向ける事にした。しかし教念師は鳥の鳴き声から、その密偵の来訪を知る事となり、わざわざ出迎えに行ったそうな。それに驚いた密偵は、内心舌を巻き驚いたそうである。飛龍山温泉に逗留している湯治客の日常は、朝晩仏間に集まり山王と共にお経を唱え、また常に「お湯を頂きます。」「戴きました。ありがとうございます。」と、礼儀正しく挨拶し、霊水のお湯に入る生活であったという。その日常を確認した密偵も、問題無しと南部公に報告したそうである。

萬治である教念師の最後は、仏間の湯治客に向かい「今晩ずっとお経を唱え続ける故、皆も唱和するように。」と告げたそうである。そして静かに本尊の厨子に対い、「花はこれからだな…。」と呟き、通常通り読経にかかったが、それが終わる頃、合掌した姿のまま息絶えていたそうである。萬治の亡骸は、飛龍山の行屋の東の丘陵に葬ったそうだが、その時の飛龍山には山を埋め尽くす程の人が集まり、山全体が香煙で包まれたそうである。法名「聖定院殿釈教念」


by dostoev | 2020-03-15 12:17 | 遠野不思議(その他)

春の出遭い

春の出遭い_f0075075_17362967.jpg
今日は、車で買い物をするついでに、久々に車にカメラを積んで出かけてみた。いつも気になっていたのは、毎日早瀬川に佇むサギの姿。今日の早瀬川は増水気味で、川の流れも早かった。その早い流れにも、じっと佇むサギにカメラを向けてみた。
春の出遭い_f0075075_17355046.jpg
また、バイパスで買い物を済ませ、北に進路を向けると見えてくるのは、早池峯&薬師の姿。遠野の街には雪はあまり見えないものの、早池峯にはまだまだ雪がある。
春の出遭い_f0075075_17361852.jpg


ふと気づくと、カモシカがいた。春というと、福寿草やフキノトウなどの草花に目が行くが、カモシカもまた冬の間にはなかなか出会う機会が無い野生動物で、こうしてカモシカに出遭えるのも、春ならではだろう。
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春の出遭い_f0075075_17381254.jpg
当然、福寿草もかなりあちこちで咲いていた。数日後に雪の予報も出ているので、まだまだ冬と春の中間程度に感じるが、確実に本格的な春に向かっているのだけはわかる遠野であった。

by dostoev | 2020-03-13 17:56 | 遠野体験記

遠野不思議 第八百九十一話「八将神」

遠野不思議 第八百九十一話「八将神」_f0075075_17120112.jpg
八将神は、陰陽道の神で、方位の吉凶を司る八神の総称で、各々「太歳」「大将軍」「大陰」「歳刑」「歳破」「歳殺」「黄幡」「豹尾」の八将となる。また別に、牛頭天王の八王子とも。暦において重要な神であり、その年の干支の方位に基準となる太歳神が位置し、残りの七将神が各方位に着く。今年は子であるから、北に太歳神が位置する事になるか。    
遠野不思議 第八百九十一話「八将神」_f0075075_17120878.jpg
八将神の碑の傍らに小さな石があり、石上神社と刻まれている。綾織一帯での別格な神社は石上神社となる事からも、石上神社の影響からこの地に八将神の碑が建てられたか。


by dostoev | 2020-03-13 17:33 | 遠野各地の神社(その他)

バッケの語源

バッケの語源_f0075075_11592961.jpg
春になって目に付くのは、福寿草、蕗の薹、そして水芭蕉だと思う。共通するのは、どれにも毒があるという事。なので或る意味、毒の芽生える春の様な気もする。ところで、この中での蕗の薹は、遠野地方ではバッケと呼ぶ。この呼称は、どうやら東北全体にも広がるようだ。そのバッケの語源は定かではなく、仏教用語やらアイヌ語などから、様々な説があるようだ。その中で自分は、「化ける」を支持する。まず自分は、「バッケ」の「ケ」に着目した。

「ケ」は、気枯れ(けがれ)、物の怪(もののけ)など、かなり古くから使われている。また物の怪は「モッケ」とも読むことからも、バッケの語源を意識してしまう。その「気(ケ)」そのものは「生命力」を意味し、また「気配」も意味する。バッケである蕗の薹が雪をかき分け芽生えるのは、春の"気配"であり、春の"生命力"であると感じるのは、もう説明する必要のない事であろう。
バッケの語源_f0075075_12233946.jpg
さて、それでは何故バッケが化けるから来たのかと考えるのは、蕗とバッケである蕗の薹は、同じ地下茎で繋がっている。見た目は違う、蕗とバッケが実は、同じ地下茎で繋がる兄弟のようなものだが、意識を変換すれば、蕗が化けたのがバッケだと思われたのではなかろうか。いや、蕗よりも先に芽生えるのがバッケであるから、バッケとは蕗に化ける「春の気」だと思える。ゆえに蕗の薹は「春の気が化ける」事から、別名「バッケ」と呼ばれたのではないかと思うのだ。

by dostoev | 2020-03-07 13:12 | 遠野・語源考