
この話は、実話怪談作家である
鶴乃大助氏より聞いた話である。私が遠野を離れて住んでいた頃の昭和59年、水光園からの下りの坂道で自転車で転倒し、怪我をする人が続いていて、死亡者も二人いたようだ。私は遠野で、こんな事故が立て続けに起きていた事を、まったく知らなかった。

死亡者の一人は、転倒して頭をぶつけていた様だが、その頭の窪みがどうも馬に蹴られたような窪みになっていたそうである。その話が伝わり、その地域ではもしかして馬頭観音の祟りじゃないか?と噂されたそうである。馬頭観音については別記事、
「馬頭観音トイウモノ」を読んでみてくだされ。

その当時、水路工事の為に邪魔だからと馬頭観音の石碑を移動して工事を始めたそうである。そして、あまりに観光客の自転車転倒事故が続く為に、移動した馬頭観音の石碑を元に戻したそうである。坂の途中に建てられた馬頭観音碑は、昔荷を引いていた馬が命を落とした場所だったりする。また坂は「避け」でもあり、境界を意味する。つまり、あの世とこの世の境界でもある事から、その坂を上る能力に長けている馬である馬頭観音を建てた場合もあるようだ。

水光園からの坂道は、確かに登りも下りも難儀であると思われる。ましてや自転車のブレーキが効かなければ、下りの坂道は恐ろしい事になる。以前、観光で遠野を訪れた方に聞くと、以前は自転車事故の注意看板があったそうである。現在は、それらしき看板が無いようであるから、もしかして坂道での事故が無くなった為であろうか。その理由が、馬頭観音の石碑を元に戻した為ならば、やはりその要因が石碑であった事になってしまうのだが…。
ところで実話怪談作家の鶴乃大助氏は、その亡くなった方の霊的な因縁があったようで、その調査も交え実話怪談として執筆するようである。
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