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「冥界との縁結び(其の十)」![]() とにかく、卯子酉神社の地は、特異な場所である。町外れの辻を有する地であるのは、あの世の入り口と思われていた可能性が高い。そして卯子酉神社の地は、あくまで愛宕山とセットであると考えるべきだろう。遠野の愛宕山に鎮座する愛宕神社の本山は京都の愛宕山であるが、開祖は修験の祖と呼ばれる役小角と、白山の開祖である泰澄である。役小角は別に、賀茂役君とも呼ばれる様に、賀茂氏の出である。賀茂氏といえば上賀茂神社が知られるが、さらに上賀茂神社の北にある貴船神社をも支配していた。賀茂氏がいかにして水を統治したかというと、それは火があってこそであった。その火の象徴は雷であり、上賀茂神社の別名が賀茂別雷神社であるのが、それを表している。役小角と並ぶ愛宕神社の開祖の泰澄は、その後に白山を開山する。白山は、水の信仰の山である。恐らく、火である愛宕神社を創建したのは、賀茂役君の影響を受け、水である白山を統治する為ではなかっただろうか。 ![]() 賀茂氏が関係する愛宕も貴船も、呪詛の場であった。もちろん御利益も与えるのだが、古来から呪詛の場として有名になったのが、愛宕と貴船であった。その愛宕と貴船の性格を受け継いでいると思われるのが、遠野の愛宕と、その麓の卯子酉神社である。「遠野物語拾遺139」によれば、倉掘氏が愛宕山に住んでいたとされるが、恐らく倉掘と名乗ったのは、倉掘神社を創建させてからだと思う。「遠野物語拾遺139」には、「倉掘家の先祖が住んでいた」と記されている事からも、倉掘以前は、別の姓を名乗っていたのかもしれない。 倉掘神社が貴船神社に対比される神社の様な事を書いたが、貴船神社も縁結び、もしくは縁切りで有名な神社である。卯子酉神社の縁結びは、倉掘神社時代から行われていたのは周知の事実である。しかし、その縁結びが、有り得ないと考えるのである。倉掘神社の創建は、阿曽沼時代と思われる。それは、同族である宮氏が阿曽沼氏との関係を述べている希薄な根拠ではある。「遠野物語拾遺138」によれば、まだ遠野郷は一円に広い湖水で、「その頃はこの鶯崎に二戸愛宕山に一戸、その他若干の穴居の人がいだかりあったともいっている。」と記されている様に、人が殆ど住んでいない状態であったよう。人の住んでいない地に、何故に"縁結び"を御利益とする神社を創建したのか?という謎が付き纏う。実際、遠野の町が現在地に移された後、縁結びの神として広まったのは、多賀神社であった。恐らく、縁結びではなく、水を鎮める為に建立されたのが、倉掘神社であったろう。その水を鎮める為に、人柱が行われたものと考える。それは「倉掘」の意味が「穴を掘って神を埋める」意と解釈できるからだ。倉掘神社であり、卯子酉神社は淵の傍らにあり、そこには淵の主がいた。広義的に淵の主とは、その地で非業の死を遂げた者である。古代の日本は、御霊信仰が広がっていた。非業の死を遂げた者の祟りを恐れ、神として祀る事だ。以前も紹介したが、小松和彦「異人論」では、その村で殺された異人の祟りを恐れ、神として祀るのだが、それは村人達が殺したと伝えるのではなく、貧しい村を救ってくれたと、事実を歪曲して後世に伝えるものが多いと。しかし殺した事実を完全否定するわけではなく、それを何かに残しておく。それは、歌であったり、わらべ歌であったり、様々であったよう。何故そうしたのかといえば、やはり御霊の祟りを恐れてのものだった。それを倉掘神社に当て嵌めた場合、やはり"倉掘"という神社名こそが、その御霊を恐れ、後世に伝える為の"事実の暗号"であったのだと考えるのだ。 ![]() 「遠野物語拾遺263」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「遠野物語拾遺35」
by dostoev
| 2019-11-19 20:28
| 冥界との縁結び
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