8月17日は、土橋の早池峯神社例大祭であったが、今まで一度も行った事が無かった。今回は、少しばかり時間が取れそうなので、行ってみようと思った。取り敢えず宮司さんへ確認の為、例大祭の二日前に電話してみた。すると、16日の前夜祭、17日の例大祭の神事は行いますが、台風が来るので、それ以外のイベントは中止になると思います…。と、台風の影響で、歯切れが悪かった。天気予報を確認しても、確かに微妙だが、岩手県そのものは、殆ど台風が避けて通るので、恐らく大丈夫だろうとは思っていた。
8時半頃に、遠野を出発して土橋早池峯神社へ向かった。遠野では雨が降っていなかったのだが、遠野を越えた辺りから、雨が降って来た。場所によっては、強く降ってもいたが、どうも斑状に雨が降っているようだ。予定より早く早池峯神社に到着したが、現地は軽く雨を感じる程度。空も、雲に覆われてはいるが、かなり明るくなっていた。
舞台にも幕が張られ、神楽でも行われるのだろう。ただ、そこまでは時間が取れないので、自分は神事だけを見て、お暇する事にしていた。
神事が開始される10時頃になると、雨雲に覆われた空から、日差しが戻って来た。
さて神事の開始時間となるので、本殿に宮司さん達が集まって来た。
祭壇には、自分が持って来た「瀬織津比咩」と「早池峯天女」の酒が並んでいる。
不思議な事に、宮司さんの祝詞が始まると、爽やかな風が吹いてきた。神事に合わせて、太陽が顔を出し、祝詞の
奏上とと共に爽やかな風が吹き始めるなど、これは護られているのだなぁと思ってしまった。さて、いつもの御札などの見本の箱を見ると、いつもとは違う御札を発見してしまった。
いつもの倍の値段のする、瀬織津比咩の御札だ。当然、購入した。
玉串奉奠の最中だったが、ここで早池峯神社を後にする事にした。