毎年見に行く、旧仙人峠手前の砂防ダム湖は風が強い為に、日中に溶けた雪などが風にあおられて、変った形に凍ってしまう。それが今年は、殆ど無い。
何と言うか、ダム湖というより、乾燥している砂漠地帯を見ているかのように感じた。
中央には、僅かに水の流れがあるが、それ以外は凍土だけのダム湖となっている。
冬が進むにつれ、ダム湖の水量が減って行くのだが、画像の様に見た目で、どれだけの水量が減ったかわかる。
しかし今年は、初めから水量が無かったのだろうか?いや、去年は例年より雨の多い年だったと記憶している。同じ時期で、何故にこれほどの違いが出て来るのだろうか。水量と風と、寒暖の差で氷の芸術は出来ている。その寒暖の差が殆ど無かったのが今回の冬だったのか。
例年だと、面白くも綺麗な氷の造形を見る事が出来るのに残念だ。