オシドリは、遠野でもよく見かける鳥だ。オシドリは
”おしどり夫婦”とも呼ばれ、仲睦まじい夫婦の代名詞だったが近年、オシドリも浮気する事が発覚した為、今では”おしどり夫婦”も死語になってしまっただろうか?
画像は、4月の初冬に上郷で撮影したもの。たまたまカメラを手にしている時にオシドリを発見したので、木陰からこっそり撮影したもの。もっと近くから撮影しようと近付いたら、速攻で逃げられた。やはりバードウォッチングは迷彩色のテントなどに隠れて、待機する撮影がベストなのだろう。しかし、そんな時間を取れないので、この程度で我慢するしかない。
野鳥の撮影といえば、故・時田克夫氏が遠野では有名だったが、その時田氏の写真集でもある「遠野の野鳥」を見ると、オシドリが珍しく木の上でくつろいでいる写真を載せている。ただ「遠野の野鳥」は、全般的に画質が荒いのと、野鳥の名前がランダムで、階級分類、もしくはアイウエオ順に並んでいない為に、照らし合わせるのに面倒である。また時田氏の時代と、現代になっての野鳥の生息・分布も変わった可能性もある為に、誰か代わりに
「新・遠野の野鳥」でも撮影し出版してくれないだろうか?「遠野の野鳥」の発行元は図書館になっているので、遠野市の予算が出るなら、野鳥が好きな人なら遠野市にかけあってみるのも手だと思う。