遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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熊の話

熊の話_f0075075_19463762.jpg

最近の事であるが、ある翁が、こう言った。「今年になって、熊が500頭は駆除されたと聞いた。」と。500頭は有り得ない話だが、それが50頭にしても、かなり多いので、翁はガセネタを掴まされたか?と思ってしまった。

平成6年(1994年)9月3日に、遠野の水光園で「日本ツキノワグマ集会in遠野」というフォーラムが開催された。それは、ツキノワグマの個体数の減少から絶滅の危機を感じてのフォーラムであった。しかし、その後に保護されてきたのか、ツキノワグマの個体数は増加しているという情報を聞いたのは、もう10年くらい前になってしまうか。

最近になってから、絶滅したと発表された九州の熊の目撃情報が相次いでいるらしい。ただし、遠野と違うのは、山で目撃されている事だ。遠野の場合は、春から有線放送で、熊目撃情報が頻繁に流れるのだが、大抵は人の住む里で目撃される為に放送されてしまうのが現状だ。その九州の熊の目撃情報は、殆ど山中であるらしい。つまり、熊は山を下りなくても生活できる環境が、九州の山にはあるという事か。ただ遠野の熊は、いつしか山を下りて里で餌を漁るのが遺伝子に組み込まれたのでは?という話を聞いた事がある。遠野の道の駅である風の丘に、岩手県の航空写真が飾られている。遠野を確認すると、茶色か深緑の色合いが遠野の自然の色になっている。これが岩手県、宮城県、秋田県、山形県にまたがる国定公園となっている栗駒山系を見ると、綺麗な新緑の緑になっているのは、やはり自然が自然のままに生きているからなのだろう。遠野の深緑の色は、殆ど杉の色であろうし、茶色は伐採された禿山が航空写真に写り込んだものであろう。
熊の話_f0075075_215514.jpg

そういう自然が壊れつつある遠野であるから、熊は山から里に下りて、食べ物を探すのだろう。そうなれば、人との接点が過密になる。農地に侵入して荒らす熊がいる場合、地主は市役所に申請して、画像の様な熊用の罠を猟友会に設置してもらう。この罠に熊が入ったら、殆ど殺傷処分となってしまう。さて冒頭の500頭駆除したという情報は、この様な罠に、500頭もの熊が入った事を意味する。
熊の話_f0075075_21115518.jpg

 ある年に、やはり多くの熊が駆除された時に、地元の肉屋に熊肉が入荷していた。つまり、ただ殺傷処分するだけでなく、肉は食用にまわるのであった。その為、駆除された熊は上の画像の様に、速攻で喉元に刃物を入れられ、血抜きされる。そして爪などは、キーホルダーなど、細工物に加工される。熊もまた、捨てるところが無い生き物でもある。だがしかし、今年はそれほど熊肉が出回っているとも、聞いた事が無い。恐らくだが、500頭も駆除されたのは熊では無く、日本鹿ではなかろうか。以前は群れ成していた無数の日本鹿が、最近は殆ど見る事が無くなってしまった。確かに、多くの鹿が駆除されているとは聞いている。実際に、春先にはテレビの岩手県ニュース(もしかして、去年?)で、遠野市長が農作物に被害を及ぼす日本鹿の撲滅運動の陣頭指揮に立っていた映像が流れていたのを思い出した。それ故、今回の500頭もの駆除は、熊では無く日本鹿の事であったのだろう。この前、早池峯神社に向った観光客が、途中の神遺神社に立ち寄った時に、何やら音がするので、神社の裏を見ると、熊がいたので驚いたそうだが、真っ先に熊が逃げて行き、自分も同時に車に逃げたそうな。そう、熊と遭遇した人はわかると思うが、遠野に生息する野生動物の中で、熊が一番臆病ではなかろうか。だからこそ、「遠野物語」や「遠野物語拾遺」には、猿や狼と比較して熊の話が少ないのは、人間を直接襲う事が少なかったせいでもあろう。そういう私も、熊と直接何度も遭遇しているが、とにかく人間の反応よりも早く、先に熊が逃げてしまうので、驚くという事がまったく無かった。いつも人を見て逃げる熊に、愛嬌さえ感じてしまう程だ。その熊と、その熊たちが住める様な遠野の自然を、これ以上壊してはならないのだろう。
熊の話_f0075075_21283793.jpg

ある禿山を農地にしていた団体が、その農地を止めて、山主に返したところ「元に戻して返して欲しい。」と言われたらしい。元に戻すとは、木々に覆われた森にして返して欲しいとの意である。しかし、植林するには、多くのお金が必要になってしまう。そこで行ったのは、ドングリを撒く事であったそうな。ドングリから芽が出て森になるまで、かなりの時間が必要となるだろう。しかし、その森が出来上がれば、熊の餌場の完成でもある。宮沢賢治の作品に「なめとこ山の熊」というものがあるが、その物語の舞台は豊沢ダムの奥にある、ブナの森である。秋口に、そのブナの森へ行くと、よく熊が木登りしている姿を見る事が出来ると聞く。禿山の農地であった場所も、そういう熊の木登りを気軽に見る事の出来るブナの森に出来上がれば、熊の被害も少しは減るのではなかろうか。その時までに、熊を絶滅に追い込まないよう、上手に付き合っていきたいものだ。
by dostoev | 2015-10-20 21:44 | 動物考
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