金曜日に確認した高清水展望台への道は、まだ雪で閉ざされていたが、土日の陽気と雨によって、もしかして行けるかとも考えていたが、昼頃に雷が鳴り始め、雹が落ちてきた。それに触発され、もう我慢が出来なくなり、再び高清水へと向かった。
金曜日に行った時の雪で引返した場所は、どうにか雪が融けていたが、その先の雪道に遭遇した。はまりそうな気もして迷ったが、思わずその雪道に突っ込んでしまったのだった…。しかし、頑張った甲斐があって、どうにかこの難所をクリア。これは、かなり嬉しかった。何故なら3週間前に、小友町の藤沢の滝で雪にはまって、車を乗り捨ててきたばかりだったから…。
そしてルンルン気分で高清水の展望台まで向かったが、頂手前に、雪の山が道を遮っていた。どうみても、車で通れないのはわかった。目の前の雪山だけでなく、もしもそれを乗り越えても、次の雪山が道を塞いでいるのが見えた為、ここは大人しく断念した。恐らく、最低でも1週間は経たないと、この道を塞ぐ雪山は融けないだろう。
山道を下り始めた頃には、雨も上がり、空の一部に青空も見えた。
麓は、完全に雨があがっていた。遠くに見える六角牛山の情景が、雨の終わりをあらわしていた。