岩手県花巻市の胡四王山の、とある場所に生えている杉の木は、抱き合うように繋がった樹木だ。触れると愛が生まれるという伝説を伴う
”愛染杉”だ。これは男女が抱き合って接吻を交わしているという風に見えるアツアツの杉の木で、これを見ながら宮澤賢治はニタニタしたとか、しないとか…(^^;
ただこの愛染杉の難点は、触ると愛が生まれるという事。つまり、この愛染杉に触った後に会った女性と愛が生まれるというのは、少々怖いものがある。出会う女性が全て自分の好みの女性とは限らないからだ。それ故
「触らぬ神に祟り無し」とするのが無難だろう。
まあ一番いいのは、自分の好きな女性を、この愛染杉の場所までデートに誘い、この杉に触れるのがいいのだろうが、余程の関係じゃない限り、この山奥の暗い場所まで、女性は来てくれないのだと思うのだが…。まあ来てくれれば、後は運任せ、神任せ、愛染杉任せとなる…。
これが愛染杉の全体像だ。
そして、見事なディープキスとなっている(^^;