「太師様の像に縄を掛けて、引きずり回して喜んでいる子供達があるのを、ある人が見咎めて止めると、その晩枕神に太師様が立たれて、面白く遊んでいるのに邪魔をしたとお叱りになった。これもお詫びして許されたそうな。」
「遠野物語拾遺」

十王様と内容が一致するように、仏様と子供の世界は、大人が考えるよりも深い密接な関係にあるようだ。

この太子様は百日咳の霊験あらたかということで、太子様の顔に粉おしろいを塗り、願をかけて剥ぎ取り、その粉を子供の喉に塗ると1週間で治ると云われ、人々に信仰された神様だ。その為に太子像の顔は真っ白で、異様な雰囲気を初めて見る人には与えると思う。

また、火災の予知をしたり、不思議な霊の世界を実証してくれるそうだが…。
