スッキリした青空を見て、ムラムラッと来た。遠野三山がけというのがあり、一日で遠野三山を巡るというものだ。時間的にそれは無理なので、遠野三山滝巡りをしようと思い立った。宿の掃除に時間を取られたので、この鳥居を潜ったのはジャスト11時。普通に歩けば、滝までは30分から40分くらいで着くだろう。
石上山は、すっかり紅葉しているようである。ただ向かうのは馬留から右脇の渓流沿いの幻の滝なので、確か途中までは杉林ばかりで、紅葉にお目にかかれないのかも…。
杉林の登山道は、ひっそりと、ひんやりとする。
杉林を抜けて、石上山の鳥居が現われた。ここから、沢沿いを歩いて滝まで行く。
やっと馬留まで到着した。ここまで寄り道しながらなので、だいたい40分くらいかかった。ここから右脇の「不動岩(幻の滝)」へと向かう。
不動岩(幻の滝)に到着。しかし…殆ど水が流れていない。水が流れて滝となり、水が無けりゃ、そのまま不動岩という事か…。
10月になって、それなりに雨が降っていたようだが、やはり夏場に殆ど雨が降らなかったのが影響しているのだろうか?この滝の一番の水量がある時は、やはり春先の雪解けの時なのだろう。
さあ次は又一の滝だ!時間が無いので急いで行かなくてはと思っていたら…何故かボリを発見。ここまでキノコ採りにはなかなか来ないので、ここはやはり採らねば損と、急遽キノコ狩りが始まり、時間を大幅にロスする…。
さてキノコも採ったし、急いで帰ろうと思ったら…今度は登る時に気付かなかった紅葉に心を奪われる。
ところで遠野三山の滝巡りの順番だが、石上山(幻の滝)→早池峰&薬師岳(又一の滝)→六角牛山(不動の滝)にしようと思ったのは、光の関係だ。石上山の幻の滝は東に面している滝。又一の滝は南に面している滝。そして、不動の滝は西に面している滝だ。写真を撮る場合、光を常に意識している。つまり午前中に幻の滝を撮影し、昼から2時頃までに又一の滝を撮影し、それから六角牛山の不動の滝を撮影すれば、丁度滝に光が当っているという計算からだった。
ところがだ…ヤバイ!!!2時間も、石上山で遊んでしまった。速攻で又一の滝に行かなければ!!!