遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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(続)蔵の道ひろばの桜

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もう6月だというのに、蔵の道広場の枝垂れ桜が、二輪、三輪ほど咲いていた。散らずに残った花ではなく、この枝の箇所だけ時期がズレてしまったものか。一般的には「狂い咲き」「返り咲き」というのだろうが、そこまで咲き誇ってまでのものではない。まるで季節外れの桜が一輪挿しに挿され、そこだけ命を繋いでいるかのよう。
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# by dostoev | 2023-05-31 15:20 | 遠野情報(雑記帳)

蔵の道ひろばの桜

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遠野に桜の名所と呼ばれる地はいくつかあるが、蔵の道ひろば、は僅かな桜をのんびり楽しむのに丁度良い場所なのかもしれない。
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ソメイヨシノは既に満開になっており、散り始めているようだ。
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散った桜の花びらが、芝生に散りばめられており、それがたまに風で舞っている。

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この蔵の道ひろばには、ユダヤ人を助けた杉原夫婦の碑が建てられている。
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また、枝垂れ桜もあるが、枝垂れ桜はまだ五分咲きにもなっていないようだ。
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とにかく、花見をしながらのんびりするには丁度良いのが、蔵の道ひろばだろう。

# by dostoev | 2023-04-13 11:11 | 遠野情報(雑記帳)

さくなだり

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遠野に桜が咲き始めた。桜の開花は例年、4月末もしくは早くても半過ぎ頃だった筈。昭和時代であったら、5月の連休が桜の見ごろで、桜の名所は花見客で賑わっていた。それが4月の前半に咲き始めるのは、過去に記憶の無いものだった。
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遠野観光案内所敷地内の桜も咲いた。ところで、その観光案内所の桜の手前に雪女の像が立っている。正しい正面が微妙なのだが、もしかして北である早池峯に向けて建てられたのか?などと思ったりもした。雪女の季節は冬であろうから、陰陽五行で北に位置する。雪そのものも水と同じであるから、水を意図する北と雪女は当然重なるだろう。そしてまた、桜もそうである。
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琵琶湖畔に桜谷と呼ばれる地がある。鎌倉時代の歌論書「八雲御抄」で、「さくらだに(是は祓の詞に冥土をいふと伝り)」と記され、冥土の入口と思われていたようだ。「蜻蛉日記」にも、佐久奈谷へ行こうと言うと「口引きすごすと聞く(引き込まれる。)…。」とあるのは、桜谷=冥土(黄泉国)の入口と古くから伝わっていた為だった。

「興福寺官務諜疏」には、天智天皇の代に右大臣中臣金連が"大石佐久那太理神"を勧請したとある。この中臣金連とは、天智天皇の命により「大祓祝詞」を献じた事から、現代まで使用されている祝詞である。ところで佐久那太理神とは、何かという事。琵琶湖畔の桜谷の古名は佐久奈谷であって、「タニ」を「タリ」とも云う事から佐久那太理とは、佐久奈谷を意味する。その桜谷の神とは一柱の神であった事から、中臣金連が勧請した佐久那太理神とは、「大祓祝詞」に登場する瀬織津比咩であったろう。それが「大祓祝詞」を製作するにあたって、一柱の神が四柱の神に置き換えられている。また佐久奈度神社の祭神も、当初は瀬織津比咩の単独祭神であったものが、「大祓祝詞」に合わせるようにいつしか四柱の神に変更されている。そしてその瀬織津比咩とは、遠野の早池峯の女神でもあるのだ。
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桜が咲き始めた遠野であるから、早池峯の女神であり桜の女神であるから、桜に関する酒を奉納しよう。
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桜神さくなだりである。





# by dostoev | 2023-04-10 17:02 | 瀬織津比咩雑記

雲海(2023.03.31)

雲海(2023.03.31)_f0075075_06091039.jpg
昨日3月30日も、雲海が発生していた。そして今朝、3月31日も遠野は朝霧に包まれていたので、久々に高清水山の展望台へと行って見る事にした。途中、カモシカと車が来ても逃げないハクビシンに遭遇。そして、山頂付近にはニホンシカの群れがいた。

舗装道路の雪は、この時期には珍しくまったく無かった。やはり雪が少なく暖かい冬のせいだろう。以前だったら、4月半過ぎにどうにか展望台に来れたくらいだったから。
雲海(2023.03.31)_f0075075_06135034.jpg
高清水山の草原は霜で真っ白になっており、また朝霧が草の上を漂っていた。
雲海(2023.03.31)_f0075075_06151253.jpg
雲海は、いつもの雲海という感じ。日の出前だったが劇的に変化する感じでは無かった。気になったのは、南の方角から光が点滅していた。今までその方向に照明らしきは無いと思っていたが、よくよく考えてみると去年から南貞任山に風車が設置されていたのを思い出した。恐らく、南貞任山の風車の照明が光っているのだろうと思った。
雲海(2023.03.31)_f0075075_06152564.jpg
日の出前だが、帰る事にした。とにかく、自分にとっては今年最初の、山から見た雲海だった。


# by dostoev | 2023-03-31 06:22 | 遠野情報(雑記帳)

「現代遠野物語」 第百十七話(中空の声)

佐々木某家の母親が亡くなった。もうすぐ93歳になる手前だった。その母親の葬儀の準備をする為に、兄弟三人に加え葬儀屋さんを交えた四人で打ち合わせをしている最中の事だった。ハッキリとは聞き取れなかったが、何かのフィルターを通したかのような女性の声が中空から聴こえてきた。その声に反応して、皆がその方向を見た。兄弟三人の中の長女がその声に反応して「お母さん!お母さんでしょ!?」と叫んだ。

身体は亡くなっても、魂は四十九日の間彷徨うとされる。その彷徨っている魂が発した声だったのかはわからない。ただ確実なのは、中空から響いたその女性のような声を、その場にいた四人が同時に聞いたという事だった。

# by dostoev | 2023-03-21 06:33 | 「現代遠野物語」110話~