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慰霊の森での思い出体験![]() 御伽屋の一階フロアに外部の人や、宿泊客なども参加し飛び入りの怪談話も飛び交い、無事に終了。しかし、怪談話にあてられたのか、宿泊客3名がそのままフロアに残って雑談が始まった。そうしているうちに、誰かが「そういえば、岩手県には慰霊の森という有名な心霊スポットがありますよね?」と言った。すると他の宿泊客も興味深そうに慰霊の森の話に聞き入っていた。そんな中、誰かが「行ってみたい!」と言い始め、他の宿泊客も興味津々に賛同し始めた。自分もまた気持ちが盛り上がってしまったので、「それじゃ今から行きますか。」と言ってしまったのは、もう夜中の12時頃の事だった。 ![]() #
by dostoev
| 2025-07-05 10:59
| 民宿御伽屋情報
緊縛トイウモノ小島俊一「宮古・閉伊秘話」の中に「中里の新蔵塔 縄しばり観音さま」という話が紹介されている。ここでの中里とは、岩手県岩泉町の中里である。話は、文化十一年(1814年)あまりの南部藩の悪政に訴え出た中里の者たちの代表三人が罰を食らい亡くなった。その魂を供養するために騒動二十八年後の天保十三年(1842年)八月二日、中里村正徳寺に観音菩薩坐石像(高さ60センチ、台座40センチ)を造立した。その供養観音が「縄しばり観音」 と呼ばれるようになったのは、いつしか誰かが縄で縛ったからとされる。何故に縄で縛ったのかの理由は、どうやら下記の通りらしい。 「願掛けが叶うように観音を縄でぎりぎり縛り、願いが叶うと解き、縛る事で祈願が切実な事を観音様に身をもって体験してもらう呪術」 ところで、この縄しばり観音は昭和36年の三陸フェーン災害によって崩壊したようだ。しかし平成22年(2010年)に、多くの人たちの寄付などによって再興したそうである。現在の縄しばり観音石像は、岩泉町のブログ「いわいずみブログ」で見る事ができる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 庶民の間での観音の認識は「仏を呼ぶ音を観て救いに来るのが観音様」だともいわれる。つまり、神や仏との仲介役のような存在。実際には、観音を言い表すには複雑怪奇で単純ではないのだが、庶民の間に普及するには単純な認識によるものが多かったようだ。それは、観音や如来を女性と認識していたよう。昔の時代劇に、遊郭などの女性の女陰を前にして、手を合わせ「ありがたや、ありがたや。」と祈るシーンが表現されていたのも、観音や如来を女性と重ねているふしがあった。実際に、浄土真宗の親鸞は夢に現れた観音と交わった逸話がある事からも、かなり古い時代から女性と観音は結び付けられていたようである。 もしかしてだが、この岩泉町中里の縄しばり観音は、東京都文京区茗荷谷の林泉寺に古くから伝わる「しばられ地蔵」が伝播されて誕生したものだろうか。宮田登「近世の流行神」に、この林泉寺のしばられ地蔵が紹介されている。文化9年(1812年)から文政12年(1829年)に成立した見聞記「遊歴雑記」には、こう記されている。 「志願ある者は荒縄を以て彼尊像を幾重にも縛り、願かなふて後己が縛りし縄を解きて奉るとなん」 宮田登の解説には「縛る事が己が祈願の切実さを、地蔵に身にもって体験してもらいたいことを示す呪術なのであって、こうした直接的な行為を自由に実行できる気安さを持つことが地蔵をして大いに流行させた原因となっている。」と述べている。 この林泉寺の縛り地蔵の姿は、下記の林泉寺HP「林泉寺」で確認できる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 観音が女性と結び付くイメージだとして、それを縛るで思い出すのが"緊縛"。緊縛とは、エロスを感じるSM世界の文化でもある。ウィキペディアで緊縛を読んでみると、江戸時代に遡るなど様々な俗説があるが、実際のところ1950年以降に形成されたものらしい。ただ、その緊縛を形成した人物の意識の根底に観音などを縛って願いをかなえる文化があった事を知っていた可能性はあるだろう。それはエロス的表現として、観音像をリアルな女性に変えただけなのかもしれない。
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by dostoev
| 2025-06-03 13:04
| 「トイウモノ」考
「現代遠野物語」 第百二十一話(現代の山口孫左衛門の没落)![]() 「遠野物語20」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この「遠野物語20」の冒頭に「此兇変の前には色々の前兆ありき。」と書かれているのは、山口家の没落を意図している。ザシキワラシが出て行った話も含め、没落の前にはいろいろな前兆があったとされる。その一つとして、蛇の事が紹介されている。大きな蛇を打ち殺した其の跡の秣(まぐさ)の下から「いくらとも無き蛇ありて、うごめき出でたるを」と記されている。これは蛇が冬眠する時に沢山集まって塊となる場合がある。昔、「日本沈没」のテレビドラマで、地震という変事の兆候としてこの無数の蛇の塊を登場させていたのを記憶している。実は、これと同じ事が平成の世に起きていた。 山口商店という豆腐を作る、町工場があった。平成の世となり、話によればコンサルタント会社にそそのかされ、工場を広い敷地に移転して事業拡大をしたそうである。その工場の跡地から、夥しい蛇が出てきて、それを"処分"したそうである。しかし蛇は祟るものとしても知られるため、そこに蛇塚を建て、今でもその地にあると云う。しかし、その後、山口商店は没落してしまったのは、まるで「遠野物語20」と同じだと噂された。 山口部落の山口の語源とは、広く山の入り口を意味する。この山口部落は、沿岸に通じる境木峠の入り口でもある事から、この地に移り住んだ者が山口を名乗ったものと思われる。山口部落にある薬師堂の辺りは山口館があった場所として知られる。その館主は、山口修理であると伝わる。山口修理は、阿曽沼氏の家臣であったと云われるが、はっきりとはわかっていない。当初は柏崎館にいたものを、後から山口館に移り住んだと伝えられる。その家系に、「遠野物語」に登場する山口孫左衛門がいるのだが、その孫左衛門の血筋は松崎へと移り住み、遠野の山口という姓は、阿曽沼時代からの山口修理であり、山口孫左衛門の血筋であると云われる。歴史は繰り返すというが、奇妙な蛇の話の重複からの没落を、なんと言ってよいものであろうか。
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by dostoev
| 2025-05-04 18:32
| 「現代遠野物語」120話~
野良子猫![]() ある夜の遅くに目覚めた自分は、トイレに行こうとした。すると、たまたま誘導灯の灯りの照らし出された灰色の小さな動物に遭遇した。その灰色の動物はピョン!と跳ねて逃げて行った。その時は、ネズミの大きいやつ?と思っていた。そして、その後に遭遇した時に、その正体を確認したら子猫だった。灰色と思ったのは、誘導灯の薄暗い灯りで、よく見えなかったせいもあったのだろう。 その頃の遠野は、既に気温が低下しており、かなり寒い日が続いていた。この子猫は、家の猫の出入り口から侵入し、この建物内部に潜んで生活していたようだった。ある日の晩は、プーンとウンチの臭いが漂っているなと思ったら、この野良子猫が家の猫用のトイレでウンチしているのを目撃。ちゃっかり、家の猫用の餌を食べ、猫用トイレを使用し、あたかも自分の住まいのように生活していたのだった。しかし、ある日の事、家の猫に見つかり、家の外へと追い出されたのだった。 何となくその子猫が気になったので、家の猫の裏の出入り口辺りにトレイルカメラを仕掛け、餌を置いてみた。するとやはり、この家に未練があるのか。というより、この遠野の冬の寒空で、餌付きの温かい空間に出入り自由の場所は、ここしかないだろうという判断から、やはり子猫は入ってきた。そして、そのまま家の内部に入り込み、潜んでいたところを保護(捕獲?)したのだった。使っていないゲージがあったので、取り敢えずそこに生活させる事にした。 ![]() ![]() ![]() #
by dostoev
| 2025-02-02 11:05
| 民宿御伽屋情報
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