遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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遠野不思議 第八百三十三話「座敷少女?」

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佐々木喜善「遠野奇談」によれば、遠野市新町に奥田某という家の婆様が、用事で二階の座敷へ行くと、そこには非常に綺麗な17歳くらいに見える娘が赤い着物を畳んでいたが、婆様を見ると、慌ただしく立ち上がり、奥の部屋の方に隠れたという。これもまた座敷ワラシであろうとしているが、この前の座敷婆子も含め、屋敷に現れる物の怪を全て座敷ワラシにしてしまうのには無理があると思える。単純に幽霊でもよさそうなのだが、幽霊には足が無いという昔の定説に従えば、幽霊では無いとされる。「遠野物語」を含め、遠野の伝承などを読んでいると、座敷に現れるのは座敷ワラシで、怪しい出来事の殆どは狐の仕業と相場が決まってしまうのは何故か。それは、そうした方が無難であるというのも理由であろう。それよりも、幽霊と座敷ワラシとの境界線が曖昧な事が、一番の理由ではなかろうか。
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座敷ワラシの多くは5、6歳の少女とされている。7歳までは神の子とされた時代、7歳未満の子供というのは、人間を逸脱した存在であるとされていた。それ故に、7歳を過ぎて普通の人間に戻るのであれば、二階の座敷に現れた17歳くらいの娘は、座敷ワラシでは無い、別の存在という事になる。神話世界に少童神が登場するのだが、その少童神は歳を取る事無く、その姿を維持している。神という存在になった時点で、どうも成長は止まるようだ。それならば、座敷ワラシもまた神に準ずる存在であるならば、その成長は止まったままで、永遠に7歳未満の子供の姿を維持している筈である。

童とは、一人前に見做されない存在である。当然座敷童子とも書き記す事から、座敷ワラシは男にも女にも成りきれない、どちらかといえば中世的な存在となる。例えば、幼名というものがあるように、また昔は髪型が成長と共に変化していくように、子供から大人へと、体も含め、名や髪型を変えていったものである。「梁塵秘抄」に、こういう歌が載っている。

遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん、

         遊ぶ子供の声聞けば、我が身さへこそ動がるれ


子供の遊びは、いわば神の子の遊ぶ姿であり、それは傍目からただ眺めるだけだった。座敷ワラシが目の前に現れても、それは神の領域であろうから、ただ眺める、もしくは見つめるだけで、それを自然のものとして捉えるしかなかった筈だ。何故なら、神とは自然そのものでもあるからだ。ところが17歳というば生理が始まっており、もう既に大人の女性である。現代ならば、17歳はまだ少女であるとも云えそうだが、昔は既に嫁ぐ事の出来る年齢である。柳田國男は22歳の頃、16歳の少女に恋い焦がれたという。それは既に大人の女性と見做していたからであった。となれば、17歳の少女を座敷ワラシと見做すには、少々無理があるというもの。ただしかし、大物忌という存在が神社界には存在する。大物忌とは、神聖童女祭祀者であり、神に奉仕する少女であった。幼少の頃に選任されれば、父親の死に遭遇しない限り成女となるまで神に奉仕続けるのだった。漫画で恐縮だが、西森博之「鋼鉄の華っ柱」にも、この大物忌が紹介されている。代々続く古い家柄では、この制度を今でも採用しているものかもしれないと思えるような漫画であった。それはつまり、世間からは隠された存在。ある意味、奥座敷に閉じ込められているようなものであろう。しかし、神に奉仕するという大事な使命を帯びている事から、それを名誉として受け継がれてきた歴史がある。神に奉仕する存在が、限りなく神に近い存在であるならば、この奥田家に現れた少女もまた、人目については成らない、大物忌のような神の一人であったのかもしれない。
by dostoev | 2014-10-31 20:12 | 遠野不思議(伝説) | Comments(0)

遠野不思議 第八百三十二話「お湯を飲め」

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佐々木喜善「遠野奇談」には、飢饉の悲惨な話がいくつか紹介されている。その信憑性には疑問符が付くものの、取り敢えず佐々木喜善の紹介した飢饉の話として残っている事実だけは確かであろう。

ある時、少年が年上の男に行き会った。その男は少年に向って「お前は飯を食べたのか。」と聞くと「食べた。」と答えた。「それならば、その後にお湯を飲んだか?」と聞くと少年は「飲んでねぇ。」と答えた。すると、その少年を殺して腹を裂き、胃の中の飯を取って食べたという。

それから「食後には、必ずお湯を飲むものだ。お湯を飲まぬと、食ったものがそのまま腹の中で崩れずにあるものだ。」これも生きる為の一つの術であったのだろうか?佐々木喜善とその同時代の子供達は、この話を聞かされた育ったという。この話は「遠野物語53」にも通じる話であるが、この「遠野物語53」と同じ話が鳥では無く、リアルな人間の話として伝わっていた。これは次の記事で紹介する事とする。
by dostoev | 2014-10-30 12:54 | 遠野不思議(伝説) | Comments(2)

遠野不思議 第八百三十一話「座敷婆子(ザシキバッコ))」

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佐々木喜善「遠野奇談」には、座敷婆子なるものの紹介がある。座敷童子は家に棲み付き、その間家は繁栄すると云われるが、この座敷婆子には、そういう話は無いようだ。

土渕の大洞某という男が、上閉伊郡栗橋村の清水という家に泊まりに行った時の事であったと。奥座敷と表座敷の間くらいの部屋に泊まった時、何だか変に眠れない夜中の事、床の間辺りに何者かがゲタゲタと笑っていたのに、うつらうつらしていた意識が戻ったという。布団から頭を上げて床の間の方を見やると、そこには坊主頭の老婆が蹲って布団の男の方を見つつ笑っていたのだと。それからその座敷婆子は、四つん這いになってその男の方に這って来ては後戻りし、それを二三度繰り返すと、再び男に向って笑うのだそうな。男も恐ろしくなったのか、やはり四つん這いになって逃げだしたそうだが、それを家人に見つかり、大笑いをされたそうな。家人はその座敷婆子に慣れているようで「お客さんは、昨夜逆夜這いをされて、さぞお楽しみであったろう」と揶揄されたそうである。

座敷という名が付く婆子であるが、これを座敷ワラシと同列に扱って良いのか疑問になる。ただ言えるのは、座敷に現れる妖怪という意味では、座敷ワラシも座敷婆子も同じなのだろう。想像するに、実際その家に棲む老婆が、客に夜這いをかけにきたとしても、妖怪であろうが、実在の人間であろうが、どちらにしろ座敷婆子とは、恐ろしいものであるのだけは理解できる(^^;
by dostoev | 2014-10-29 12:59 | 遠野不思議(伝説) | Comments(0)

漫画本の棚卸(01)

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昨日、漫画本の整理をして、かなりの漫画本を処分したが・・・それでも、まだかなりある。合計は漫画本だけで4507冊か?書籍全体としても、処分した数はせいぜい2割程度だったか。しかし処分しても、まだ連載を続けている漫画があるので、結局再び増え続けるのだろう…。
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竿尾悟       「ゲート 4―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」(全5巻 続刊)

朱戸アオ      「ネメシスの杖」(全1巻)

小野双葉      「黒い家」(全1巻)

田口ケンジ     「DCD」(全9巻)

西義之        「ムヒョとロージーの魔法律事務所」(全18巻)

いなだ詩穂      「ゴーストハント」(全12巻)
             「悪魔の棲む家 ゴーストハント」(全2巻 続刊)

那州雪絵       「魔法使いの娘」(全8巻)
             「魔法使いの娘に非ズ」(全4巻 続刊)

西森博之       「今日から俺は!!」(全38巻)
             「天使な小生意気」(全20巻)
             「お茶にごす」(全11巻)

山内泰延       「男子高校生の日常」(全7巻)

原泰久       「キングダム」(全36巻 続刊)

沙村弘明      「無限の住人」(全30巻)
            「ベアゲルター」(全1巻 続刊)

魚戸おさむ     「イリヤッド」(全15巻)

梶川卓郎      「信長のシェフ」(全11巻 続刊)

久慈光久      「狼の口」(全6巻 続刊)

笠原真樹      「群青戦記」(全4巻 続刊)

碧也ぴんく     「天下一!!」(全6巻)

森薫         「エマ」(全10巻)
            「乙嫁語り」(全6巻 続刊)

槇えびし       「天地明察」(全7巻 続刊)

菅原敬太       「走馬灯株式会社」(全10巻)

岡村星        「誘爆発作」(全4巻 続刊)

片山ユキヲ     「花もて語れ」(全13巻)

清家雪子      「秒速5センチメートル」(全2巻)
            「まじめな時間」(全2巻)

尾崎かおり      「神様がうそをつく」(全1巻)

三部けい       「魍魎の揺りかご」(全5巻)
             「僕だけがいない街」(全4巻 続刊)

太田羊羹       「ヒト喰い」(全8巻 続刊)

飯沼ゆうき      「何もないけど空は青い」(全2巻 続刊)

菊池昭夫       「Dr.DMAT〜瓦礫の下のヒポクラテス」(全6巻 続刊)

新井英樹       「宮本から君へ(ワイド版)」(全4巻)
             「キーチ!」(全9巻) 「キーチVS」(全11巻)

古谷兎丸       「ぼくらの ひかりクラブ」(全3巻)
             「ライチクラブ」(全1巻) 
             「自殺サークル」(全1巻)
             「少年少女漂流記」(全1巻)
             「インノサン 少年十字軍」(全3巻)
             「彼女を守る51の方法」(全5巻)

武富健治       「鈴木先生」(全12巻)
             「惨殺半島赤目村」(全2巻)
             「ルームメイト」(全3巻)
             「狐筋の一族」(全1巻)

中川いさみ      「ストラト!」(全4巻)

小玉ユキ        「坂道のアポロン」(全10巻)

末次由紀       「ちはやふる」(全26巻 続刊)

ヨシノサツキ      「ばらかもん」(全10巻 続刊)
              「はんだくん」(全2巻 続刊)

いたち          「僕は友達が少ない」(全11巻 続刊)

清水しの         「狼少年は嘘をつかない」(全2巻 続刊)

宵待草          「リライフ」(全1巻 続刊)

シモダアサミ       「中学生日記」(全2巻)

君塚力          「第三次性徴期、大塚くん!」(全2巻 続刊)

ハシモト          「ニーチェ先生」(全2巻 続刊)

椿いづみ         「月刊少女 野崎くん」(全5巻 続刊)

赤星トモ          「思春期シンドローム」(全2巻)

ゴトウユキコ        「R-中学生」(全3巻)

玉川重機          「草子ブックガイド」(全3巻)

笠井スイ          「ジゼル・アラン」(全4巻 続刊)

灰原薬           「王天の門」(全2巻 続刊)

菅原キク          「ホーリーホーリー」(全1巻 続刊)

鶴ゆみか          「ヒーローマスク」(全4巻 続刊)

杉本亜未          「ファンタジウム」(全8巻 続刊)
                「アマイタマシイ」(全2巻 続刊)

          

藤崎竜        「屍鬼」(全11巻)

石井あゆみ     「信長協奏曲」(全11巻 続刊)

大須賀めぐみ    「魔王」(全10巻)
             「ヴァニラフィクション」(全5巻 続刊)

鈴木央        「ライジングインパクト」(全17巻)

諫山創        「進撃の巨人」(全15巻 続刊)

藤村緋二       「神さまの言うとおり」(全5巻)
             「神さまの言うとおり 弐」(全8巻)

羅川真理茂      「ましろのおと」(全12巻 続刊)

大今良時        「聾の形」(全6巻 続刊)

勝田文         「しゃべれどもしゃべれども」(全1巻)

荒川喜夫        「ピアノのムシ」(全4巻 続刊)

柳沼行          「群青の時雨」(全4巻)

山田玲司        「アリエネ」(全8巻)

岩本ナオ        「町でうわさの天狗の子」(全12巻)

深谷かほる       「ハガネの女」(全10巻)
   
佐藤友生        「トモダチゲーム」(全2巻 続刊)

長田龍伯        「アビス」(全2巻 続刊)

恵広史          「ブラッディ・マンディ」(全10巻)
               「ブラッディ・マンディ 絶望の匣」(全8巻)
               「ブラッディ・マンディ ラストシーズン」(全4巻)
               「ACMA:GAME」(全8巻 続刊)

竹内友          「ボールルームへようこそ」(全6巻 続刊)

技来静也        「セスタス」(全15巻)
              「拳奴死闘伝セスタス」(全4巻 続刊)

和泉かねよし      「女王の花」(全10巻 続刊)

都戸利津        「嘘解きレトリック」(全3巻 続刊)

森本梢子        「アシガール」(全4巻 続刊)

FLIPEFLOPs     「ダーウィンズゲーム」(全4巻 続刊)

乃木坂 太郎      「医龍」(全25巻)

佐藤 秀峰        「ブラックジャックによろしく」(全13巻)
               「新ブラックジャックによろしく」(全9巻)

山田貴敏          「Dr.コトー診療所」(全26巻 続刊)

こしのりょう         [Ns’あおい](全30巻 続刊)
                [Ns’あおいthose days](全2巻)

ハロルド作石        「BECK」(全34巻)
                「RiN」(全7巻 続刊)
         
村上もとか         「六三四の剣」(全24巻)
                「龍ーRONー」(全42巻)
                「JINー仁ー」(全20巻)

外園昌也          「エマージング」(全2巻)
                「鬼畜島」(全1巻 続刊)

小山 ゆう          [あずみ](全48巻)
                「AZUMI」(全18巻)
            
皆川亮二          「ADAMAS」(全11巻)
                「PEACE MAKER」(全13巻 続刊)
                「ARMS」(全22巻)
                「D-LIVE!!」(全15巻)
           
なかいま強         「ライスショルダー」(全18巻)

ながてゆか         「信長」(全9巻)
           
さだやす圭         「ああ播磨灘」(全28巻)

尾田 栄一郎        [ONE PIECE ] (全75巻 続刊)

岸本斉史          [NARUTO-ナルト-](全70巻 続刊)

久保帯人          [ブリーチ ](全65巻 続刊)

富樫義博         [HUNTER×HUNTER](全32巻 続刊)
               [幽遊白書(完全版)](全15巻)
               「レベルE」(全3巻)

鳥山明          「ドラゴンボール(完全版)」(全34巻)

小畑健          「ヒカルの碁」(全23巻)
               「デスノート」(全12巻)

空知 英秋          [銀魂](全56巻)

八木 教広          [CLAYMORE](全26巻 続刊)
               「エンジェル伝説」(全15巻)

古舘春一       「ハイキュー!!」(全13巻 続刊)

佐伯俊         「食卓のソーマ」(全9巻 続刊)

アミュー        「この音とまれ! 」(全6巻 続刊)

勝木光         「ベイビーステップ」(全32巻 続刊)

たかしげ宙      「死がふたりを分かつまで」(全23巻 続刊)

いしぜきひでゆき   「コンシェルジュ」(全21巻)
              「コンシェルジュ プラチナム」(全9巻 続刊)

松江名俊        「史上最強の弟子ケンイチ」(全59巻 続刊)
              「史上最強の弟子ケンイチ+プラス」(全1巻)

一色希彦        「日本沈没」(全15巻)

坂本眞一        「孤高の人」(全17巻)

石塚真一        「岳」(全18巻)
              「BLUEGIANT」(全3巻 続刊)

中原裕          「奈緒子」(全33巻)
               「奈緒子 新たなる疾風」(全6巻)
               「ラストイニング」(全44巻)

中村 尚儁        「じゅういちぶんのいち」(全9巻)

ひぐちアサ        「おおきく振りかぶって」(全23巻 続刊)

原点火           「ミタライ」(全3巻)

ヤマザキマリ       「テルマエロマエ」(全6巻)

高橋慶太郎        「ヨルムンガンド」(全11巻)

平本アキラ        「監獄学園」(全14巻 続刊)

細野不二彦       「電波の城」(全23巻)

山本隆一郎       「サムライソルジャー」(全27巻)

冬川基          「とある科学の超電磁砲」(全10巻 続刊)

近木野中哉       「とある魔術の禁書目録」(全13巻 続刊)

山路新          「とある科学の一方通行」(全1巻 続刊)

永瀬ようすけ       「生れる価値のなかった自分が
                 アンナのためにできるいくつかのこと」(全2巻 続刊)

大前田りん        「ガケップチカフェ」(全1巻)

二宮ひかる         「ハネムーンサラダ」(全4巻)
                「ベイビーリーフ」(全1巻)

木多康昭          「喧嘩商売」(全24巻)
                「喧嘩稼業」(全2巻 続刊)

信濃川日出雄       「少年よギターを抱け」(全3巻 続刊)

えすとえむ         「うどんの女」(全1巻)

唯登詩樹          「最近この世界は私だけのモノになりました」(全1巻 続刊)

佐伊村司          「異骸」(全1巻 続刊)

山口かつみ         「風俗行ったら人生変わったwww」(全2巻)

都留泰作           「ムシヌユン」(全1巻 続刊)

タイム涼介          「アベックパンチ(ワイド版)」(全3巻)

岡崎武士           「レッツ☆ラグーン」(全3巻 続刊)

井上智徳           「COPPELION」(全21巻 続刊)

日笠優            「カナヤゴ」(全2巻 続刊)

田代哲也          「アカメが斬る!」(全10巻 続刊)

だろめおん         「ゲンガンアシュラ」(全10巻 続刊)

蛇蔵&海野凪子      「日本人の知らない日本語」(全4巻)

鈴木さちこ          「日本全国ゆるゆる神社の旅」(全1巻)

佐藤両々           「わさんぼん」(全4巻 続刊)

宮成樂            「晴れのちシンデレラ」(全7巻 続刊)

宮原るり           「みそララ」(全6巻 続刊)
                 「恋愛ラボ」(全11巻 続刊)

東村アキコ         「きせかえユカちゃん」(全11巻)
                「ひまわり」(全13巻)
                「海月姫」(全14巻 続刊)
                「かくかくしかじか」(全4巻 続刊)

森本梢子          「研修医なな子」(全7巻)

神尾葉子          「花より男子(完全版)」(全20巻)

太田モアレ         「鉄風」(全6巻 続刊)

小山宙哉          「宇宙兄弟」(全24巻 続刊)

徳弘正也          「狂四郎2030」(全20巻)
                「黄門さま」(全3巻 続刊)

玉井雪雄          「オメガドライブ」(全14巻)
                「オメガドライブキングダム」(全11巻)

鳥山英司          「悪の経典」(全6巻 続刊)

羽海野チカ         「3月のライオン」(全9巻 続刊)

麻生みこと          「そこをなんとか」(全9巻 続刊)
                 「海月と私」(全2巻 続刊)

筒井哲也           「予告犯」(全3巻)
                 「ダズハント」(全1巻)
                 「リセット」(全1巻)
                 「マンホール」(全3巻)

北崎拓            「たとえばこんなラヴソング」(全6巻)
                 「クピドの悪戯」(全7巻)
                 「サクランボシンドローム」(全11巻)
                 「このSを見よ!」(全15巻)

むつきつとむ         「このお姉さんはフィクションです!?」(全6巻 続刊)

さそうあきら          「マエストロ」(全3巻)
                  「神童」(全4巻)

山田芳裕            「デカスロン」(全23巻)

柏木ハルコ           「花園メリーゴーランド」(全4巻)
                  「ブラブラバンバン」(全5巻)
                  「地平線でダンス」(全5巻)
                  「コジューツ」(全2巻)

神江ちず            「万能鑑定士Qの事件簿」(全5巻 続刊)

蒼崎律              「特等添乗員の難事件」(全2巻 続刊)

本橋翡              「言の葉の庭」(全1巻)

西餅               「ハルロック」(全2巻 続刊)

弓月光              「甘い生活」(全40巻)
                   「甘い生活 2nd season 」(全4巻 続刊)
                   「瞬きのソーニャ」(全2巻 続刊)
by dostoev | 2014-10-29 09:56 | 民宿御伽屋情報 | Comments(2)

漫画本の棚卸(02)

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情報量が多過ぎて、記事を一つにまとめる事が出来なかったので、これが02記事。
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梶原にき             「東京異聞」(全4巻)

富明仁              「玲瓏館健在なりや」(全2巻)

山田恵庸             「エデンの檻」(全21巻)
                   「DEATHTOPIA」(全1巻 続刊)

松浦だるま            「累」(全4巻 続刊)

広江札威             「ブラック・ラグーン」(全10巻)

キムラダイスケ          「マージナル・オペレーション」(全2巻 続刊)

押切蓮介             「ミスミソウ」(全3巻)
                   「サユリ」(全2巻)
                   「ゆうやみ特攻隊」(全13巻)

巴亮介               「ミュージアム」(全3巻)

合田蛍冬              「ドクムシ」(全2巻 続刊)

神崎裕也              「不能犯」(全2巻 続刊)

西崎泰正              「監禁探偵」(全2巻)

花沢健吾              「ボーイズオン・ザ・ラン」(全10巻)

ミックス・アップ           「マネーファイト」(全1巻 続刊)

オギノ                「アクノヒガン」(全1巻 続刊)

井上淳哉              「BTOOOM!」(全15巻 続刊)

小原槇司              「地球戦争」(全4巻 続刊)

連打一人              「王様ゲーム」(全5巻 続刊)

栗山廉士              「王様ゲーム 終極」(全5巻)

山田J太               「王様ゲーム 起源」(全3巻 続刊)

清原紘               「アナザー」(全4巻)

漆原友紀              「蟲師」(全10巻)
                    「日蝕む翳」(全1巻)
                    「水域」(全2巻)

押見修造              「惡の華」(全10巻)
                    「ぼくは麻里のなか」(全3巻 続刊)
                    「スイートブールサイド」(全1巻)

こざき亜衣             「あさひなぐ」(全12巻 続刊)

石田スイ              「東京喰種」(全14巻)

交田稜               「ビブリア古書堂の事件手帳」(全3巻 続刊)

タスクオーナー           「氷菓」(全7巻 続刊)

高橋 留美子      [うる星やつら ](全34巻)
              「犬夜叉 ](全56巻)
              「人魚シリーズ」(全3巻)
              「高橋 留美子劇場」(全2巻)
              「るーみっくわーるど」(全2巻)

一色 まこと       [ピアノの森 ](全25巻 続刊)

二ノ宮知子             [天才ファミリー・カンパニー](全6巻)
                   「グリーン」(全4巻)
                   [のだめカンタービレ](全24巻)

深谷かほる            「ハガネの女」(全10巻)

小林 尽              [School Rumble](全22巻)
                   「School Rumble Z」(全1巻)
                   [夏のあらし!](全8巻)

井浦秀夫             「弁護士の九頭」(全10巻)
                   「弁護士の九頭 第二審」(全10巻 続刊)

あおきてつお           [緋が走る](全15巻)
                   [美咲の器](全9巻)
             
浦沢 直樹             [YAWARA!](全28巻)
                   [Happy!](全23巻)
                   [MASTERキートン](全18巻)
                   「20世紀少年」(全22巻)
                   「21世紀少年」(全2巻)
             
東條仁               「カフス」(全32巻)        
              
奥 浩哉              [GANTZ-ガンツ-](全37巻)
                   「赤と黒」(全2巻)
                   「いぬやしき」(全2巻 続刊)

朝基まさし             「サイコメトラーEIJI」(全25巻)
               
高橋ツトム             [地雷震](全19巻)
                   「地雷震ディアブロ」(全3巻)
                    [鉄腕ガール](全9巻)
                    「ブルーヘヴン」(全3巻)
                
楳図かずお            「漂流教室(完全版) 」(全3巻)
                    「神の左手悪魔の右手」(全4巻)
                
松本 光司              [クーデタークラブ](全6巻)
                
望月峯太郎             「ドラゴンヘッド」(全10巻)

寺沢武一              [コブラ](全10巻)
                    [ゴクウ](全3巻)
                    [カブト](全2巻)
                    [コブラ 聖なる騎士の伝説](全1巻)
                    [COBRA](全14巻)

森 恒二               [ホーリーランド](全18巻)
                    「自殺島」(全12巻 続刊)
                    「デストロイandレボリューション」(全6巻 続刊)

遠藤浩輝              「オールラウンダー廻」(全14巻 続刊)

森川 ジョージ            [はじめの一歩](全108巻 続刊)
 
甲斐谷忍              [ONE OUTS] (全19巻)
                   「太平天国演義」(全3巻、未完)
                   「LIAR GAME」(全17巻 続刊)
                   「LIAR GAME A」(全1巻)

惣領 冬実             [太陽のイヂワル](全1巻)
                   [ES](全8巻)
                   「チェーザレ 破壊の創造者」(全10巻 続刊)

佐々木倫子           「おたんこナース」(全6巻)
                  「Heaven?」(全6巻)
                  「月舘の殺人」(全2巻)
                   「チャンネルはそのまま!」(全6巻)

山下和美             「不思議な少年」(全9巻 続刊)
                   「山下和美 短編集」(全1巻)

美内すずえ            [ガラスの仮面](全49巻 続刊)

荒木飛呂彦            「ジョジョの奇妙な冒険」(全63巻)

藤田 和日郎           「うしおととら(完全版)」(全18巻)
                   「からくりサーカス」(全43巻)
                   「邪眼は月輪に飛ぶ」(全1巻)
                   「黒博物館スプリンガルド」(全1巻)
                   「短編集 夜の歌」(全1巻)
                 
幸村誠               [ヴィンランド・サガ](全15巻 続刊)

橋本 孤蔵            [きららの仕事](全16巻)
                   「慶太の味」(全3巻)
                   「きららの仕事ワールドバトル」(全7巻) 

寺沢大介              「将太の寿司」(全14巻)
                   「将太の寿司-全国大会編-」(全8巻)

久保ミツロウ            「モテキ」(全4巻)
                    「アゲイン!!」(全12巻)
                   「トッキュー!」(全20巻)

朔ユキ蔵              「ハクバノ王子様」(全10巻)
                
山崎紗也夏            「サイレーン」(全5巻 続刊)                        

山岸涼子              [舞姫 テレプシコーラ](全15巻)
                   「他作品」(全4巻)
                

田村由美               [BASARA](全27巻)
                    [7SEEDS](全27巻 続刊)

亜月裕                [伊賀のカバ丸](全8巻)
                    「伊賀のこカバ丸」(全3巻)
     
池田理代子             「ニーベルンクの指輪」(全4巻)
                     「エリザベス女王」(全1巻)


河合 克敏           [帯をギュッとね!](全30巻)
                  [モンキーターン](全30巻)
                  [とめはねっ!](全12巻 続刊)

大和和紀           「あさきゆめみし」(全5巻)          
           
里中満知子         「ギリシア神話」(全8巻)
                 「女帝の手記」(全4巻)

王欣太            「蒼天航路」(全36巻)

曽田正人           [昴 スバル](全11巻)
                 「シャカリキ!」(ワイド版全7巻)
                 「ムーン」(全9巻)
                 「カペタ」(全32巻)

ヒラマツ・ミノル        [ヨリが跳ぶ](全20巻)
                 「アサギロ」(全10巻)

小林まこと          「柔道部物語」(全11巻)      

荒川 弘            [鋼の錬金術師](全27巻)
                 「銀の匙」(全12巻 続刊)
                 [アルスラーン戦記](全2巻 続刊)

道原かつみ         「銀河英雄伝説」(全11巻)
                 「銀河英雄伝説~英雄たちの肖像」(全4巻 続刊)

岩明均            「寄生獣(完全版)」(全8巻)
                 「七夕の国(完全版)」(全2巻)
                 「ヒストリエ」(全8巻 続刊)
                 「ヘウレーカ」(全1巻)
                 「雪の峠・剣の舞」(全1巻)

永久保貴一          [御石神落とし](全8巻)
                 「生き人形」(全1巻)
                 「神道オカルト草紙」(全1巻)
                
前川 たけし          [鉄拳チンミ](全35巻)
                 [新・鉄拳チンミ](全20巻)
                 [鉄拳チンミ 外伝](全4巻)
                 [鉄拳チンミLegends](全17巻 続刊)
 
馬場 康誌           [空手小公子 小日向海流](全50巻)
                  「空手小公子物語」(全6巻)

日本橋 ヨヲコ         [少女ファイト](全6巻 続刊)

里見 桂            [ゼロ](全78巻)

三田紀房           「ドラゴン桜」(全21巻)
                 「エンゼルバンク」(全14巻)
                 「銀のアンカー」(全8巻)
                 「インベスターZ」(全5巻 続刊)

島袋光年           「世紀末リーダー伝 たけし!(完全版)」(全13巻)

高倉あつこ          「デブになってしまった男の話し」(全3巻)
                 「山おんな壁おんな」(全12巻 続刊)

水木しげる          「妖猫夜話」(全1巻)

高橋よしひろ         [銀牙](全10巻)
                 [銀牙外伝 雅武](全1巻)

大河原 遁            [王様の仕立て屋](全32巻)
                  「王様の仕立て屋 ナポレターナ」(全7巻 続刊)

井上 雄彦            [SLAM DUNK(完全版)](全24巻)
                  [リアル](全13巻 続刊)
                  「バカボンド」(全37巻 続刊)

諸星大二郎          [西遊妖猿伝](全16巻)
                 「西遊妖猿伝 唐域編」(全5巻 続刊)
                  [諸怪志異](全4巻)
                 [マッドメン](全2巻)
                 [他作品](全14巻)

星野 之宣           [宗像教授伝奇考](全6巻)
                 [宗像教授異考録](全15巻)
                 「ヤマタイカ」(全6巻)
                 「ブルー・ホール」(全2巻)
                 「ブルー・ワールド」(全4巻)
                 「他作品」(全28巻)

複数作家          「マンガ日本古典」(全32巻)
by dostoev | 2014-10-29 09:56 | 民宿御伽屋情報 | Comments(0)

エボラ出血熱

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羽田空港に、日系カナダ人大西というNYT記者がエボラ出血熱の疑いで検査したが陰性だった。しかし、潜伏期間内である為、その疑念は拭い去れないのが現状。しかし、本人の同意がなければ拘束出来ない為、へたすれば潜伏期間内でも日本を自由に出歩いて、感染拡大の懸念も想定される。現在、そのエボラ出血熱対策の法案が提出されて審議される予定も、民主党の審議拒否に遭って、審議できないままになっている。いつも国の為になる法案を拒否するのは、民主党の定番になりつつある。

こういう伝染性の病気は、遠野でも蚊を媒体とするおこり病(マラリア)などが流行った。現在のキクコーバイパス店の裏の方に、無名の石碑がある。その無名の石碑に付いた苔を煎じて飲むと治るとされ、ただしその無名の石碑から苔を取って帰る時には、振り返ってはならないとした。

昔遠野は湖だったという説があるが、川の氾濫が多く、どちらかというと尾瀬みたいな湿地帯であったらしい。その為に、多くの蚊が発生し生息していたようだ。少し前に流行った、まだ収束していないデング熱を媒介するヒトスジシマ蚊は、どうも遠野にはいないようだが、マラリア日本脳炎などは、その蚊から広がっていった。

ところで、幕府の財政難から徳川吉宗の享保の改革が行われた。様々な政策の中、輸出入も自由にした事から、長崎県から狂犬病が入り、10年足らずで一気に全国へ広まった。こういう伝染病を阻止する手立ては、その時代ではどうにも出来なかったようだ。また、緒方洪庵が虎狼痢(コロリ)病と名付けたコレラも朝鮮半島から入ったとも云われる。真っ先に入ったのは、どうも対馬らしく、対馬では見急(ケンキュウ)と病名を名付けたようだ。どちらにしろ、海外と交流を持ち始めてから、こういう伝染病が日本へと入り込んできている。例えば、14世紀にヨーロッパで広まった黒死病と呼ばれたペストは、鼠を媒介とし、その血を吸ったノミから人間へと広がった。その黒死病によってヨーロッパでは全人口の3割が死亡したと云われるが、その時代の日本は殆ど海外との交流が殆ど無かった為に、ペストの流入は無かったのが幸いだったろう。日本を小さな村落単位で区分してみた場合「余所者はたまに幸せを運ぶが、大抵の場合禍を運んでくる。」と云われるのは切実な事実でもあった。

今回のエボラ出血熱もまた、外来がもたらす禍の一つである。これをどう食い止めるのかは、日本国の対応、対策次第であろうから、その足を引っ張る民主党に対し嫌悪を覚えるのは当然の事。民主党には是非、日本を護るという意識を持って欲しいものだが、それは無理だというのが過去の行いが、それを物語っている。例えば民主党は、韓国の検疫をフリーにして日本に何が入って来た?それは口蹄疫である。衛生などに対する危機管理の無い国の検疫をフリーにするというのは、禍を国に導こうとする悪意以外の何ものでもない。それ以外にも、多くの禍を日本に運んでいる民主党だが、一番の悪とは、それを報じないマスコミである。
by dostoev | 2014-10-28 10:44 | 民俗学雑記 | Comments(0)

「遠野物語73(恐ろしいカクラサマ)」

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カクラサマの木像は遠野郷のうちに数多あり。栃内の字西内にもあり。山口分の大洞と云ふ所にもあしことを記憶する者あり。カクラサマは人の之を信仰する者なし。粗末なる彫刻にて、衣装頭の飾の有様も不分明なり。

                                                        「遠野物語73」

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佐々木喜善「遠野雑記」では「不思議なるは、栃内村字米通路傍の森の中に在すカクラサマは、全く陰茎形の石神なることなり。然れども未だ彼のオコマサマの如く、男女の愛情其の他の祈願にて、このカクラサマに参詣したり等の話を聞きたることなし。」これら佐々木喜善の報告から柳田國男も、カクラサマとは道祖神の類であるのかと考えたのだろう。男女並ぶその姿は、猿田彦と鈿女の夫婦神として意識したのだろう。

しかし伊能嘉矩「遠野くさぐさ」では「積善寺境内に当たる所に一溝ありて、大鶴堰と云ふ。蓋し大鶴(タイカク)はオカクの転にて、オカクラサマの略さられに非じか。即ちこゝにオカクラサマの鎮まりしより、土名となりけんことうつなし。」

以前、「不気味な人形」で大鶴堰の事を書いたが、それは鶯崎方面の堰の話だが、廃寺となった積善寺は会下の十王堂から来内にかけての広大な敷地にあった天台宗の寺であった。その敷地内にも大鶴堰はあったとは知らなかった。もしかして「不気味な人形」の話の場所も、積善寺境内内であったろうか?確かに「不気味な人形」の舞台は、物見山の麓とある。それは積善寺境内であるなら納得するのだ。そしてカクラサマがもしも堰神様とも関係があるなら、恐ろしい想定が成されてしまう。
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「遠野物語拾遺28」では「昔から人身御供は男蝶女蝶の揃うべきものであるから」として、娘とその婿が人柱となった。これは悲哀物語として、今でも語られる話であるが、それは人柱の話の中でも、人の心を惹きつける話であったからだ。そして、もう一つ気になったのはカクラサマについて「遠野古事記」では「此仏像を児童等戯に縄を結び引き廻せし。」と記されている。この描写を単なる子供の遊びと捉えるか、もしくは罪人の引き回しの刑と捉えるかで内容がガラリと変わる。例えば、「遠野物語拾遺27(盲神)」では、盲人の旅人が夫婦で身投げし盲神として祀られた。また、陸前高田横田町の舞出神社では、遠野の上郷から流れ着いた娘が人柱の犠牲になっている。また柳田國男は妬みの橋姫をこう言い表している。「橋姫とは橋の一端に奉安した境神であり、元々は男女二柱の神であるが故にネタミ深く、容易に人を近付けない性格を有する。」橋姫が鬼になった理由は、叶えられぬ恋心からである。本来結びつくべきが結ばれぬ為、独り取り残され嫉妬し「可愛さ余って憎さ百倍」という負の感情に呑込まれた為だった。嫉妬の語源となる妬みは"ネタシ"という形容詞であり、内容は水の霊の冒涜、もしくは、その命令に対する不従順をひっくるめての言葉である。水には、負の要素を受け入れる土壌があるという事だろう。

カクラ堂であり、カクラ神社の殆どが村外れの川から離れた高台に位置しているのは、母也明神がやはり川から離れた高台に祀られているのと同じではなかろうか。現実的には、川傍に祀られた場合、川の氾濫によって社が流されれば不合理である為という理由。そして、高台であれば、その基点となる川を見下ろし続ける事ができる利点があるからだろう。小松和彦「異人論」では、全国の盲人や琵琶法師などを祀る社があるが、その祀る村では"昔、旅の琵琶法師が村を救ってくれた。"だからその後に神として祀ったとしているが、実際は貧しい村を訪れた旅人が殺されたが、その祟りを恐れて神として祀ったものが多いとしている。「遠野物語拾遺28(母也明神)」もまた、悲哀物語として語られるが姑と村人のエゴが際立つ理不尽な話である。カクラサマが男女二対となっているのは、もしかして母也明神のように理不尽の元に死んでいった男女二人を祀った可能性があるかもしれない。ただし、その多くが罪人であった可能性は、カクラサマが紐によって結ばれ引き回されるという市中引き回しの刑を想起させる事である。

アイヌ語で来内(ライナイ)とは"死の谷"という意味である。実際、現在の来内ダムのある辺りは「けっころがし沢」と言って、高台から罪人を刀で斬り、蹴とばして谷底に落とす処刑場であった。ただし生きて谷から這い上がれば無罪放免となったらしい。積善寺はその"けっころがし沢"とは、目と鼻の先である。公な処刑場は宮目であり、現在の風の丘から見渡せる猿ヶ石川の畔であった。しかし、全ての処刑を宮目でやったわけではなく、七ヶ町村であった遠野郷は、その地域ごとに処刑場を設けていて、その処刑は地域に任せていたらしい。上郷町では、女に振られた嫉妬から、その女を貶めて罪人とし処刑して祟られた話が伝わる。宮目で処刑された女は「この地域の大根を腐らせてやる。」と叫んで殺されたという。どんな形であれ、罪人には怨みや呪いの心が纏わりつくものである。「遠野物語74」で書いたが、半身像という形は、人の罪であり業の深さを意味し、半分に引き裂かれた意味を持たないだろうか?という半分の意味は、神として殺された者の業を引き裂いだという意味合いである。佐々木喜善の「カクラサマは人の之を信仰する者なし。」とは、オシラサマが屋内で祀られ毎年恒例のオシラアソベやらオセンダクをされるのと対局で、触らぬ神に祟り無しがカクラサマではなかったのか?ただカクラサマに触れるのは、神の子の内である子供達だけであったと。「不気味な人形」で紹介した話が、その人形が呼んだ声によってきた大人が触れてから、気性が変わってしまい罪人になる。それはつまり、人形そのものに罪人の魂が入り込んでいて、その罪人の魂が別の人間に憑依したという事。その場所が大鶴堰であるのは、それがカクラサマの魂であったからだろう。それはつまり、カクラサマとされた神は、罪人として川に鎮められた人柱では無かったのだろうか。
by dostoev | 2014-10-26 20:29 | 「遠野物語考」70話~ | Comments(5)

「遠野物語74(堕天使?)」

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栃内のカクラサマは右の大小二つなり。土淵一村にては三つか四つあり。何れのカクラサマも木の半身像にてなたの荒削りの無格好なるもの也。されど人の顔なりと云ふことだけは分かるなり。カクラサマとは以前は神々の旅をして休息したまふべき場所の名なりしが、其地に常います神をかく唱ふることゝなれり。

                                                        「遠野物語74」

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画像の様にカクラサマは、確かに半神像となっている。この摩耗ぶりは「遠野物語72」に記されている様に、子供の遊び道具にもなったせいだろうか。柳田國男「奥州のカクラサマは路傍の神には珍しい木像である。しかとは判らぬが円頭の御姿であった。地蔵の一族でないまでも、其外戚の道祖神の姿を彷彿とさせる。」というように、カクラサマを道祖神と同じとみている。遠野郷にカクラ神社と名が付く神社はいくつかあるが、確かに集落の入り口であったり外れに鎮座している事から、道祖神に近いのだろうか。カクラは神楽や神坐とも書き記す事から、神の集まる意を持ち得るとは思う。しかし、ここで一つの疑念が生じる。確かに村の辺境は境界である為に、道祖神であったり様々な神名が刻まれた石碑が置かれるのは、別に霊界と繋がっている意識下にある。道祖神であり石碑は石造りである為に、雨風にも晒されても半永久的に残るものだ。それならば、カクラサマそのものも石造りにして置けば良いものを、わざわざ木彫りとして社を建てて祀るというのは、ある意味人間を祀るに等しいのではなかろうか。

半身像でフト思い出したのは、西洋のアンドロギュヌス像である。昔、男と女は一体の完全体であった為、驕り高ぶり神の怒りに触れて、真っ二つにされてしまった。その事から、自らの半身を求める様に男は女を、女は男を求める様になったとの神話がある。またギリシア神話では、ミノス王が海神を騙した為に、その報いとして王妃パシファエは聖牛に恋をして孕み、生まれたのが半人半牛のミノタウロスだった。それはつまり、半身像という形は、人の罪であり業の深さを意味し、半分に引き裂かれた意味を持たないだろうか?

佐々木喜善「この神はオシラ神とは、全く反対の性質を持ち居給ふが如し。オシラ神の民家、屋内以外の処に無きが如く、この神は決して家屋内又は堂社等にある事無し。形態に於いても霊験に於いても二神は遂に全く相違す。」と述べている。つまり似ていながら対極にあるのが、このカクラサマなのだろう。対極の構図は、神道であるなら高天原と黄泉国であり、仏教であれば極楽浄土と地獄。これが西洋となれば、天国と地獄に相当する。オシラサマに関しては、今でも語り部のレパートリーとなって、娘と馬の悲哀物語として語られるのだが、その対極のカクラサマは語られる事の無い存在である。

伊能嘉矩「遠野くさぐさ」では「野外に於ける一種の神にカクラサマと呼ぶあり。木造の半身像にて、多くは荒削りに形つくられ、男女二体より成り。是れ太古八百万の神々の中にて剰れる神にまし此神より除外されたまひしなりと。」つまり、西洋で云えば堕天使となるのがカクラサマという事か?

このカクラサマに関しては、もう少し調査が必要だろう。オシマサマばかりに目が向けられているが、そのオシラサマの対極にあるこのカクラサマには、深い闇を感じてしまう。
by dostoev | 2014-10-25 21:52 | 「遠野物語考」70話~ | Comments(0)

「遠野物語16(陽物)」

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コンセサマを祭れる家も少なからず。此神の神体はオコマサマとよく似たり。オコマサマの社は里に多くあり。石又は木にて男の物を作りて捧ぐる也。今は追々とその事少なくなれり。

                                                        「遠野物語16」

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上の画像は、綾織の駒形神社の御神体の石棒。長い陽物である為、やはり馬の陽物に見立てられているようだ。しかしオコマサマとは「お駒様」であり、石を指して言うのではなく、駒形神を指して言うものであるので、この記述は間違い。もしかして御神体が同じ陽物であった為、佐々木喜善が柳田國男に説明する時に、手違があったのか?

この陽物であるコンセイサマ信仰が廃れているのは、馬の代わりに車社会となり、また人口減少に伴い、農地と農民の減少も大きいのだろう。近世でのコンセイサマ信仰は、あくまで農民中心の五穀豊穣であるからだ。だからこそ、コンセイサマ信仰と、オコマサマ信仰が結び付いて広まったのだろう。ただコンセイサマ信仰の歴史は、どれだけ遡るのかわからない。ただ、その源流がチベットではないかと云われている。

ところで伊能嘉矩「遠野馬史稿」「他地方に在りては、多く道祖神と混同せらるゝを常とする。」と書き記しているが、確かに遠野地方で道祖神と刻まれた石碑は馬越峠の頂だけにしか見た事が無い為、遠野には道祖神信仰は普及していなかったのではなかろうか。ただ「遠野物語拾遺16」「土淵村から小国へ越える立丸峠の頂上にも、昔は石神があったという。今は陽物の形を大木に彫刻してある。」と記されている事から、もしかしてこれは道祖神としての役割であったのだろうか?ただ、どういう名称にしろ、遠野地方を巡れば必ず陽石に当たるのは間違いないだろう。
by dostoev | 2014-10-25 20:29 | 「遠野物語考」10話~ | Comments(1)

六角牛山祭祀再考

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遠野三山の一つ六角牛山の麓に鎮座し、 表筒男命・中筒男命・底筒男命(住吉三神)・息長帶比売命・大己貴命を祀る。 例祭日は旧暦の8月15日であったが、現在は9月23日に行っている。  人皇第51代平城天皇の御代、大同2年(807)時の征夷大将軍坂上田村麻呂、蝦夷地平定のため蒼生の心伏を願い神仏の崇拝をすすむ。時に六角牛山頂に薬師如来、山麓に不動明王、住吉三神を祀る。爾来陸奥の国中の衆民、衆団をなして登山参拝あとを絶たず、霊山として山伏の修行者も多く集まる。「六神石神社HPより」
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早池峯の大同元年に続き、六角牛山に大和朝廷がもたらした神が祀られたのは、蝦夷平定の意であった事に依存は無いだろう。ただ、疑問であるのは、早池峯の瀬織津比咩が穢祓の神であり、六角牛山の住吉三神もまた、穢祓の神であるという事。祓いの二重構造になっているのは何故か。そもそも現在、全国で聞く事の出来る神社の定番となっている「大祓祝詞」に何故、住吉三神が入っていないのか?

「穢祓」の概念の定着は「古事記」での、伊弉諾の黄泉国からの帰還からであった。禊ぎは、水の霊力により穢れを祓うものとされているが、本来は蛇のような脱皮で穢れた皮を剥ぐ身削であり、巳削ぎではなかったかとも云われる。そしてその禊ぎは本来、海の海水に浸かる事から始まり、それが水そのものが穢れを祓うものとして、海川問わず水による禊が始まったとも云われる。朝廷に逆らった蝦夷国そのものの穢れを祓い禊ぎする事によって、蝦夷国を浄化しようという意識により、早池峯山と六角牛山に穢祓の神が祀られたのは、なんとなく理解できる。

「大祓祝詞」の成立は天智天皇時代(668年~672年)だが、正式に採用されて広まったのは延喜式(927年)の完成以降である。つまり、大同年間時代は、穢祓の神として瀬織津比咩であり、住吉三神が居た事になるのだが、天智時代に成立した「大祓祝詞」が既に朝廷内で採用されていたのなら、穢祓の神は現在の祓戸四神でならねばならぬ。つまり、大同年間時代に住吉三神を祀る理由は、然程意味を成さなくなってしまう。そして気になるのは、六角牛山に最初に祀られた神とは、住吉三神の三座に加え、不動明王の一座となる。この四座という形式は、住吉大社の四座形式に対応する。ただし、住吉大社の四座は、住吉三神の三座に加えて、姫神の一座である。後に、その姫神の座が神功皇后に置き換えられたという。以前に書いた事だが、本地垂迹の関係から六角牛山では恐らく、住吉大社での姫神の座に宇佐明神が坐すのだろう。

気になるのは、遠野早池峯神社でも、祭神名を早池峯大神として、瀬織津比咩という名を頑なに表に出さないよう見受けられる。また、大迫の早池峯神社でもしかり、瀬織津比咩という神名では無く、姫大神という名称で早池峯の神を祀っている。しかしそれでも大迫の早池峯神社の社記には「御祭神 瀬織津比売(又の御名八十禍津日神)」と記されているが、公には姫大神としてだけ知らしめていたのだろう。つまり「大祓祝詞」に登場する神名が、蝦夷国では隠されていたという事。それは早池峯山だけでなく、六角牛山にも言えるのだろう。それが、住吉三神と不動明王を祀ったという形になったのだと思う。
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円仁の祭祀形態から、早池峯山と六角牛山は、両宮方式で建立されたと以前に書いた。建立の時期が一年ズレているのは、早池峯が先に建立され、続いて六角牛が建立された形であろうから、物理的に一年のズレが生じるのは当然の事であろう。岩手県内の古社の由緒の殆どが大同二年となっており、唯一遠野早池峯神社の建立が大同元年となっているのはつまり、早池峯神社が建立された後に他の神社仏閣が一斉に建立されと考えてもおかしくはないだろう。それはつまり、蝦夷の平定の動きは早池峯を中心とし、それを抑えてから始まったと考えても良いのではなかろうか。しかし、そこで神威を伝える為に神名を蝦夷国の人々に知ら示すべきが、神名を隠すというパラドックスが生じている。それは、何故か?それは考えるに、蝦夷国で信仰された神が、敵側である朝廷に運ばれて祀られた事によるのではなかろうか。つまり、おらが神を何故、敵側が運び祀ったのか?という意外性によって起こる蝦夷の民のざわめきをかき消す為であったとも考え得る。

ではもう一度、六角牛山の祭祀に移ろう。「日本書紀(神代記)」には、こう記されている。

「又海の底に沈き濯ぐ、よりて生める神を、号けて底津少童命と曰す、次に底筒男命、又潮の中に潜き濯ぐ、よりて生める神を、号けて中津少童命と曰す、次に中筒男命、又潮の上に浮き濯ぐ、よりて生める神を、号けて表津少童命と曰す、次に表筒男命」

まず気になるのは、穢祓の神としての住吉三神の他に、安曇連が斎祭る綿津見三神が何故含まれないのか。そして綿津見三神は何故に「少童」として呼ばれているのか。山折哲雄「翁と童子」を読むと、やはり著者は同じ疑問にかられていた。「八幡縁起」に登場する少童と翁。更に「稲荷縁起」や「今昔物語」などに登場する少童と翁を比較して著者が更に気付いた事は「いわばその中間に埋められるはずの世代が空白になっている状況は、何らかの意味をわれわれに語りかけてはこないだろうか。」と。その様々な例から少童と翁の現れるパターンは、修行者における夢幻と現実の境を縫うようにして現れ、消えていくのは、空白の世代が修行者であり巫術を行っている巫女などがそれにあたるのではないかと考えている。つまり、現実的な人間が介在しているからこそ、純粋な未完成品である少童と、完熟した臨死者である翁が現れると。これを意識した時に思い出したのが、巫女でもある神功皇后であった。確かに神功皇后と住吉三神との関わりは、巫術の時でもあった。
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早池峯神楽で良く執り行われる「三番叟」だが、本来は三人の翁によって演ぜられていたらしい。世阿弥「風姿花伝」によれば、翁舞は稻積の翁、代継の翁、父の助の翁の三翁によって勤められている。三人で舞うから式三番であり、法・報・応の三身の如来の姿を象っているのだと。日本人は、三山とか三女神もそうだが、日本三大〇〇というのが好きだ。世の中には多くの三大〇〇があるが、この三つの分割は、仏教の影響によるものである。「古事記」は天武天皇時代に編纂され始めたが、完成したのは元正天皇時代である。仏教に狂った天皇で知られるのは聖武天皇だが、この元正天皇時代には既に聖武天皇が生まれていた為、朝廷側が仏教を重視するようになったのは既に天武時代からであったろう。三と言う数字は聖なる数字となるが、これはあくまで仏教の教えに基づくもの。それ以前の聖なる数字は、例えば賀茂大神の縁起や、出雲の素戔男尊を逸話などに登場する数字は、殆ど七であり八であった。ところが急に三という数字が登場するのは、天照大神と素戔男尊の誓約の場面である。そして宗像三女神が誕生した。日本神話では国譲りをした筈の出雲であったが、崇神天皇時代に祟ったのは出雲の神であり、全国津々浦々に祀られる宗像三女神も、宗像が大神系である事から出雲神である。宇佐八幡も三宮としたのも大神氏が参入してからである事を考えれば、三と言う数字は古事記が編纂されている最中に組み込まれた可能性はある。つまり、本来の神が三分割にされたのが「古事記」であり「日本書紀」ではなかったか。そして、それを行ったのは出雲系の者達であった。しかし、これは後で書く事としよう。
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「日本書紀(神代記)」では、綿津見の神が少童神で表されており、住吉三神と同時に出現している。その綿津見の神を信仰する安曇族の本拠地は、筑前国の安曇郷であり、志賀郷であった。そこには名神大社志賀海神社が鎮座し、綿津見三神が祀られている。そして隣接する那珂郡には住吉神社が鎮座しているのは、同系の神を祀ろうとする深い関わりと仲を感じる。そして住吉三神だが、奈良時代から平安時代に編纂された「備前国風土記」には、神功皇后の乗った船の前に大牛が登場し、舩が転覆しそうになった。その時に住吉神が翁の姿で登場し、その大牛を投げ飛ばしたという話がある。これによるならば、少童神は綿津見の神で、翁神は住吉神に相当するのであろうか。ならば、その間の空白を埋めるのは神功皇后であろうか?それとも…。

そしてもう一つ、伊弉諾が黄泉国から帰還し「上つ瀬は瀬速し。下つ瀬は瀬弱し」として中つ瀬に入っている。ここでも川の三分割が成されており、中つ瀬を伊弉諾は選んでいる。その後に綿津見神と住吉神が登場するのだが、「日本書紀」との違いは、綿津見神が少童神となっておらず、海底を水底と表している事か。考えてみれば、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原で禊をしたと云われるが、実在の場所は、阿波岐原の池か川だとしている。しかし瀬が速い弱いとするならば、それは池では無く川であろう。そしてその少し先には、日向灘という海が広がる。つまり、川と海で分断され、川から現れたのが八十禍津日神であり、日向灘から現れたのが綿津見神であり住吉神であるのだと思える。それはつまり「大祓祝詞」に対応するのではなかろうか。

「大祓祝詞」には祓戸四神が登場するのだが、日本の国土の川には瀬織津比咩が坐し、それ以外の祓戸神は、海に坐している形で表されている。罪や穢れを川に集めて海へ流し、それを海の底へと呑み込ませるのが「大祓祝詞」となっている。これを「古事記」や「日本書紀」の穢祓の場面に置き換えれば、中つ瀬で禊をして現れたのが八十禍津日神であり、その穢れが海へ運ばれて海の底から順に現れたのが、綿津見神と住吉神であったと。この綿津見の神と住吉の神が現れる場面の描写は、猿田彦がひらぶ貝に挟まれ溺れる場面に対応する事から、やはり川の底では無く、海の底であろう。それ故、「大祓祝詞」と「記紀」を比較してみても、日本国内の水域での穢祓神とは八十禍津日神、別名瀬織津比咩だけであり、日本の国土を離れた海においての穢祓神は祓戸三神か、綿津見三神と住吉三神であろう。しかし「大祓祝詞」の誕生によって、穢祓神として「記紀」に登場した綿津見神と住吉神は、その役目を祓戸三神に譲ったのかもしれない。となれば、六角牛山に祀られている住吉三神と不動明王とは、形式的に同じであるといって良い。それはつまり、住吉大社の四座とは、海の穢祓神である住吉三神と、川の穢祓神である八十禍津日神が本来では無かったのだろうか。それが六角牛山では住吉三神と不動明王にされたのは「大祓祝詞」以外に、瀬織津比咩という神名を顕かにしたくないという意志を感じる。また、少童神と翁神が何故登場するのかは、様々な文献を比較してみても、空白の実態となるのは水の巫女である瀬織津比咩を中心として、綿津見神や住吉神が少童や翁の形で現れたのでは無いか。そしてそれに、神功皇后伝説が複雑に絡み合ってくるのだが、神功皇后に関しても後で書き記そうと思う。
by dostoev | 2014-10-24 17:29 | 瀬織津比咩雑記 | Comments(2)