遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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「遠野物語拾遺69(おひで)」

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昔附馬牛村の某といふ者、旅をしてアラミの国を通ったところが、
路の両側の田の稲が、如何にも好ましくぢやぐぢやぐと実り、赤
るみ垂れて居たので、種籾にしようと思って一穂摘み取り懐に入
れて持ち帰り、次の年苗代に播いて見るとヲサ一枚になった。そ
れは糯稲であったので、今年はどんなに好い餠が搗けるだろうと、
やがて田植をするとどのヲサもどのヲサも、青々と勢よく育った。

ところが或日アラミから人が来て、此家の主人は去年の秋、おれ
の田の糯稲の穂を盗んで来て播いた。此田もあの田も皆盗んで来
た稲だといふ。そんな事は無いと言って争って見たけれども、そ
れならば此秋の出穂を見て、証拠を以て訴へると言って帰って行
った。某はそれを心痛して、どうか助けて下されと早池峰山に願
掛けをして、御山に登って御参籠をして禱った。

其秋は果たしてアラミの人が又遣って来て、共々に田に出て出穂
を検めて見ようといふので、仕方無しに二人で行って見ると、た
しかに昨日まで糯稲であったものが、出た穂を見ると悉く毛の長
い粳稲になって居る。そこでアラミの人も面目が無く、詫びごと
をして逃げるように帰ってしまった。是は全く早池峰山の御利益
で、此稲は穂は粳でけれども本当は糯稲であった。それを生出糯
と謂って、今でも其種が少しは村に伝はって居る。それからして
この御山の女神は、盗みをした者でさへ加護なされるといって、
信心をする者が愈々多いのである。

                              「遠野物語拾遺69」

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アラミの国というのは、遠野から内陸の花巻市・北上市・奥州市などをさしたというが、「アラミ」の語源は伊能嘉矩「遠野くさぐさ」によれば、米俵の「荒編」からきてるのではという事らしい。実際に、遠野市の田植えから稲刈り時期の様子を比較すると、内陸と遠野の文化の違いを感じてしまう。稲の干し方の形も違っているのに気付いている人もいる筈だ。アラミの国という表現は、ある意味異文化の地の意味も含んでいるのだろう。

ところで「附馬牛村誌」には文中に登場する「生出糯」が伝わっているというが、現在は確認できないという。ところでこの「生出糯」だが、「おひでもち」と読むようだ。

この「おひで」だが、盛岡市玉山区に生出という地名があり、そこはどうも水の涌き出る地であり、それから名付けられたのが「生出(おひで)」という地名だったようだ。遠野市附馬牛町には早池峰神社の鎮座する大出地区と、 その手前に小出という地区がある。「大出(おおいで)」「小出(こいで)」と現在は読むが、もしかして本来はどちらも「おいで・おひで」と読んだのではなかろうか?

ちなみにネットで「大出」と「小出」という同名の地名を調べて見たところ、どちらも水辺にある地名が殆どだ。「生出」は「うまれいずる」とも読むのだが、これはどうも「水が湧き出る」という意味を有しているようだ。つまり「生出」「大出」「小出」も本来は同じ意味であり、区別する為に漢字表記を「大出」「小出」に分けたのではなかろうか?
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早池峰神社が建立された後、慈覚大師によって七つの観音が彫られ、それを各地に祀って遠野七観音となっている。観音を彫りあげた1本の松の木(桂の木説もあり)を洗った地が沢の口といい、やはり早池峰水系の水が流れる地だ。この沢の口、そして早池峰神社に向かう途中の小出と大出。全て一連の川の流れの範囲内だ。
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小出には、婆石という女人禁制を意味する伝説の石がある。つまり、小出もひとつの起点の地であると考える。その小出にはバス停のすぐ傍に水芭蕉の咲く、古くから水の涌き出て居る地がある。そこには小さな水神の石碑があり、これから察すれば「小出」という地名もまた「おひで」という、水の涌く地という意味から発生したのではなかろうか。
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そして「おひで」といえばもう一つ、気になる場所がある。遠野市上郷町の日出神社だ。

日出神社の祭神は、建保年中(1213~1218)阿曽沼朝綱の勧請したものと伝えられ、往時の祭神は薬師如来であるとされ、元は気仙郡上有住村秋丸にあるものを現在地に移したものとも伝えられている。寛文年中(1662~1673)第19代南部直栄が眼病平癒を祈願するに功験顕著であるので崇敬深く、社領5石を寄進し年々奉幣参向あり、以来遠野郷は勿論の事、広く気仙郡並びに釜石・花巻方面よりも尊崇を得たと伝えられている。
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社殿東方にある栃の木の根本の穴に溜れる水を以て眼を洗う慣習があったと聞くが、それが上の画像の木となる。これには伝説があり、坂上田村麻呂が戦の前の日に試し切りにしようとして石が後に、この栃の木の根元に入り込み、水を湧き出させるようになったという。その石は、水の根源の石とも伝えられる。

つまり社殿の建立は南北朝時代ではあるが、それ以前にこの地は水の涌く地であったようだ。そして「日出神社」という太陽をイメージする神社名であるが、社は北の早池峰方面を向き、日出とありながら太陽信仰に関わるものは皆無である。

また義経伝説の地でもあり、源義経が現地の女性に産ませた娘が日出姫となり、その日出姫を祀った神社であるとも伝えられる。
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またこの日出神社のかなり手前に中居明神という水の涌く地があり、ここは日出神の現れる中居の地として存在する。その伝承によれば日出神は蛇神であるという。

とにかくどうにも太陽信仰よりも水に関わる信仰の地であるようだが、この日出神は別名「おひでさん」という愛称で呼ばれているのだが、もしかして本来は「生出(おひで)」の地としての「おひでさん」では無かったのだろうか?
by dostoev | 2012-09-30 06:08 | 「遠野物語拾遺考」60話~ | Comments(0)

遠野不思議 第六百九十一話「賀久羅明神」

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賀久羅明神社。小さな社が附馬牛にあり、そこに祀られているのは賀久羅明神という。同じような名前で、小友町平笹に角羅神社があって、そこは「小友探訪」によれば、「神楽・神倉・加倉」と、地域を開いてくれた神々の集まった所という意味があるらしい。この平笹の角羅神社の場合は、安倍一族に関係する神社であるという。それではこの附馬牛の賀久羅明神社はどうであろうか?
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蓮華を象った台座があるが、そこには何も鎮座しておらず。
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右側に「大祓祝詞」の一節らしきが書かれている…。
by dostoev | 2012-09-29 22:13 | 遠野各地の神社(その他) | Comments(0)

蒼前様の縁日(9月29日)

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早池峰神社の大祭において、早池峰大神の神霊が入った神輿を担いで向かうのは、まず同じ境内の駒形神社となる。そこで早池峰大神と駒形神…この場合は蒼前神であろうが、要は早池峰大神が馬に乗って境内の外に向かうという事なのだろう。その蒼前神の縁日の前日が早池峰大神の縁日となり、この二柱の神は繋がっているのだ。「遠野物語拾遺36」と「遠野物語拾遺40」に登場する白馬に乗った貴人は早池峰大神と蒼前神の組み合わせであろう。
by dostoev | 2012-09-29 07:17 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)

瀬織津比咩の縁日(9月28日)

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今日9月28日は、不動明王とも習合した早池峰大神である瀬織津比咩の縁日となる。この日、瀬織津比咩は降りてくるのだろうか。。。
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by dostoev | 2012-09-28 19:45 | 瀬織津比咩雑記 | Comments(0)

語り部(大地真央&中村獅童)

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2012.10.21(日)の11:00~12:00から遠野蔵の道広場で、岩手伝統芸能である二子鬼剣舞鵜住居虎舞が演じられ、また大地真央中村獅童によるスペシャルトークが行われる模様。

そして13:30~16:00からフェスティバルとして遠野市民センターの大ホールにおいて、遠野の語り部による昔話と伝統芸能が繰り広げられるのに加え、大地真央と中村獅童による「語り舞台」があるとの事。この語り舞台はどんなものなのか?

入場料は全て無料という事だが、入場整理券が必要との事。その入場整理券は下記のURLから申し込み可能。

http://www.sap-co.jp/

または、往復はがきで下記の事項を記入との事。

1.郵便番号
2.住所
3.氏名
4.年齢
5.電話番号
6.人数(1枚のはがきで2名まで)


申し込み締め切りは10月12日必着
定員を超えた場合、抽選により結果をはがきにて通知との事。

往復はがきの送付先き下記の通り

020-8622

岩手県盛岡市内丸3-7

岩手日報社事業局
「語りフェスティバル~遠野」係

by dostoev | 2012-09-25 20:09 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)

夜の寺町怪談(怪フォーラム)

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2012.09.21に、怪フォーラムのいろいろなイベントが行われた。その一部として、夜の8時から「夜の寺町怪談」が善明寺であった。
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善明寺の入り口には、提灯が飾られ、河童の着ぐるみが出迎えに待機していた。
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途中…幽霊に見立てているのか?提灯を持った着物の女性が立って居る。
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怪談であるから、全体的に薄暗い照明になっているのかと思いきや、ここから見ると善明寺の本堂は明るいようだ。
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聞くと2年前の「夜の寺町怪談」でも、このような雰囲気であったそうな。
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次々に訪れる参加者たち。
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本堂内には、既にかなりの参加者が集まっていた。プログラムは下記の通り…。

1.「善明寺と供養絵額について」

2.「対談 魂の行方ー津波と怪談」

3.「琵琶演奏 「遠野物語」より、ざしきわらし」


自分の宿に泊まっていた一部の客が、この「夜の寺町怪談」には参加しないで帰ってきた。聞くと、怖いのが苦手だからなそうだが、この会場で語られたのは津波関連によるもので、どこか不可思議で、心温まるものもあり、怖いという印象はまったく無かった。そういう意味では、今回は「怪談」というより「寺町不思議夜話」が正しいのかもしれない。
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実は、この琵琶の「ざしきわらし」を聴いていて、頭に浮かんだのが、ドアーズ「ジ・エンド」だった。思い起こしてみれば「ジ・エンド」もロックというより、この琵琶のような語り曲のようなものだった…。

by dostoev | 2012-09-23 06:59 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)

急募!!!明日の妖怪イベント。。。

急に、明日の妖怪イベントの日にキャンセル
が発生し、1部屋だけ空室が出来ました。

妖怪イベントに合わせて泊りを希望の方は、
下記の電話番号まで連絡してください。


民宿御伽屋 0198-62-3862

by dostoev | 2012-09-21 19:50 | 民宿御伽屋情報 | Comments(0)

瀬織津比咩の酒

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ありそうで無かった瀬織津比咩の酒が、御伽屋オリジナルで登場!!!(^^v
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この酒が出来たら、早池峰神社に奉納すると約束した酒でもある。「おたきさん」は、早池峰の滝神が庶民に親しまれ、広く「お滝さん」と呼ばれる事からのネーミング。
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by dostoev | 2012-09-20 12:00 | 民宿御伽屋情報 | Comments(0)

「ツバキ」トイウモノ

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この前、誰ぞがバを吐くのは、云々…と書いてあったのを思い出した。確か、シンガポールの街とかで、ツバを吐くと逮捕される。。。

ところで日本でのツバはツバキとも云い、花の椿もツバキと呼ばれる。ツバキは海石榴とも書き記され、元々は大陸から渡ってきたものとされているらしい。神話を調べると、イザナギがツバキを吐いて化生したのが熊野玉速。そしてスサノオがツバを吐いて化生したのが、宗像三女神であり、その他の神々だ。

古来の染物の中で、一番染めにくいものは、一番高貴な色と云われる”紫色”だったらしい。その紫色を定着させ、尚且つ発色も良くするのには椿の枝を燃やし、その灰を混ぜれば良いのだと。これからどうも、日本ではツバキを吐くと、モノが誕生する。もしくは、モノが定着するような考えがあったようだ。

ツバキは海石榴とも書き記すのだが、どうも海燕の巣とのからみがあるようだ。ご存知の通り、海燕の巣は、中華料理の高級食材。ところでその海燕は、どうやって巣を作るかと言うと唾液を固めて巣を作る。つまり、ツバキによって化生、定着させるという行為をしている鳥だ。燕そのものも、餌を飲み込んで雛鳥に与える事から咽を意味する言葉から発生し"飲み込む"意の「嚥下」と同じ漢字を使う事に加え、ツバメの古名は「ツバクラメ」「ツバクロ」という事から「ツバ」を意味した名となっているよう。咽と飲み込むに共通する「唾(ツバ)」が「燕(ツバメ)」に語音が共通する事から、餌を飲み込んで雛鳥を育てる女の意からの「唾女(ツバメ)」では無かっただろうか。

また椿の花は、漢字で表すとおり、春を彩る花が咲く木という意味でもある。ただし春は万物の始まりを現す季節でもあるので、椿には始まりという意味もあるのだろう。また椿の語源説に「ツバ」は「光沢のある」意味を持っており、「光沢のある木」という事で「椿」でもあるようだ。つまり光沢は、唾による光沢とも取る事が出来る。そして光沢そのものは「明るい様」を意味し、暗い冬が終わり春の明るさを表現しいるのだろうと思う。4月が新年度を表すのは春の季節でもあり、草木の芽生える季節であり、1年の始まりをも意味する。

なのでツバキ(椿・唾)には、物事が化生、定着させる意味を含んでいるのだろう。確か、雨は天の唾という意味もあった筈だから「雨降って地固まる」という諺があるように、ツバキは固める意味もあるのたろう。となれば、街を歩いていて唾を吐く行為とは、地面を安定させ、モノを化生させる意味でもあろうか?(^^;
by dostoev | 2012-09-19 17:32 | 「トイウモノ」考 | Comments(0)

「ツバサ」トイウモノ


子供たちが空に向かい
 両手をひろげ
 鳥や雲や夢までも
 つかもうとしている
 その姿は 昨日までの何も知らない私
 あなたに この指が届くと 信じてた
 空と大地が 触れ合う彼方
 過去からの旅人を 呼んでいる道
 あなたにとって私 ただの通りすがり
 ちょっと振り向いてみただけの異邦人

 市場へ行く人の波に
  身体を預け
  石畳の街角を
  ゆらゆらとさまよう
  祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき
  私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝
  時間旅行が 心の傷を
  なぜかしら埋めてゆく 不思議な道
  サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き
  あとは哀しみをもてあます 異邦人
  あとは哀しみをもてあます 異邦人
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1979年(昭和54年)高校三年生の頃、久保田早紀の「異邦人」がヒットした。当時はアイドル全盛の中なのでつまらない歌の多い中、とても印象的な曲だった。曲調もそうなのだけど、特に印象的だったのは詩だった。


「子供たちが空に向かい 両手をひろげ…。」


という歌詞は、すぐさま情景が浮かぶようだった。古代から人間は、鳥のように空を飛びたかったのだろうと思っている。例えば最近では映画「タイタニック」のワンシーンが、鳥の様に飛ぶ真似をしているのが思い浮かばれる。

ところで空を飛ぶ為には”ツバサ”が必要になる。飛ぶ為の、魔法のアイテムだ。以前「唾」について書いたが、要は唾に接尾語のサが付いて「唾サ」「サ」ってのは神聖な言葉で、昔は「矢」や「槍」を意味していた。矢や槍は狩猟で使うものだが、狩そのものが神聖な行為であるし、食を確保するのに、どうしても必要なもの。そして「ツバ(唾)」「サ(槍)」も、どちらも空中を飛ぶもの…。

多分、猛禽類などが急降下して獲物を捕るシーンを、縄文時代の人間が見たのだろうなんて想像してしまう。翼の塊が空から降ってきて、ウサギなどを捕獲するのを垣間見て驚嘆し、神聖視されたのかもしれない。

とにかく縄文人は、空から簡単に獲物を捕まえる猛禽類に憧れを抱いたのだと思う。だから矢に矢羽を付けているのは、矢の飛行を安定させるだけじゃなく、猛禽類そのものの呪力に頼ったのだと思う。これは日本だけじゃなく、全世界的にだろう。例えば天使もそうだ。イメージとして翼が生えているというのも、人間には無い能力を持っている証だと思う。つまり翼が生えているというのは、何処へでも行ける能力を持っているという事。土着民族にとって、他から来る人間は、それこそ翼の生えた鳥のようで、どこか人間ではない異邦人と思ったのかもしれない。

翼が生えているという事は、とにかく異次元の世界に等しい。現実世界であくせく仕事をしていても、ギャンブルやショッピングなどという非日常?的な事をすれば、あっという間にお金に羽(翼)が生えて飛んでいってしまう。だから多分、飛んでいったお金などは異次元で貯金されているに違いない。いつか、異次元から再びお金が戻って来ることを願って、秋の天皇賞にかけてみようか?(^^;
by dostoev | 2012-09-19 07:51 | 「トイウモノ」考 | Comments(2)