遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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<   2010年 07月 ( 19 )   > この月の画像一覧

訛りと鬼と狼

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天明6年(1786)、羽後国由利郡上浜村小砂川(秋田県鳥海山麓)に旅した京都の医師である橘南谿が、その時の体験談を「東遊記」「羽州の鬼」として書き記している。

橘南谿が、その地を通ったのが申の刻(16時過ぎ)で雨が降っていたと。それから三里の道程を行けるかとうか、老夫に問うと、眉をひそめてこう言った。

「急げは行きつけるでしょうが、この辺りは鬼が出て人を取って食い、
初めは夜ばかりで あったのが、この頃は昼も出て、人でも馬でも
差別なく食うようになりました。この道も鬼の出るところなのに、
食われずに来られたのは運が強いのです。」


橘南谿は、同行の者と呆れたという。

「今時、鬼などいる筈もないのに…。」

ところが次の家で時刻を尋ねると、その家の主人は驚いて言うには…。

「旅の人は不敵な事をおっしゃる。この先は、鬼が多くてとても無事
では行かれますまい。昨日はこの里の八太郎が食われ、今日は隣村
の九郎助か取られました。恐ろしい事です。」



まさかこの時代に鬼などいる筈も無いと思っていた橘南谿は、行く先々で「鬼が出る」と言われ、疑心暗鬼になっていたところ、一人の男から詳しく聞きただすと、やっとそれは”鬼”ではなく”狼”で有る事がわかったという。実は、東北では”狼”とは言わずに”お犬”と呼ぶ事から、それが秋田弁訛りとなり”鬼”と聞き間違えたという話がある。

この訛りというのは厄介で、例えば遠野市青笹町中妻という地名があるが、この”中妻”は本来”中島”と言ったのだと。土地の調査の時に、地元の人間に地名を聞いたところ「なかづま」と発音したという。しかしこの地は、川が氾濫すると盛り上がった岡が中島になる事から”なかじま”であったのだが「なかづま」と発音したのに加え、字も書けない人物だった為、調査員は適当に漢字を充てて「中妻」となった経緯がある。ほんに訛りとは、恐ろしいものか?(^^;
by dostoev | 2010-07-29 21:35 | 動物考 | Comments(6)

曲屋と狼

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遠野には、曲屋という家屋がある。鉤型になっている建物で、曲がった一角には馬が飼われている。要は、馬小屋と人間の住処が一緒になっているのが曲屋という建物だ。本来”人間様”というものは畜生類とは住まないもののだが、曲屋に住むだけは特別視されている存在である。その為なのか、馬と娘の恋物語のような”オシラサマ”という物語も広まったのだが本来、曲屋の馬小屋部分とは、狼から守るために仕方が無く考案された家屋であった。馬というものは、人を乗せ、畑仕事にも役に立つ。「遠野物語38」では、馬七頭を狼に食い殺され、家が傾いた話が紹介されているが、それだけ馬とは生活に必要な存在であった。とにかく大事な馬である為、狼から守る曲屋が、狼被害のある地域で広がりをみせたようだ。

遠野の石碑を調べると、金毘羅や庚申の多さが目に付くのだが、次に来るのが山神であり、馬頭観音。そして少数だが、遠野全域に三峰山という石碑が目に付く。

三峰山とは狼を祀る、秩父の三峰神社から来ているのだが、岩手県の衣川村に三峰神社があるのは、この秩父の三峰神社から南部駒を献上してから勧請されたものだ。遠野では、事あるごとに衣川に出向き”御眷属様”を借り出して騒動を治めてきた歴史がある。恐ろしい狼が、人間の悪事の抑止力になったというわけだ。また、馬を保護するという意味合いもあったようだ。

狼被害が猛威を振るったのは、江戸時代。狂犬病が狼に広まった後、18世紀半ば辺りからだったようだ。それまでの狼は、山の神の使いとして、畑に悪さする鹿や野ネズミなどを捕獲する益獣という位置付けであったようだった。まあ、この狂犬病が流行ってから、狼の滅亡のカウントダウンが始まったわけだが、それ以前はとにかく狼とは山の神の使いで、田畑の守り神という位置付けであったのは、同じ山の神の使いである蛇と同じものである。しかし蛇が山の神の使いであるという民衆の意識は、かなり時代を遡ればならないようだ。それよりも遠野(東北)では山の神の使いの殆どは狼であった。
by dostoev | 2010-07-27 19:03 | 動物考 | Comments(25)

赤い発光物体(人魂?UFO?)

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薬師岳の頂きの天狗岩の間から、遠野盆地を撮影している時だった…。この日の夜は穏やかで、気温も標高を考えれば、暑く無く寒く無くの絶好の夜だったと思う。ところがこの天狗岩に立ってからというもの、急に突風が吹き始め立っているのも辛くなり、体も風によって冷えてしまった。とにかくそんな中、遠野盆地を撮影している最中に、東の方から赤い発光物体か飛んできたのが分かった。大きさは然程ではなかったが、その時は『UFO?』と思ってしまった。だがその赤い発光物体は、自分がイメージするUFOよりも小さく思えた。では人魂か?とも考えたのだが、人魂にしては、なんとなく人工的にも思えた。その赤い発光物体は、近づいてくると途中でUターンしたのだが、画像の左隅に、その軌跡を残してくれた。画像は、100ミリ程度の望遠で遠野盆地を捕えている為に、自分の立っている場所からは、かなり距離がある。そこに赤い発光物体は、飛んでいたのだ。

ストロボ撮影した場合など、飛んでいる鳥や虫などか写り込んだ場合、奇妙に写る場合がある。しかしこの時はバルブ撮影による長時間露光なので、余分な光は御法度である。手前に樹木や岩がある場合、意図的に照明を当てて浮き上がらせる場合があるが、この時の場所の手前には空中しか存在していない。このカメラの立っている前は、崖となるからだ。だから、もしもライトを照らすと、ハレーションを起こしてしまった画像になっていただろう。
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以前、夜間を飛ぶ飛行機が、星空の撮影中に入り込んだ事があった。上の画像のように、飛行機は赤い点滅ライトを光らせて飛ぶ為に、画像のように写り込む。軌跡も安定していて、画像上では真っ直ぐな光のラインとなっている。また飛行機の点滅ライトの為に、画像に写り込んだ様は点線になっているのかわかると思う。つまり点滅しているライトと、常に発光している光とは写り方か違うのだ。ならば7月22日の深夜、薬師岳山頂において目撃した赤い発光物体の正体は何であろうか?

一つ付け加えれば、撮影を終了して天狗岩から降りて離れると、不思議な事に今まで吹き荒れていた突風が止み、当初の様な穏やかな夜に戻っていた。となれば、人魂とかUFOなどでは無く、神霊的な現象?の一つであったのだろうか?
by dostoev | 2010-07-23 08:01 | 遠野体験記 | Comments(6)

薬師岳から望む。。。

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昨夜は、月明かりに照らし出され、早池峰がその地肌を見せてくれた。しかしその姿も、月が沈むと闇に隠れてしまった。
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早池峰と薬師の間を、一台の車が走っている。時間で言えば夜中の12時過ぎだろうか?
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薬師頂きとそ背後には遠野盆地のほのかな明かりが見える。
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薬師岳の頂から見る、遠野盆地方面。30秒露光では、これが限界だ。
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露光時間を長くして、遠野盆地をアップしてみる。どうやら遠野盆地は、雲海になっているよう。明るくなったら、別の場所から雲海を見てみようか?
by dostoev | 2010-07-22 19:32 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)

森の朝

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by dostoev | 2010-07-22 14:17 | 遠野不思議(自然) | Comments(2)

ハクビシン

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7月17日、早池峰神社で宵宮が行われている最中に、車で大野平方面へ行こうとした。すると車のヘッドライトに照らし出される動物の目があった。猫?タヌキ?キツネ?と想像したが、そこに現れたのは白い鼻筋の通ったハクビシンであった。

10年くらい前なら、ハクビシンの北限は福島と宮城の県境辺りであろうと云われていたのだが、今から2年前に遠野市土淵町の山口部落でハクビシンを目撃して以来の遭遇だ。しかし今度は、土淵ではなく大出での遭遇となった。1匹目撃されれば、ハクビシンの数はもっと多くいると思う。当然、この大出の地にもハクビシンは繁殖し、その数を増やしているのだろう。。。
by dostoev | 2010-07-21 12:43 | 遠野で遭遇する生物 | Comments(0)

点名

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谷川健一の言葉によれば「地名は遺跡」であるという。ほんの些細な地名であっても、それがいつから伝わり、何を意味するのかによって、古代の扉を開ける事になるのだと。写真の看板は、薬師岳に連なる山を表していのだが、そこに三角点の印と共に万旗という名が記されてある。この万旗は山名ではなく、点名となる。

遠野盆地は周囲を山々に囲まれているのだか、その山々一つ一つに名前が付けられている訳ではない。無名の山もいくつかある。ただ公では無いのだが、その地域によって古くから伝えられる山名というものも、存在する。また現代となり、新たに漢字が充てられてイメージが変わった山というのもある。

例えば、仙人峠の南方に鎮座する高清水山というのがあるのだが、これと同じ漢字表記の山は、遠野にもう一つある。一つは現在、遠野盆地を見渡せる展望台でも有名な高清水山であるが、これは「たかしみずやま」と読む。しかし仙人峠の高清水山は「たかすずやま」と読む為に、漢字だけ見ると紛らわしい山名だ。本来、仙人峠の高清水山は「たかすずやま」とも「すずがやま」とも呼ばれていたという。但し漢字表記ではなく、口伝だけで伝えられたようだが、漢字に表せは「鈴」の漢字を充てるのだと。つまり「高鈴山」もしくは「鈴ヶ山」という名前で表記されたのかもしれない。あくまて「鈴」に関する言い伝えから呼ばれた山名であるようだが、これは後に展開する事としよう。

さて冒頭に記した万旗という点名だが、明治時代に山が開発され、三角点が置かれるようになった。地図上で既に定まっている山名以外にある山に三角点を設置する場合、三角点名というのが必要であったようだ。その三角点名も、ただ闇雲に名付けるわけではなく、地域の古老などから昔から何と呼ばれていたかを参考にして名付けるのが三角点名である為、三角点名であろうが、殆ど山名と変わりないものであるようだ。

この看板に記された”万旗”も古来から伝えられている名であった。この”万旗”気になるのは、やはり神名となる。万旗は「よろすばた」と読み、萬旗と同じであろう。つまり唯一、萬旗が付く神名とは”萬幡豊秋津師比売命”となる。


菅江真澄「月の出羽道」には「比咩賀美箇嵩。此御嶽は瀬織津姫を祀ると云ひ、また栲幡千千姫を齋と云ひ…。」と記されている。この比咩賀美箇嵩とは現在太平山と呼ばれ、登山客に人気の山のようだ。山頂には太平山三吉神社奥宮があり、途中には御滝神社と御手洗神社があって、どちらにも火産霊神と祓戸神が祀られている。要は瀬織津比咩が祀られているという事。ここに栲幡千千姫という存在か登場するが、この栲幡千千姫の別名は萬幡豊秋津師比売命というのだが、この流れは瀬織津比咩が祀られる早池峰山の峰沿いの三角点名”万旗”と同じ信仰思想によるものではないかと考える。これについては、いずれ解き明かしていきたいと思う。
by dostoev | 2010-07-20 20:46 | 民俗学雑記 | Comments(0)

早池峰宵宮の夜

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7月17日夜の8時頃、北の方が光っていた。それがどうも、薬師岳の後ろ、早池峰山の辺りが光っている。雷鳴は聞えないが、稲光が点滅しているよう。気のせいか、北へ向かう車が多いようにも感じた。何故なら7月17日は、早池峰神社の宵宮の日だ。それなりの人が集まっているのだろう。その稲妻の閃光の元、早池峰神社の宵宮が開かれている。
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薬師の麓へと行って見ると、やはり光っているのは薬師岳の真後ろ、早池峰山であるようだ。画像は雲で形がよくわからないが、薬師岳となる。
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早池峰神社の宵宮の日は、流石に普段と違うハレの日のよう。暗い境内の筈が、照明で照らし出されている。
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境内の通路にも灯篭が立てられ、お祭りの演出が成されている。
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そして夜神楽の会場が、ここ↑となる。
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いつもこの時期は中学校総体がある為忙しく、未だに早池峰神社の宵宮を見た事が無かった。今回が初体験となったが、夜の10氏頃に発車する観光用送迎バスに合わせて終了する夜神楽は、商業的な臭い。地元の熱が薄れてしまった結果だろう。そういう面では、大迫、岳の早池峰夜神楽には勝てない。本来祭とは、地元民の熱気が観光客を呼び寄せるのだが、初めから観光客を意識して行われる祭というものは、長続きしないかもしれない…。
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稲妻の光る中に行われた早池峰神社宵宮てあったのだが、早池峰大神は満足したのか、稲妻の後に、満天の星空を見せてくれた。
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この後、早池峰大神が鎮座する又一の滝へと行って見たが、やはり満天の星空を見る事ができた。しかし遠野の町へ戻ってみると曇り空であり、星空なぞまったく見えなかった。つまり、稲妻の光と満天の星空は、早池峰山周辺の局地的なものであったのだろう。これは早池峰大神の”神の業”であったのかもしれない…。
by dostoev | 2010-07-19 09:27 | 遠野体験記 | Comments(8)

夜の又一の滝

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by dostoev | 2010-07-18 11:08 | 遠野各地の滝 | Comments(0)

遊び。。。

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例えは…遠野駅前カッパ公園上空。。。
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例えば…御伽屋駐車場上空。。。

この星空を見る為に、空を見上げる事ができるかどうかだろう。。。
by dostoev | 2010-07-13 16:58 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)