遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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遠野不思議 第四百五十二話「ガンドウ沢(大ムカデ退治の話)」

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今から四百年くらいの前の事である。当時、界隈で有名な弓の名人である
六郎太という人がおったと云う。

家から出かける時には必ず弓を持って出かけ、キジやウサギを必ず背負っ
て帰ってきては、隣近所にも分け配り、大変評判も良く好かれていたという。

荷沢峠から気仙領の深い谷地ガンドウ沢に丈余りもある大ムカデが居ると、
人々は大変恐れていたという。そこで人々は、六郎太に大ムカデ退治を頼ん
だと。六郎太は、直接現地を検分してからと、大ムカデ用に特別、毒矢を三本
用意したそうな。

決行の日は、あいにくの小雨模様で現地へと向かい、ガンドウ沢に着くと大き
なイビキの音が響いていたそうである。六郎太は、抜き足差し足で弓を射る
場所を選定し、神を念じながら矢を番え、満身これを引き絞り放った。その矢
は大ムカデの頭に命中し、その次の矢は頭から地面を貫いたのだと。

流石の大ムカデも頭を貫かれ、胴体だけがのた打ち回るだけだったが、つい
に六郎太の毒矢に倒されたのだった。それから六郎太の大ムカデ退治の話
は、遠野郷中に広まったのだと云う。

六郎太の家に集まった人々は大喜びし、祝杯を重ねたのだと。翌日になり、
人々はその大ムカデを見にガンドウ沢へと行き、皆その大きさに驚いたそうで
ある。

翌年、雪が消えた春、再び六郎太は、その大ムカデを見に行ったところ、大ム
カデは骨ばかりの残骸となっていたそうである。その大ムカデの残骸を目の当
たりにして「此のクサレ物に驚かされた!」と、その大ムカデの残骸を足で踏み
つけたところ、其の残骸の骨が六郎太の足に刺さり、其の後随分病んだそうで
ある。

人々は、物事は最後の最後まで慎重にすべきだと、後の世までの戒めとしたそ
うな。しかし大ムカデを倒してから一冬過ぎても、相手に対する敵愾心を燃やす
程の気構えがあるので、六郎太はこんな化け物にも一人で立ち向かったのだろ
うと、人々は六郎太に対する理解を示したのだと。

其の後六郎太は、それからも懸命に努力して腕を磨き、遠野郷にも稀な弓の名
人となったそうである。

by dostoev | 2007-10-31 19:02 | 遠野不思議(伝説の地) | Comments(0)

遠野不思議 第四百五十一話「千晩神社」

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「遠野物語32」の序文には…。

千晩ヶ嶽は山中に沼あり。此谷は物すごく生臭き臭のする所にて、此山に入り
帰りたる者はまこと少なし。昔何の隼人と云ふ猟師あり。其子孫今もあり。白き
鹿を見て之を追ひ此谷に千晩こもりたれば山の名となす…。


現在は仙磐山(標高1016メートル)といい、畑屋の縫の伝説の地の山でもある。
その山を祀る唯一の神社が、この千晩神社だ。

明治15~16年頃に、遠野市上郷町板沢部落で踊られていたシシ踊りを3名の
若者が習い覚え、小川地域に伝承したといわれる、云わば板沢シシ踊りと兄弟
となっているのが、この千晩神社のシシ踊りだ。とにかくこの千晩神社は、伝説と
芸能が、遠野と繋がっている。

そろそろ、ずっと放置していた畑屋の縫を含む伝説の3人の鉄砲打ちに手を伸ば
すとしようか…。

遠野には三山駆けというものがあるが、この伝説の畑屋の縫の伝説を継承する
なら仙磐嶽→方羽山→死助の権現山の三山駆けをするしかないだろう…。
by dostoev | 2007-10-29 19:10 | 遠野各地の神社(その他) | Comments(2)

遠野不思議 第四百五十話「林檎川」

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遠野の山中に、林檎の川あり。その近辺に近付くと、甘酸っぱき香り漂いて、
桃源郷かと、その匂いにむせぶなり…。

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実は、権現岩のハヤリ神を探して山中を彷徨っているうちに、何やら甘酸っぱい
香りが漂って、近付いてみると小さな沢に、ギッシリと林檎がうまっていた。

この沢は人里から離れた場所にあり、何の為にここに棄てたのだろう?と考えて
みると、一つの事に辿りつく。林檎園に腐った林檎を放置しておくと、その匂いに
つられて熊が寄ってくるというのを聞いた事がある。ならばという事で、先んずれば
熊を制す。先に、売り物にならない落ちて傷ついた林檎を山中に棄てれば、いつの
間にか、熊の餌場となり、この林檎が無くなるまで、熊は人里の林檎畑を襲わない
為に棄てられたのでは?と考える。というか…よくよく見ると、既に噛み付いた痕の
ある林檎も数個あり。熊に遭いたい場合は、ここにくれば良いのだと思う(^^;
by dostoev | 2007-10-29 17:51 | 遠野不思議(伝説の地) | Comments(0)

遠野不思議 第四百四十九話「爪喰野」

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昔、源平時代、源義家が蝦夷征伐に来た頃、その義家の家来に大酒飲み
で有名な弁次郎という者がいたそうな。

義家の部隊が遠野を訪れた時、弁次郎は部隊を離れ、栃内の沖舘家の裏手
にある桜の木に馬を繋ぎ、川向の宇田家の氏神様を参拝しに行ったそうな。
弁次郎が戻って来たれば、狼が弁次郎の馬の足に喰らい付き、爪を食って
いたそうである。それから部落の名前が爪喰野と成り、今でも爪喰部落と呼
ばれているそうな。

それから弁次郎は馬に乗る事ができず、その時の桜の枝を折り鞭代わりにし
て小友村まで歩いていったそうな。しかし鷹鳥屋の小黒沢という部落についた
時、この馬は死んでしまったそうな。それから弁次郎は、この地に「小黒神社」
を祀り、その時鞭にしていた桜の枝を馬の墓標代わりに植えたのが今の伊豆
神社の桜の木となったそうである。
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面白いのは、小友では義経の愛馬”小黒”となっているが、土淵では弁次郎の愛馬となっているところ。小烏瀬川の支流足洗川は義家の馬の足を洗った事から名付いた川の名であるが、土淵にはそれに相対した安部一族の伝説もまたあり、貞任山もある。

かたや小友にも、安部の砦跡があり、貞任山がある。義家の痕跡こそ無いけれど、義経の話は多岐に渡り存在する。遠野には地名や山の名の重複があり、地名などの発生を辿る事により、物語にからみついた糸もまた解きほぐす事ができるのだろう。
by dostoev | 2007-10-29 00:05 | 遠野不思議(伝説の地) | Comments(0)

遠野不思議 第四百四十八話「舌出岩」

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昔、天明年間の頃、栃内部落に大蛇がいたそうな。その大蛇は家畜や農作物を
荒らして、部落の人々は困っていたそうである。部落の人々はどうしたものかと
途方にくれていたが、そこに一人の和尚が現れたのだと。

和尚は、わたしが退治してあげようと言って、大きな樽に酒を造って大蛇が来る
のを待っていたのだと。夜になって、その大蛇が酒の匂いにひかれて寄って来、
その大樽の酒を飲み出し、やがて酔い潰れて、寝息を立てて寝てしまったとこ
ろを、その和尚が退治したのだと云う。

この退治された大蛇の頭はその後岩に変わって「舌出岩」と呼ばれ、今でも大き
な口から舌を出しているのだと云う。


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この「舌出岩」の下には小さな祠があり「明神」という札が入っている。実はこの退治
された大蛇の尾は、大樽にある川に渦巻いているのだと。
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大蛇に大樽に入った酒を飲ませた場所は、今ではやはり大樽という地名となり、
その川沿いにはやはり、明神を祀っている神社がある。そう、舌出岩の明神の祠と
大樽の明神神社は繋がっているのである。

雨乞いには龍を祀るのだが、弘法大師は大蛇に祈願して雨乞いをした。龍と大蛇
の混同は昔からあり、この舌出岩となった大蛇も龍となりて明神として祀られたの
だろう。また、川は龍の見立てともなるのを考えると、大蛇の頭の場所の川から尾
の大樽まで一繋がりに川は、緩やかにカーブを描いているので、大雨の後にはよ
く氾濫したのかもしれない。なのでこの話は、小烏川の氾濫を物語る話だったのだ
ろう。
by dostoev | 2007-10-28 16:39 | 遠野の妖怪関係 | Comments(0)

遠野スポーツ流鏑馬大会

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「ウェスタンハットジャパン店長日記」

今日は、遠野馬の里で「遠野スポーツ流鏑馬大会」が開催された。まあ実際は、
ブログ「ウェスタンハットジャパン店長日記」のAmyさんが来ているので会いい行こうか
と思い立ち、仕事の合間を縫って行ってきた。

Amyさん曰く「一番大きい女がわたしです。」というように、周りを見渡せば一人、
「花の慶次」の格好をした大柄な女性が一人いた。多分これがAmyさんだろう。
すぐにわかった(^^;
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他にも…くのいちの格好…。
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牛若丸…。

華やかで艶やかな衣装に身を包んで、馬を駆け弓をひく様には、こういう派手な
格好が良く似合う。スポーツといいながら、格好だけ見ていると時代錯誤に陥り
そうな格好でスポーツというイメージには結びつかない気はするが、この流鏑馬
がスポーツに成り得るなら、いっそオリンピックで取り上げられたら面白いと思う
のだが…。

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弓を射るというのはいつ以来だろう?流鏑馬を見ていて、弓道弐段の血が騒ぐ…(^^;
by dostoev | 2007-10-28 11:41 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(2)

天ヶ森への道…は無い。

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午後3時頃に一旦店を閉めて、天ヶ森へと向かった。夕方には戻って仕事に
復帰しなければいけないので、限られた時間はせいぜい1時間半…。

とにかく麓から登ったのでは、時間的に無理なので、高清水山から石羽根方
面に抜ける途中に車を乗りすてて、適当に天ヶ森へと向かう事にした。

木々が生い茂っている為、正確に天ヶ森を確認できないが、まあこの辺で
一番高い山を目指せばいいという気楽なものであった。
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西側の山を見て、太陽の位置を確認する。とにかく日没前に、ここに戻って
こなくてはならない…。
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とにかく、藪こぎからスタート。実はこの石羽根方面の林道の手前に、上に
行く林道があったのは知っていたが、行った事が無いので、いつも通る道か
ら登る事にした。
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暫く藪を漕いで歩いていると、林道に遭遇。多分これが、石羽根の手前にあ
る上へと登る林道なのだろう。失敗した気持ちはあるが、これで一つ勉強に
なった。しかし、天気は秋晴れの快晴なのだが、何故かモヤってる…?

しかし、この林道…全然上へ登る道へと続かない。ただ横に進むだけのよう
だ。ある程度この林道を進むと、だんだん下り坂になってきた。これじゃ天ヶ森
の山頂へと行く事ができない。仕方ないので、再び藪漕ぎスタートで、道無き道
を進む…。
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暫くすると、松林に遭遇…。
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若干、松林の隙間に遠野盆地が見えるので写真を撮影してみた。尾根伝いの
道無き道を延々と進み、次第に山頂へと近付くのがわかった。
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そして、この唐松林を登り切ると、多分山頂だろう…。
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そして、どうにか山頂に到着。一番高いところに来てみると、そこには古峯山の
小さな石塔がポツンとあるだけだった。側の木には「天ヶ森」と書かれた木の小
さな看板が掛けてあった。これを見て、天ヶ森の頂に着いた事を実感。ここまで
所要時間40分くらいだ。
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しかし、天ヶ森の頂から周囲を見渡しても、木々に覆われて、まったく下界が
見えない。周囲の山々も見えない。実は天ヶ森から伊豆神社方面と、早池峰
方面を確認しようという気持ちで来たのだが、それはあえなく断念…。

この頂きの周囲を見渡しても、道らしき道はまったくない。つまり頂きへの道は
皆無という事だ。途中にあった林道は、山の中腹を抜けて、里に繋がっている
林道であって、山頂には続いていないのはわかった。
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さて帰りは、車に辿り着く為に西側斜面を下るしかない。植林したカラ松林を
延々と下って、とにかく車を乗り捨てた林道に向かおうとした。
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途中、上空を見ると、太陽の右の延長上に太陽の光を反射している雲が輝い
ているのを見つけた。これがレンズ雲というのだろうか?…帰って調べたら、
レンズ雲では無かったが…。

しかし…自分の山での勘は自画自賛するわけでは無いが、素晴らしいと実感。
適当に登った山でも、帰りはキッチリ自分の車を乗り捨てた場所に到着。何度
も山に登っていると、山の勘というものが磨かれるのだろうか?
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さて車に乗り、高清水の道路経由で下界に帰ろうとしたら、丁度夕焼けの赤味
が遠野盆地を照らしていた。
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そして満月には一日早い月が、山を昇ってきた…明日は満月だ…。
by dostoev | 2007-10-25 21:36 | 遠野体験記 | Comments(2)

遠野不思議 第四百四十七話「天ヶ森(756m)」

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松崎村に天狗森と云ふ山あり。其麓なる桑畠にて村の若者何某と云ふ者、
働きて居たりしに、頻に睡くなりたれば、暫く畠の畔に腰掛けて居眠りせんと
せしに、極めて大なる男の顔は真赤なるが出で来れり。

若者は気軽にて平生相撲などの好きなる男なれば、この見馴れぬ大男が立
ちはだかりて上より見下すやうになるを面悪く思ひ、思はず立上がりてお前は
どこから来たかと問ふと思ふに何の答えもせざれば、一つ突き飛ばしてやらん
と思ひ、力自慢のまゝ飛びかゝり手を掛けたりと思ふや否や、却りて自分の方
が飛ばされて気を失ひたり。

夕方に正気づきて見れば無論その大男は居らず。家に帰りて後人に此事を話
したり。

其秋のことなり。早池峯の腰へ村人大勢と共に馬を曳きて萩を苅りに行き、さて
帰らんとする頃になりて此男のみ姿見えず。一同驚きて尋ねたれば、深き谷の
奥にて手も足も一つ一つ抜き取られて死して居たりと云ふ。

今より、二三十年前のことにて、此時の事をよく知れる老人も今も存在せり。
天狗森には天狗多く居ると云ふことは昔より人の知る所なり。

                                      「遠野物語90」

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遠野の山伏は、貧しい百姓山伏であった。遠野の山伏らは家の背後に修行の
為の山を持っていた、松崎村の良厳院は、この天ヶ森を修行の山としていたそ
うである。

ところで、天ヶ森の頂には「天ヶ森」の表示と古峯山の石塔がポツリとあるだけで
ある。この頂の周囲には道は無い。なので、この頂から下る場合は、藪の中を突
き進むしかない。ただ途中に、天ヶ森山腹の周囲を巡る、今では人も通らない林道
があるだけだった。
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周囲は木々が生い茂り、視界は悪い。辛うじて木々の隙間から、遠野盆地の
一部が見渡す事ができる程度である。
by dostoev | 2007-10-25 18:26 | 遠野不思議(山) | Comments(0)

遠野の白雪姫?には、近付くな!(^^;

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昔々…?遠野の荒川高原に、色白の白雪姫?という牝馬がおったと…。



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白雪姫は、天気の良い日に青草を食み、のんびりと生活していたのであった…。



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ところがある人間の男が、この白雪姫に一目惚れし、近付いて写真を撮ろうと思っ
たのだと。間近で見る白雪姫は、それはそれは美しかったそうな…。



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ところが、この白雪姫には乱暴者の彼氏がおって、白雪姫に近付くと、どこからか
ヌッと現れて、ガンを飛ばすのであったと…。



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それでも諦め切れない人間の男は、白雪姫の写真を撮り続けたら…。

「てめぇ!この野郎!俺の女に近付くんじゃねぇ!ブルルルル!」

と、言葉で脅してきたのだと…。



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更に近付き、その人間の男の衣服をガジガジと噛んで、白雪姫を守ったとさ。
どんどはれ…?(^^;




(注)  動物であれ人間であれ、人の彼女(人妻含む)に近付くのは、
     やめましょうという物語であった…(^^;

by dostoev | 2007-10-25 09:29 | 遠野情報(雑記帳) | Comments(0)

遠野不思議 第四百四十六話「地蔵沢(神のたむけ岩)」

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神のたむけ岩(祭壇の形をした岩)

小出の集落の手前に、神遺神社というのがあり、ここから三女神がわかれた
というが、実はこの地蔵沢にも、同じような話が伝わっている。

遠野三山の女神である「おろく」「お石」「お早」の三姉妹は、それまでずっと、
この地に留まり、この地蔵沢で遊んでいたそうで、別れの前の晩に、この沢
で身を清めて寝たのでそうな。

ところが別れの当日、早池峰を手にした「お早」と六角牛山を手にした「おろく」
はそうでもないが「お石」は、遠い石上山へと行くのを渋っていたのだと…。

そこで、ここに住む地蔵が現れて、お石を石上山まで送って行ったのだと云う。

今では誰も知らない「神のたむけ岩」は、誰も行かない藪の中にある。昔々、
12月12日に、この地域の人々が拝んだのだそうな…。
by dostoev | 2007-10-19 12:35 | Comments(0)