遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
カテゴリ
全体
民宿御伽屋HP
御伽屋・幻想ガイド
遠野体験記
民宿御伽屋情報
遠野三山関連神社
遠野不思議(山)
遠野不思議(伝説)
遠野不思議(伝説の地)
遠野不思議(遺跡)
遠野不思議(神仏像)
遠野不思議(石)
遠野不思議(石碑)
遠野不思議(追分の碑)
遠野不思議(史跡)
遠野不思議(樹木)
遠野不思議(桜)
遠野各地の滝
遠野の鍾乳洞
遠野不思議(自然)
遠野八景&十景
遠野不思議(オブジェ)
遠野不思議(その他)
遠野各地の河童淵
遠野各地の狐の関所
遠野各地のデンデラ野
遠野各地の水車小屋
遠野各地の不地震地帯&要石
遠野各地の賽の河原
遠野各地の乳神様
遠野不思議(淵)
遠野各地の沼の御前
遠野各地のハヤリ神
遠野の義経&弁慶伝説
遠野の坂上田村麻呂伝説
遠野の安部貞任伝説
遠野不思議(寺院)
遠野七観音
遠野各地の八幡神社
遠野各地の熊野神社
遠野各地の愛宕神社
遠野各地の稲荷神社
遠野各地の駒形神社
遠野各地の山神神社
遠野各地の不動尊
遠野各地の白龍神社
遠野各地の神社(その他)
遠野の妖怪関係
遠野怪奇場所
遠野で遭遇する生物
遠野の野鳥
遠野のわらべ唄
民俗学雑記
遠野情報(雑記帳)
観光案内(綾織偏)
観光案内(小友編)
金子氏幻想作品
「遠野物語考」1話~
「遠野物語考」10話~
「遠野物語考」20話~
「遠野物語考」30話~
「遠野物語考」40話~
「遠野物語考」50話~
「遠野物語考」60話~
「遠野物語考」70話~
「遠野物語考」80話~
「遠野物語考」90話~
「遠野物語考」100話~
「遠野物語考」110話~
「遠野物語拾遺考」1話~
「遠野物語拾遺考」10話~
「遠野物語拾遺考」20話~
「遠野物語拾遺考」30話~
「遠野物語拾遺考」40話~
「遠野物語拾遺考」50話~
「遠野物語拾遺考」60話~
「遠野物語拾遺考」70話~
「遠野物語拾遺考」80話~
「遠野物語拾遺考」90話~
「遠野物語拾遺考」100話~
「遠野物語拾遺考」110話~
「遠野物語拾遺考」120話~
「遠野物語拾遺考」130話~
「遠野物語拾遺考」140話~
「遠野物語拾遺考」150話~
「遠野物語拾遺考」160話~
「遠野物語拾遺考」170話~
「遠野物語拾遺考」180話~
「遠野物語拾遺考」190話~
「遠野物語拾遺考」200話~
「遠野物語拾遺考」210話~
「遠野物語拾遺考」220話~
「遠野物語拾遺考」230話~
「遠野物語拾遺考」240話~
「遠野物語拾遺考」250話~
「遠野物語拾遺考」260話~
「遠野物語拾遺考」270話~
「遠野物語拾遺考」280話~
「遠野物語拾遺考」290話~
「現代遠野物語」1話~
「現代遠野物語」10話~
「現代遠野物語」20話~
「現代遠野物語」30話~
「現代遠野物語」40話~
「現代遠野物語」50話~
「現代遠野物語」60話~
「現代遠野物語」70話~
「現代遠野物語」80話~
「現代遠野物語」90話~
「現代遠野物語」100話~
「遠野妖怪談」
「闇・遠野物語」
遠野小学校トイレの花子さん
遠野小学校松川姫の怪
遠野小学校の座敷ワラシ
菊池氏考
佐々木氏考
クワガタと遠野の自然
安倍氏考
阿曽沼の野望
遠野・語源考
河童狛犬考
飛鳥田考
遠野色彩考
遠野地名考
ゴンゲンサマ考
五百羅漢考
続石考
早池峯考
六角牛考
七つ森考
羽黒への道
動物考
月の考
「トイウモノ」考
小松長者の埋蔵金
遠野七観音考
鯰と地震
三女神伝説考
早池峯信仰圏
河童と瀬織津比咩
狐と瀬織津比咩
勾玉の女神
橋姫と瀬織津比咩
平将門と瀬織津比咩
狼と瀬織津比咩
鈴鹿権現と瀬織津比咩
母子信仰と速佐須良比賣
七夕と白鳥
来内の違和感
瀬織津比咩(イタリア便り)
水神と日の御子
年越しの祓の女神
「七瀬と八瀬」
鉄の蛇
荒御魂
閉伊氏の正体
早瀬川と白幡神社
瀬織津比咩雑記
岩手県の瀬織津比咩
古典の世界
「宮木が塚」
「蛇性の淫」
「白峰」
「吉備津の釜」
「菊花の約」
「青頭巾」
「浅茅が宿」
「徒然草」
「源氏物語」
「枕草子」
わたしの怪奇体験談
よもつ文
遠野の自然(春)
遠野の自然(夏)
遠野の自然(秋)
遠野の自然(冬)
遠野の夜空
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
お気に入りブログ
パチンコ屋の倒産を応援す...
ゲ ジ デ ジ 通 信
宮  古  物  語
民宿御伽屋
不思議空間「遠野」別館
ひもろぎ逍遥
jun-roadster
リティママ の日々徒然
世に倦む日日
JUNJUNの落書き帳
外部リンク
最新のコメント
ありがとうございます、息..
by soma0506-yca at 10:17
soma0506-yca..
by dostoev at 21:11
観月祭の記事拝見させて頂..
by soma0506-yca at 10:41
下記のURLは、早池峯神..
by dostoev at 18:41
この早池峯神社山門の神像..
by dostoev at 18:39
数十年前に、旅の手帳とい..
by soma0506-yca at 06:56
doronko-ton..
by dostoev at 15:59
駒木の西教寺の開山年代が..
by dostoev at 15:58
お邪魔します。 インパ..
by doronko-tonchan at 15:30
天台に始まるという駒木の..
by 鬼喜来のさっと at 14:18
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2007年 09月 ( 12 )   > この月の画像一覧

遠野不思議 第四百三十八話「刃納めの岩」

f0075075_10472579.jpg
f0075075_10475494.jpg
f0075075_10482688.jpg

この先は聖域である為、ここで刃を納める為の岩のようである。
by dostoev | 2007-09-28 10:50 | 遠野不思議(石) | Comments(0)

遠野不思議 第四百三十七話「遠野八景&十景(六角牛秋月)」

f0075075_20463274.jpg

f0075075_20461612.jpg

元禄め宝暦年間に制定された遠野八景と、天保年間に制定された遠野八景に
六角牛山の秋月が選ばれている。中秋の名月は六角牛山にかかる為、美しい
山に美しい月は絵となったのだろう。
by dostoev | 2007-09-26 20:54 | 遠野八景&十景 | Comments(4)

夜のツアーと昼のツアーと早朝のツアー・・・。

f0075075_926637.jpg

ここ最近、ツアー希望客が多く、隔日で夜に出かけている場合が多いような…。
そんな中、久々に行った夜の怪奇ツアー。妖狐の墓と、恩徳の幽霊屋敷は、
なんか久々で懐かしかった。。。

雨の降る中、山中を歩くというハード?さ。。。
f0075075_9293565.jpg

f0075075_9241191.jpg

写真は携帯を使用して、何度も妖狐の墓を撮影する観光客。
f0075075_926298.jpg
f0075075_9265312.jpg
f0075075_927842.jpg
f0075075_92730100.jpg

久々の幽霊屋敷は、内部がすっかりジャングル化…。
f0075075_9552233.jpg

f0075075_19161075.jpg
f0075075_19162864.jpg

f0075075_9555066.jpg

また「鍾乳洞探検に行きたい!」という客の声に、鍾乳洞を訪れ…。
f0075075_928712.jpg

そして「早朝の荒川高原へ行き、馬を見たい!!!」という客の声に合わせて、
早朝4時に、荒川高原へ…。
f0075075_1918497.jpg

f0075075_19175151.jpg

f0075075_9284127.jpg

朝・昼・夜とツアーを続けると、正直…疲れるのだよなぁ…これが。。。。
by dostoev | 2007-09-21 09:59 | 御伽屋・幻想ガイド | Comments(2)

再び地底の水中世界へ!(遠野の鍾乳洞探検)

f0075075_22434917.jpg

再び、観光スポットには掲載されていない遠野の鍾乳洞を訪れた。
今回は…素潜りと、ロッククライミングの世界だった。。。
f0075075_9231984.jpg

f0075075_785141.jpg

この日の大雨…また前回の台風による大雨の影響で、鍾乳洞探検に不安が
過ぎった。果たして山の林道は大丈夫なのか?もしも車が山中ではまったら?
などといろいろ考えてみた。

この日は川も増水して、猿ヶ石川にも何故か季節外れの白鳥が流されている。。。
f0075075_22114498.jpg


実際、この日に訪れた鍾乳洞までの道は、大雨の影響で林道の土が流され、
完璧にえぐられていて、車で鍾乳洞へは辿り着けない状況となっていた。

仕方ないので車を乗り捨てて、大雨の山中を鍾乳洞に向かって歩いていった…。

この時のメンバーは、mixiコミュ参加の客とマイミクなど、自分を含めて
男3人・女性1人だった…。

雨の中の山中を歩く姿の画像に、何故か巨大なオーブ?が写る。何かを暗示
しているのだろうか?
f0075075_2244486.jpg

もう一つの不安は、この大雨により鍾乳洞内の水が濁って無いか?だったが、
それは単なる危惧だけで終わった。
f0075075_22443472.jpg

写真は水中から、水面にできた水の波紋を撮影したもの。
f0075075_22451917.jpg

鍾乳洞の水は雨の影響を受けずに、今回も綺麗な透明度を保っていた。
f0075075_22454738.jpg
f0075075_22461153.jpg
f0075075_22472238.jpg
f0075075_22474932.jpg
f0075075_22481594.jpg
f0075075_22483977.jpg

f0075075_21272379.jpg

f0075075_21274850.jpg

f0075075_2249133.jpg

落差10メートルにもなる鍾乳洞内部の滝
f0075075_21242570.jpg

滝の水の吹き出し口
f0075075_21245358.jpg

滝壺
f0075075_22494383.jpg

鍾乳洞の崖をよじ登り、上から下方を撮影したもの…かなり高い…。
f0075075_22495750.jpg

鍾乳洞の壁を登ろうとする自分…。
f0075075_2252186.jpg

この写真は、カメラを滝の中に入れてストロボを発光させて撮影したもの。
f0075075_22521236.jpg

滝の水しぶきが、幻想的な光と形を作り上げる。
by dostoev | 2007-09-17 22:53 | 遠野の鍾乳洞 | Comments(4)

遠野三女神の伝説を考える

f0075075_21471322.jpg

早池峰大神・石上大神・六角牛大神
f0075075_21472934.jpg

「おはつ」もしくは瀬織津姫
f0075075_21474653.jpg

「おいし」もしくは速佐須良姫
f0075075_2148083.jpg

「おろく」もしくは速秋津姫

伝説其の一

安倍宗任の妻「おない」の方は「おいし」「おろく」「おはつ」の三人の娘を引き
連れて、上閉伊郡の山中に隠れる。其の後「おない」は、人民の難産・難病
を治療する事を知り、大いに人命を助け、その功により死後は、来内の伊豆
権現に合祀される。

三人の娘達も大いに人民の助かる事を教え、人民を救いて、人民より神の
如く仰がれ其の後附馬牛村「神遺」に於いて別れ三所のお山に登りて、其の
後は一切見えずになりたり。それから「おいしかみ」「おろくこし」「おはやつね」
の山名起これり。此の三山は神代の昔より姫神等の鎮座せるお山なれば、
里人これを合祀せしものなり。



伝説其の二

坂上田村麻呂、東夷征伐の時、奥州の国津神の後胤なる玉山立烏帽子姫
という者あり。田村麻呂は東奥を守護せり後、立烏帽子姫と夫婦になりて、
一男一女を産めり。其の名を「田村義道」「松林姫」と言へり。

其の後「松林姫」は三女を産む。「お石」「お六」「お初」と言った。三人は各所
にありしが牛や鳥に乗りて集まりし所を附馬牛という附き馬牛にて、到着の儀
なり。

天長年間、「お石」は我が守護神として崇敬せし速佐須良姫の御霊代を奉じて
石上山に登り、「お六」は、守護神の速秋津姫の御霊代を奉じて六角牛山に
登り、「お初」は瀬織津姫の御霊代を奉じて早池峰へと登った。


考察は…明日。取り敢えず、伝説を若干略して記しただけ(^^;
by dostoev | 2007-09-11 22:23 | 三女神伝説考 | Comments(7)

三途縄(サンヅナワ)

又同じ人、ある夜山中にて小屋を作るいとま無くて、とある
大木の下に寄り、魔除けのサンヅ縄をおのれと木とのめぐり
に三囲引きめぐらし、鉄砲を堅に抱へてまどろみたるしに、
夜深く物音のするに心付けば、大なる僧形の者赤き衣を羽ば
たきして、某木の梢に蔽ひかかりたり。すはやと銃を打ち放
せばやがて又羽ばたきして中空を飛びかへりたり。

此時の恐ろしさも世の常ならず。前後三たびまでかゝる不思
議に遭ひ、其度毎に鉄砲を止めんと心に誓ひ、氏神に願掛け
などすれど、やがて再び思ひ返して年取るまで猟人の業を棄
つること能はずとよく人に語りたり。

                     「遠野物語62」


* 三途縄とは…猟師が山に入るとき携える縄。危急の時は、
   これを用いて行う法ごとがある。

   遠野では、葬式の際に作るタツガシヲにつけた麻をもって、
   山立の際に三途縄で魔除けとする風がある…。



ところで三途縄の解釈だが、いまいち意味が伝わってない…。


1.黒不浄によって穢れたものであるから、同族?である
 魔は寄ってこない。

2.穢れた死体を結び封印した紐であるから、魔は避ける。



ところで「遠野物語62」の話では、三途縄の結界を張っていても、赤い衣を纏った僧形の魔物?に襲われている。これは三途縄の効力が無い為なのか、元々僧形の魔物には効果が無いのか?この辺も、よくわからない。

>魔除けのサンヅ縄をおのれと木とのめぐりに
>三囲引きめぐらし 「遠野物語62」


ただ、通常であれば三途縄は地鎮祭の時に張る注連縄のように四角く張るものだとか。だから「遠野物語62」の男の張った三途縄の結界は片手落ちなのだろうか?

また関連があるかどうか…漁師は山の夜に過ごす場合、決して髪は梳らなかったのだという。これはマジナイの一種だったようだが、夜に髪を梳かないについては、後で考えよう。

ちなみに三途縄というものは、一度死人と一緒に地中へと同行し、再び地上に戻って再生する不思議な力を持つように変質した縄だと認識されていたようだ。
f0075075_11332073.jpg

数日前、石上山で夜を過ごした時、雨が降って来たために中腹の「中之堂」というところまで下って、朝の4時まで過ごした。独りで過ごす夜の山のお堂というものは寂しいもので、昔であれば魑魅魍魎が訪れ、恐怖の一夜を過ごしたという話もまた多い。
f0075075_113741.jpg

実際、夜の闇を撮影しても白いモヤに赤い光が差し込んで写る様は、何かいるんじゃないか?と、不安を助長させる…。
f0075075_11384653.jpg

ところで遠野地方には"三途縄"と呼ばれる、独特な結界を作る縄の存在がある。マタギなどは、この魔を寄せ付けない三途縄を張って、山中を安全に過ごしたものだという。実はこの三途縄の元々は、死体を入れる桶を結わえる紐だったようで、埋葬の時にその桶を結んでいる紐を、人に見つからないように、必要な長さだけ盗み取り、それを使ったのだと云う。

死者というのは俗に黒不浄と呼ばれ、穢れの元であるけれど、この黒不浄にあった紐を魔除けに使うというものは、もう既に生者ではなくて、黄泉の国の住人である死者であるから魔物が寄ってこないものと考えられたのだろうか?

ちなみに自分も、この三途縄の存在は知っていたのだが、現在は死体を棺桶に入れ、蓋を釘で打ちつけてしまう為に紐というものは使用しない。だから、三途縄というものは、現代では手に入らないのである。そんな訳で…現在使用している携帯電話のストラップは以前、友達ある、葬儀屋勤務のかつひろ氏から北海道の牧場のお土産で貰ったもので、馬の尻尾の毛で出来ているもの。

この馬の毛のストラップをやはり以前「三途縄の効果がありますように!」と…、とある某死体を拝見した時に、こっそりこのストラップでナデナデしたものである。だから今回の山のお堂で篭った時も、この携帯のストラップを撫でるように両手で持ち、結界を張った形をとってから寝たものだった…。

病は気からというが、マジナイもまた人の思い入れが大きい。自分にとってのこの三途縄の役目を果たす、馬の毛ストラップもまた、それと同じ。自分がこうして無事にいるのも、ストラップのおかげというか…死体様々?である…(^^;
by dostoev | 2007-09-11 11:42 | 民俗学雑記 | Comments(0)

石上山への道

f0075075_14572557.jpg

f0075075_1564573.jpg

遠野三山のうち、石上山だけは何故か登った事が無かった。通常は、石上山の
登山道から登るのが常套手段なのだろう。ただし、ショートカットの方法もある。
それが、山谷川牧場から登るという方法だ。車で山谷川牧場の頂上へと行くと、
石上山へは残り3分の1程度で済む。しかし、いきなり裏技を使うのも…という
事で、今回は真正面の石上山登山道から登る事とした…。

石上山登山道

f0075075_1511319.jpg

夜の、石上山登山道は当然だが真っ暗闇。当然、ヘッドライトは必需品だ.当時、
台風の翌日の為湿気が多いのか、全体にモヤがかかっていた。またやはり台風の
影響の為、地面がぬかるんでいた…。
f0075075_15164023.jpg

写真を撮っても、モヤと闇しか写らない…。
f0075075_15185637.jpg

f0075075_15181070.jpg

f0075075_1519468.jpg

馬止めに到着すると小屋が登場する。「籠堂小屋」と書いてあった。内部を見ると、
木の床は腐っている…。

馬止め(動画)

ところで「馬止め」という表示は何故かと言うと、ここからが傾斜がキツク、馬でも
登るのに難儀するからなそうだ…。確かに、ここからの道程がかなりの傾斜で、
早池峰に登った時より大変に感じた。ただし、早池峰山に登った当時より体力は
落ちていたのだろうが…それでもキツイ傾斜だ!

途中、闇に光る目登場
f0075075_15295942.jpg

途中、ガサガサと草むらを歩く音と共に、ヘッドライトの光に目が映った。一瞬『熊?』
とも思ったが、多分鹿だったのだろう…。

暫く、ヒィヒィ歩いていくと、巨石が登場する。「刃納めの岩」とあるが…。意味を考えて
みたが…多分これより神域?に入るので、ここで刀などを置いていかなければならな
い場所の意味としての岩なのだろうか?
f0075075_15422682.jpg

ただし、急坂を延々登っていたので、巨石が登場し、道に変化があったのは嬉しい
限りだ。なんの変哲も無い道を延々と歩くのは苦痛以外の何ものでもないからだ。

暫く進むとチェーンがぶら下がっている…。
f0075075_15375524.jpg

f0075075_15385397.jpg

このチェーンを伝って上に登ると「中之堂」というお堂が登場した。
f0075075_15465350.jpg
f0075075_15471567.jpg

内部を拝見すると、板場の奥に「石上山大権現」が祀ってあり、その脇には遠野三山
の女神の絵が飾ってある。
f0075075_15494271.jpg
f0075075_1550231.jpg
f0075075_15502362.jpg
f0075075_15512510.jpg

このお堂の左脇に登山道があり、鎖梯子とある。。。
f0075075_15532795.jpg

ほぼ90度の岸壁に鎖梯子があるのだが、この鎖梯子は岩肌に密着している為に、
足先を鎖にかけるのが大変だ。簡単に足をかけてしまうとズルッ!と滑りそうでヤバ
イ難所だ。。。。

どうにかここを乗り越えても、次々に鉄の梯子やらチェーンだけがぶら下がっている
難所が続く・・・。
f0075075_15564144.jpg
f0075075_1556565.jpg

更に、闇の中を登った為か…登っている最中に下を見ても闇が広がるばかり。まる
で黄泉の国が下に、底無しに広がっているような感じだ。。。。

今回は夜に登ったのだが、日中でも女性が登るには大変な場所だと思う。女人禁制
の山となったのは、もしかして女性を保護しようとした意識もあったのかもしれない。

それから暫くして、再び巨石が登場した。
f0075075_15591731.jpg

「兜岩」とある。ここまで来ると、頂上はもうすぐ!

細い隧道みたいなところを進んでいくと、大岩が目の前に登場する。その岩の上に
祠が載っていた。頂上にやっと到着だ。
f0075075_1685855.jpg
f0075075_1691183.jpg


石上山山頂到着(動画)

この頃は、石上山のモヤも酷く、写真を撮ってもモヤばかりだ…。
f0075075_1610886.jpg

「石上山1038メートル」とある…。
f0075075_16102450.jpg

何故か、モヤと一緒に赤い光が写りこんだ。。。
f0075075_1611055.jpg

取り敢えず、山頂からの夜景を撮影してみた。
f0075075_16115537.jpg

この日の月の入りは11時15分頃だったが、雲が多く見る事ができないかと思って
いたが、風もあった為に暫くして雲が風で流れた為に、月が三日月の姿を現した。

さてここで、暇だったせいもあるが記念撮影をしてみた…。不気味に写り、まるで
心霊写真のよう…。
f0075075_16145136.jpg
f0075075_16153443.jpg

この後、雨が降って来た為に「中之堂」まで下がって、夜明けまで休む事とした。
そして御来光の後に下山して、泊り客の食事を作る為に急いで帰ったのだった…。
by dostoev | 2007-09-10 16:20 | 遠野体験記 | Comments(0)

遠野不思議 第四百三十六話伝説の滝」

f0075075_9325815.jpg
f0075075_933242.jpg

石上山の山中にある伝説の滝。何故伝説かは…多分、暫くの間、女人禁制
の山だった為に、これを目撃した人物が少なかった為?もしくは、水量が少
ないので、誰も滝と気付かない為、伝説だったとか…。

ちなみに、この写真は9月7日の台風の後に撮影した為、まだ水量がある方
なのかもしれない…。
by dostoev | 2007-09-10 09:36 | 遠野各地の滝 | Comments(0)

遠野不思議 第四百三十五話「兜岩」

f0075075_6481792.jpg
f0075075_649112.jpg


何故、兜岩なのか考えた…”へのご岩”なら、完全に納得したが…(^^;
by dostoev | 2007-09-10 06:50 | 遠野不思議(石) | Comments(0)

遠野不思議 第四百三十四話「駒形神社の御神体」

f0075075_197650.jpg

f0075075_1483251.jpg


この駒形神社は、俗に御駒様といって石神である。男の物の形を奉納する。
その社の由来は昔ちょうど五月の田植時に、村の若い女たちが田植をして
いるところへ、一人の旅人が不思議な目鼻も無いのっぺりとした子供に、
赤い頭巾を被せたのを背中におぶって通りかかった。そうして今の御駒様
のある処に来て休んだ。あるいはその地で死んだともいう。それがもとでこ
こにこの社が建つことになったのだそうな。      

                                 「遠野物語拾遺15」

by dostoev | 2007-09-09 19:12 | 遠野不思議(石) | Comments(0)