不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-:遠野各地のハヤリ神
2021-02-07T10:21:58+09:00
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遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
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遠野不思議 第八百十四話「松崎のハヤリ神」
http://dostoev.exblog.jp/21984478/
2014-05-07T13:47:00+09:00
2014-05-07T13:53:25+09:00
2014-05-07T13:47:55+09:00
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遠野各地のハヤリ神
「まつざき歴史がたり」によれば、大正14年にセリサブキ(百日咳)が流行った年に突然、鶴音山の麓、権現岩の湧水の場所にハヤリ神が出現したという。そこで百日咳にかかった人達は権現岩の前で祈祷され、サンショウウオを生のまま飲まされたという。これを体験した菊池某氏は、胃袋でサンショウウオがピクピク動くのを今でも覚えているという。しかし、その菊池某氏も最近、お亡くなりになられた。ご冥福を、お祈りします。
その当時は、ここに一日百人を超える人達が集まって大盛況であったようだが、まさにハヤリ神の様に一時の流行であったようだ。今からもう90年も前の話になるので、今ではその面影も無くなってしまったようである。]]>
遠野不思議 第六百九十四話「飯豊のハヤリ神」
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2012-10-05T16:33:59+09:00
2012-10-05T16:33:39+09:00
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遠野各地のハヤリ神
飯豊の山中、細かく言えば大将洞内にあり、明治から大正の年代に、鉄分を含んだ水でお湯を沸かし「ハヤリ神」もしくは「霊泉」として流行ったという。
ただ本来は古い時代に大将洞の水場に不動明王を祀り、その水を沸かしたものが「ハヤリ神」として珍重されたのだろう。鉄分が多いとされるのは採掘による鉄山開発の名残の影響だろうか。]]>
遠野不思議 第六百七十四話「チタノカクチ」
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2012-05-01T05:06:00+09:00
2012-05-14T12:28:32+09:00
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遠野各地のハヤリ神
「遠野物語拾遺44」に紹介されるチタノカクチ。実はこのチタノカクチは、ここを管理する人の屋号であり「スタノカクチ」という事である。「下」の「画地」から来ているそうだが、何の下なのかはわからないという。
杉林の中に、「地の神様」と呼んでいる稲荷の社があり、その傍に清水が湧いた場所がある。恐らくこの地の神様の鎮座する場所が、いわゆる聖地であり、その下の区画された地という意味で「シタ」が「スタ」となって「スタノカクチ」となり、それが間違って伝わったか転訛して「チタノカクチ」となったのでなかろうか。
清水は殆ど枯れていたが、管理人曰く「今は枯れているが、普段はもっと水量は多く、飲み水としても使用している。」との事。ただし以前は、この清水の上は森であり、その森を牧草地にした為に、水量はかなり減ったのだという。ここと似たような場所は遠野各地にあり、やはり樹木を伐採した為、水量が減っている。やはり豊かな水は、樹木(広葉樹)あってこそのようだ。]]>
遠野不思議 第三百十八話「逆さ水」
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2007-03-01T04:56:00+09:00
2018-02-18T17:00:22+09:00
2007-03-01T04:56:25+09:00
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遠野各地のハヤリ神
この沢の水は、戦前までいろいろな薬効があると云われてきた。夫人の体力回復や子供のいろいろな病気、特に百日咳には効き目があると云われ、遠くからわざわざ水を汲みに来ていたそうな。また、この清水に棲む山椒魚は、男性の精力剤としての効果があったと云われる。これは、松崎のハヤリ神でも同じようにやはり生息する山椒魚を生きたまま3匹飲んでいたと古老の話を聞いた事がある。
地名の由来は、江戸時代中頃に平野原の弥七という者が参宮へ行き、帰路仙台藩本吉の横山不動尊の清水を病の父の土産にと”ふくべ”に汲み取り家路を急いだ。夜明け頃「そなたの父は今無くなった。」とこだました。弥七は力尽きて、ふくべの清水をこの地に注いだところ、清水は坂を越えて横山不動尊へ向かって流れていったといい、それからこの辺りを逆水と呼ばれるようになったのだと。]]>
遠野不思議 第三百十三話「土淵のハヤリ神」
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2007-02-27T08:32:00+09:00
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2007-02-27T08:32:05+09:00
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遠野各地のハヤリ神
土淵村大字柏崎の新山という処の藪の中に泉が湧いていて、ここが小さな池になっているが、この池でも水面に人影がさせば雨が降るといわれている。
「遠野物語拾遺41」]]>
遠野不思議 第二百八十三話「黒蛇の霊験あるハヤリ神様」
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2007-02-18T21:56:00+09:00
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遠野各地のハヤリ神
五、六年前には松崎村の天ヶ森という山の麓に清水が湧き出しているのを、附馬牛村の虎八爺という老人が見つけ、これには黒蛇の霊験があると言いふらして大評判をとった。の時も参詣人が日に百人を超えたという。
「遠野物語拾遺44より抜粋」
ここの水は天ヶ森から伝ってこの地に流れ込む、霊威溢れ眼病に効くと昔は列を成して水を汲む人々で溢れたのだというハヤリ神様なそうだ。今では祠こそあれど、霊威は薄れたのか、ただポツンと当時の面影を忍ばせているだけである。また水量は写真では少なく見えるが、夏頃にはもっと沢山の水が流れ出る。
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遠野不思議 第百八十話「黄金のしずく」
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2006-04-29T11:22:00+09:00
2007-03-13T06:12:03+09:00
2006-04-29T11:22:36+09:00
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遠野各地のハヤリ神
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遠野不思議 第二十六話「開慶水」
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2006-02-26T14:13:00+09:00
2020-06-16T06:05:41+09:00
2006-02-26T14:11:12+09:00
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遠野各地のハヤリ神
入り口には開慶水の表示があり、この奥に開慶水がある。
側には祠があり、中には賽銭箱。今でも、人の訪れを示している。早池峰権現が無尽和尚から教えを受けた御礼に、早池峰山頂の妙泉開慶水の水を分け与えたものだという。それ以来、山頂の水が八分目に減ったと伝えられている。山頂の水と同じく、開慶水は不浄を嫌い、汲む時は長柄の柄杓をさしのべて汲む慣習がある。また一説には、早池峰権現が無尽の杖をとって地を突いたところ、水が湧きだした事から「杖(またふり)の井」とも伝えられる。
この泉は人影が差せば大雨が降ると伝えられており、影が差さぬよう井戸の傍らに長柄の柄杓を立てておくのはその為だという。附馬牛へ抜ける大規模林道の途中に、この開慶水はある。今では水も淀み、とても飲めないようである。]]>
遠野不思議 第十三話「山神神社(鍋割りの聖水)」
http://dostoev.exblog.jp/893135/
2006-02-21T21:58:00+09:00
2017-09-14T11:16:31+09:00
2006-02-21T21:58:13+09:00
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遠野各地のハヤリ神
山を歩いていくと、一つの祠が見えてくる。中にはお稲荷様を祀っているようだ。お稲荷様の発生は平安時代まで遡るのだが、当初は山伏系の人々に祀られていた。そして今でも、聖水として地元の人々は足を運び、水を汲んでいく。
山伏に関連するが、弁慶の弟子の山伏がこの地に坊舎を建て、修行したとも云われている。実際、歴史的にこの地には阿曽沼以前に高野山系の山伏が直接修行にきていたと云われている聖なる地として存在したのだろうか。
石の祠の内部には御神体としてか鏡が置かれ、棟札には弥都波能売神の神名が記されている。]]>
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