不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-:遠野不思議(自然)
2022-06-21T14:29:25+09:00
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遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
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遠野不思議 第九百二十三話「白山の霊池」
http://dostoev.exblog.jp/32715729/
2022-06-21T10:29:00+09:00
2022-06-21T14:29:25+09:00
2022-06-21T10:29:13+09:00
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遠野不思議(自然)
「遠野物語拾遺36」に、上郷町のトンノミの話が紹介されている。そのトンノミには、龍に乗った女神を描いた一枚の額絵が飾られている。また、このトンノミの近くの平清水(ヒヤシズ)の白山神社にも、御神体として龍に乗った女神像が祀られている。そしてもう一つ、この白山神社はトンノミと共通するものがある。それは霊池だ。
平清水(ヒヤシズ)という地名が示すように、清水が絶えずに湧きだしている地でもある。そして、ここは瓜ヶ森に属する地でもある。瓜ヶ森というと、日出神社の伝説に関係がある地でもある。
日出神社に、源義経の娘の日出姫がいて、その夢枕に「七ッ森に囲まれて暮らせ」と告げられた話がある。その七ッ森の中に瓜ヶ森とトンノミの森が属している。その日出神社の明神は、蛇神として伝えられる。「上郷聞書」には、板沢の中居という地に赴いた南部の殿さまの前に初めは姫の姿で現れ、次に蛇体となった姫に変化した伝説が紹介されている。実はこの伝説は、白山の中居神社に伝わる話に近似している。恐らく、南部氏が白山の伝説を拝借して焼き直ししたものが伝わっているのだろう。
この霊池についてだが、「白山大鏡」には、翠ヶ池から現れた九頭竜の話がある。その九頭竜はその後に、真の姿として瀬織津比咩がその姿を現した。「上郷聞書」では当初、姫神の姿だったが南部氏の「真の姿を見せよ」という言葉によって蛇体の姿に変化している。蛇と龍は同体で、どちらも同じと思ってよい。「ものがたり青笹 昔話132」には、「上郷の日出神社はヘビの神様を祀っているそうです。」と書かれている事からも、日出神社の神は蛇であると広く認知されているようである。
ところで九州の闇無浜神社に伝わる古縁起「豊日別宮伝記」には、下記のような伝承がある。瀬織津比咩は、伊奘諾尊日向の小戸の橘の檍原に祓除し給ふ時、左の眼を洗ふに因りて以て生れます。日の天子大日孁貴なり。天下化生の名を、天照太神の荒魂と曰す。所謂祓戸神瀬織津比咩是れなり。中津に垂迹の時、白龍の形に現じ給ふに依りて、太神龍と称し奉るなり。
上記の「太神龍」という表記だが、正確には「妙泉太神龍」もしくは「妙泉大龍神」と表現する。遠野の早池峯神社の本来は、神仏習合であった早池峯妙泉寺だった。その早池峯妙泉寺は、早池峯という山も含めて白山信仰をそのまま重ねた寺でもあったようだ。その早池峯妙泉寺の「妙泉」とは恐らく白山の翠ヶ池を意味し、早池峯妙泉寺はその妙泉に棲む九頭竜である大神龍を意図しているのだろう。そしてその信仰が、上郷町の日出神社と中居に重ねられている。中居から日出神社経由で仙人峠の沓掛観音窟までに源義経伝説が付随しているのも、源義経の御本尊が白山の地主神と重なる聖観音であるのも、山伏系が伝えた伝説であると思われる。
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遠野不思議 第八百八十話「自然石の白壁の水路」
http://dostoev.exblog.jp/30591873/
2019-05-13T05:11:00+09:00
2019-05-13T05:11:49+09:00
2019-05-13T05:11:49+09:00
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遠野不思議(自然)
早瀬川源流に近い場所、もしくは観音窟側の沢が、このような白い石に覆われた水路の様になっている。以前から気にはなっていたが、今回こうして真面目に眺めて見た。とにかく、水が綺麗だ。
白い岩の上から撮影した画像。
イワナも泳いでいる。
始点は、やはり白い石に囲まれた滝から始まっている。
それが途中、大きくそそり立つ白い岩壁の間を流れ、最初の画像の場所へと流れ着く。極端に長くはないのだが、それでも綺麗な沢であるので紹介したいと思う。
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鳥の密生する木
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2014-09-05T18:34:22+09:00
2014-09-05T18:34:45+09:00
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遠野不思議(自然)
特に冬に多いのだけど、駅前の銀杏の木には、雀やら、たまにムクドリが集まって合唱を始める。煩いというより、風物詩になっている気がする。夕方の車の騒音に負けじと、鳥の鳴き声が遠野駅前に広がる。]]>
夜に浮かんだ沈みゆく月
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2014-06-01T07:20:17+09:00
2014-06-01T07:20:29+09:00
2014-06-01T07:20:29+09:00
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遠野不思議(自然)
昨夜、ふとまだ仄かに明るい空を見上げると、月がうっすらと広がった雲に沈もうとしていた。綺麗だったので、慌ててカメラを持ち出して撮影してみた。
太陽は朝に東からが昇って、夕方に西へと沈む。しかし月は、昇り沈む方角は同じだけれど、時間帯は推移する。太陽が昇っている時の月は、その存在感が薄い。だからどうしても、月の入りと沈みは、忘れたしまいがちだ。
またこれは太陽も同じだが、雲もない空よりも、雲があった方が、太陽や月の昇り沈みが綺麗に見える。今回の月も、雲が良いアクセントになっていたので普段より綺麗に見えた。脇役と言って良いのかどうかわからないが、雲があるから太陽や月が際立って見える。
そして雲に沈んだ月は、自然にソフトフォーカスがかかったように見える。
とにかく、たまに綺麗な月に出会えると嬉しくなるものである。
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朝露の輝く遠野
http://dostoev.exblog.jp/22157849/
2014-05-29T05:26:00+09:00
2014-05-29T13:37:18+09:00
2014-05-29T05:26:52+09:00
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遠野不思議(自然)
遠野の朝が霧に包まれる事は多い。その霧は水分を含み、それが朝露となる。
こうして、山全体が霧で包まれる。
太陽が昇ると、朝露の水滴が光を浴びてキラキラ輝いてくる。これを見るのが、遠野の朝の楽しみでもある。
そして、その時の遠野盆地は雲海に覆われていた。]]>
朝露に濡れた野菊
http://dostoev.exblog.jp/22153658/
2014-05-28T16:33:00+09:00
2014-05-28T17:10:35+09:00
2014-05-28T16:33:09+09:00
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遠野不思議(自然)
朝露に濡れた野菊が輝いて綺麗だった。
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金星最大光度の日
http://dostoev.exblog.jp/21042708/
2013-12-07T19:14:12+09:00
2013-12-07T19:14:21+09:00
2013-12-07T19:14:21+09:00
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遠野不思議(自然)
今日は、金星最大光度になる日だという。天気が心配だったが、夕方には晴れ間が広がり、月と金星を見る事が出来た。昨日、試しに撮影したものの、金星は小さな光の玉にしか見えず、そこでフィルターを使用して、強調してみた。いささかヤラセっぽいが、全く無いとあれっ?っとなってしまう。
月も、まだ空の青さと同化しそうなたたずまいだった。
しかし、だんだん雲が広がってきた。
時間が経つと月は雲に覆われ、金星はまったく見えなくなった。
雲の水蒸気を纏ったのか、冬の冷たさを強調する朧月のようになった。]]>
一日の終わりと始まり
http://dostoev.exblog.jp/20876928/
2013-11-18T16:27:24+09:00
2013-11-18T16:27:15+09:00
2013-11-18T16:27:15+09:00
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遠野不思議(自然)
4時過ぎには、もう太陽が沈む今どき。日一日と、太陽が昇っている時間が短く感じて来ている。これも冬至までだ。
古代、一日の始まりは太陽が沈んでからの夜からとなっていた。
冬枯れた山の情景が、1日の時間と共に、1年の速さを伝えているかのよう。
傾いた日差しは、今にも沈む太陽に反して、生き生きと輝いている。
もうすぐ、一日が終わり、月の出と共に、新しい一日が始まる。
佇んでいた早池峯も、傾いた陽光で頬を赤らめているように見える。
この日は、日の入りが16時33分、月の出が16時23分と、僅か10分だが、太陽の沈む方が遅い。
太陽の光の為、月の光は幽かで、なかなか発見する事が出来ない。
大槌の海沿いには、薄い雲らしきがあって、そのまま海上から月が昇るシーンを観る事が出来ない。
そして、やっと月が昇った。この日は満月で、まだ明るさの残っている青空に、その姿を見せた。
海面から離れ、だんだん上昇する満月。一日の始まりである。
満月は、だんだんと対象とする風車の上空まで上がった。
この辺で切り上げて、帰る事にした。下山した頃には、既に六角牛の山を超えて、上空から遠野盆地を照らす事だろう。]]>
夜の名残
http://dostoev.exblog.jp/20751893/
2013-11-03T05:22:07+09:00
2013-11-03T05:21:37+09:00
2013-11-03T05:21:37+09:00
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遠野不思議(自然)
明るくなってきた遠野盆地だが、雲海に包まれた街は、まだ暗い。それを象徴するように、まだ街灯がその光を放っている。夜と朝の狭間がここにある。
朝靄のドームに包まれたかのような、遠野の街。
この時間帯は、夜の名残の朝。
月の赤味も消え、青空の色に同化しつつある。
そしてその街の灯りも消え入る様に、太陽の光に飲み込まれていく。]]>
黄色の世界
http://dostoev.exblog.jp/20739898/
2013-11-01T17:13:00+09:00
2013-11-01T17:43:14+09:00
2013-11-01T17:13:55+09:00
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遠野不思議(自然)
山の紅葉が色落ちて来て、黄色だけが残っている冬枯れの状態。もう秋は過ぎて、冬が到来しているようだ。
風が強く、佐比内の砂防ダム湖畔は木々が揺れていた。
黄色い葉っぱが、ザワザワと揺れている。
しかし、奥にある黄色の森は、どうにか風を遮り、温かみを与えてくれる場所だった。
それでも黄色い葉の付いた木々は、サワサワと揺れている。]]>
秋の夕日に照る山紅葉
http://dostoev.exblog.jp/20698587/
2013-10-27T19:17:52+09:00
2013-10-27T19:17:49+09:00
2013-10-27T19:17:49+09:00
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遠野不思議(自然)
風が強く雲も多い中、台風一過の後に、どうにかピークを過ぎた紅葉を撮影。とにかく「秋の夕日にて~るぅ、や~まぁ、もぉ~みいじぃ~♪」と、思わず歌いたくなる光景だった。
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遠野の夕暮れ
http://dostoev.exblog.jp/20631352/
2013-10-19T20:04:00+09:00
2013-10-19T20:43:11+09:00
2013-10-19T20:04:58+09:00
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遠野不思議(自然)
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寺沢高原の朝
http://dostoev.exblog.jp/20425398/
2013-09-20T07:42:13+09:00
2013-09-20T07:41:53+09:00
2013-09-20T07:41:53+09:00
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遠野不思議(自然)
朝起きた時は、遠野は雲海に包まれていたよう。しかし寺沢高原は、山の上も霧に覆われていた。以前も来た時も、霧が深かった。遠野の街の方が雲が下り易いだろうか?
満月の入りを撮影しようと思ったが、霧が深くてその霧が風で流される合間を縫って、どうにか月を撮影。
とにかく、霧が晴れての撮影も、一瞬の勝負だった。
そして、ようやく月が沈みかけたがここまで。この後は、再び霧が深くなり、これ以上は月を撮影できなかった。
ただ、その代り太陽が昇り始めた。霧の中に太陽の光で、辺りはピンク色に染まっている。
このピンク色の景色は、過去に貞任高原でも体験している。霧で太陽の光が滲み、こういう色合いになるようだ。
風で霧が吹き飛ばされ、地面が見えてきた。
太陽が昇り始めると、色がピンクからオレンジ色に変化してきた。
寺沢高原の朝霧の中の日の出を、動画でどうぞ。
そして太陽の色は、だんだんと白っぽくなってきた。この辺で撮影終了とした。
車を停めている駐車場の周辺は、まだ霧に覆われていた。]]>
花畑の蝶
http://dostoev.exblog.jp/20420456/
2013-09-19T12:33:54+09:00
2013-09-19T12:33:35+09:00
2013-09-19T12:33:35+09:00
dostoev
遠野不思議(自然)
秋晴れの花畑には、沢山の蝶々が集まっていた。そしてトンボにハチに、花畑が賑やかになっていた。
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月が沈んだ後
http://dostoev.exblog.jp/20415366/
2013-09-18T16:25:55+09:00
2013-09-18T16:25:57+09:00
2013-09-18T16:25:57+09:00
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遠野不思議(自然)
夜明け前の3時過ぎ、月がやっと沈み始めた。
それと共に、遠野の街が色彩豊かになったきたよう。
南に聳える物見山は、妖しい光を放っているかのようだ。
やはり当初より雲海が全体に広がって来ている。
まるで雲の荒海の中に、遠野の街があるようだ。
そして4時頃には、完全に遠野を包む雲海が広がっていた。
そしてようやく星がハッキリ見えるようになった。この時間帯では天の川が見えないので残念だが、取り敢えず久々の耳切山からの雲海だった。ただ、この遠野盆地を見渡せる場所に、かなりの杉の苗木が植えられ、以前からカメラを構える場所はもう遠野盆地を見る事が出来なく、唯一ここだけで撮影できるよだ。しかし、だんだんと手前の杉の苗木が成長するだろうから、ここからの撮影はもう最後になるたろう。]]>
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