附馬牛は東禅寺に大萩という地域がある。この大萩という地名の由来は権現堂からきているのだと云う。
写真の権現様は、萩の木からできているのだと。これだけの権現様が作られた大萩の木があった事から、この地域を大萩と呼ぶようになったのだと。しかし、どう考えても、これだけの権現様が出来る大萩の木があるとは考え辛いが、もしもそうならばよほどのものであろう。
またこのお堂には、古名千手観音も祀られており、萩の木で造ったと云われる権現様と並んでいる。
棟札の最も古いのは安永2年(1773年)で、その他に文化6年、文政5年、弘化3年、大正3年のがあった。
権現堂傍にある、一番大きな杉の木。しかし以前はもっとデカイ巨木があったそうだが、今では切り株だけになってしまっている。
権現堂の建つ山中を下っての、下界の風景。のどかな日でした。