遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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早池峯不動三尊

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2011年、大慈寺が火災により焼失した。その時に失ったものの中に、明治維新の神仏分離によって起こった廃仏毀釈から逃れる為、早池峯妙泉寺から預けられた早池峯不動三尊の一つの不動明王像が燃えてしまったようだ。大慈寺の火災以前に撮影していた為、画像でその不動明王像の姿は確認できる。そして、その不動明王像の解説を読むと、もしかして「遠野物語拾遺126(三面大黒)」に関係する可能性をもった事が記されている。
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慈覚大師が、不動三尊と大黒一尊を刻んで本尊としていたと記されている。「遠野物語拾遺126」での話は「狩人の話では早池峯の主は、三面大黒といって、三面一本脚の怪物だという。現在の早池峯山のご本尊は黄金の十一面観音であって、大黒様のお腹仏だと言い伝えている。」三面大黒と伝えているのは狩人であり、その信憑性には疑問が残る。実際、早池峯の御本尊は十一面観音と記され"大黒様のお腹仏"とは記されているが、その大黒様が三面大黒とは記していない。それでは狩人が勘違いして三面大黒と伝えたのだろうが、何故に三面と勘違いしたのかは、もしかしてこの不動三尊、つまり三体の不動明王を含めて、三面大黒と称した可能性があるだろう。ただ、この大慈寺に伝わる記述は、御本尊を不動三尊と大黒一尊としている事が「遠野物語拾遺126」と食い違うのは、どういう事か。

この不動三尊であるが、一つは大慈寺に。もう一つは、琴畑の不動堂というのはわかっている。そして最後の一つは、まだ確認していないが、恐らく青笹の喜清院の不動明王像が、そうではなかろうか。喜清院は藩政時代、自身の鎮守として早池峰大権現を祀っていたとわかっている。喜清院そのものは、早池峯妙泉寺と縁の深い土淵の常堅寺(かっては天台宗)からの流れを汲む寺院であった。この不動三尊の"三面"を大黒仏と交えて、三面大黒と称した可能性もあるだろう。それでは、御本尊の十一面観音、もしくは大黒様ははどこへ行ったのかというと、それは元々の早池峯妙泉寺の別当であった宮本家に、早池峯に伝わる秘仏があると伝わっている。しかし先代は、その公開を拒んでいたので、その秘仏そのものが、十一面観音なのか大黒仏なのかは定かでは無い。
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画像は、琴畑不動堂の不動明王像。廃仏毀釈の難を聴き、琴畑の人達が早池峯妙泉寺まで出向いて、引取って来たと云う。ただ、この不動明王像の本来の色は不明。昭和時代に管理していた者が勝手に着色してしまい、その後に何故か管理していた者が死んでしまった事から、早池峯大神の祟りだとも云われた様だ。とにかく、元の色と顔立ち、雰囲気は想像するしかないだろう。
by dostoev | 2017-07-26 18:38 | 早池峯考 | Comments(2)
Commented by 鬼喜來のさっと at 2017-07-27 22:55 x
今年の初めに三面大黒の摺仏を入手しているんですが、弁才天の代わりに不動尊を配している異形像なんですよね。不動明王と毘沙門天と言えば千手観音の脇侍でありますが、奈良国立博物館に所蔵される鎌倉時代に制作された十一面観音の懸仏の脇侍は不動明王と毘沙門天であり、「伝来は不明であるが、毘沙門天と不動明王を脇侍に用いる例は天台系に見られることから、本品は天台宗と関係の深い山王信仰に関わる可能性がある。」と説明されていますから、早池峰の三面大黒もこれかも知れません。
Commented by dostoev at 2017-07-28 06:38
この記事に書いている通り、三面大黒と唱えているのは「遠野物語拾遺126」だけで、大黒仏そのものがあるかどうかも、わからないのが正解です。本来の御本尊は十一面観音、または千手観音と聞いています。
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