画像は、三韓征伐をしたと伝えられる神功皇后像。ところで対馬では、朝鮮人による仏像盗難が相次いでいる。これは対馬だけでなく、全国の仏像盗難も恐らく朝鮮人によるものとされている。たまたま犯人が逮捕されて発覚した為にニュースなどで知る事が出来るのだが、それ以外の仏像盗難ニュースは、表立って知らされていないのが現状である。他にも金閣寺が過去に朝鮮人によって放火され焼失したように、最近では靖国神社に対する放火が発覚したが、それ以外でも奥の神社仏閣の放火が相次いでいる。神社仏閣は、余程の観光地で無い限り誰でも出入り自由となっている為、ここ数年でかなりの神社仏閣の放火が起きている事実がある。
ところで、古い話では、草薙の剣がやはり朝鮮人によって盗まれたが、その草薙の剣の神威によって船に乗って逃げた筈が神風に遭い、再び日本の港に戻ってきて御用となった話が
「日本書紀(天智天皇記)」に紹介されている。
また
「今昔物語(聖武天皇、始メテ元興寺ヲ造リタマヘルコト)」には、東天竺の深く仏法に帰依した王が、化身である童子に依頼して眉間の珠から光を放つ弥勒象を造ってもらったというが天竺の仏法が衰えた頃に、新羅の国王が宰相を東天竺に派遣し策を巡らせてその仏像を盗み船で国へと帰ろうとしたが、海が荒れて船が立ち行かなくなった為に、仏像の眉間の珠を海に投げ入れたところ、竜王が海中から手を出して受け取ったという。それで波も静まったのだが、このまま眉間の珠が無くなった仏像を持ち帰っても国王に首をはねられて死んでしまうと大いに嘆いたところ、竜王は仏像を常に供養し続ける事を誓わせて、珠を返したという。しかしその後、新羅国でも仏法が廃れ、仏像を供養するという竜王の約束を果たせなかった為か、その仏像を安置していた寺に津波が押し寄せ、僧達は仏像を祀る寺を捨てて、皆逃げてしまったという。それを知った元明天皇が「我国に移して寺塔を造り安置しよう。」と念願したという。それで賢い僧を新羅国へ派遣し、その仏像を手に入れて、今の元興寺を建立して金堂に安置したという。
実際に、今の韓国の宗教の主流は儒教であり、また有名な統一教会などキリスト教紛いが多い。仏教もあるのだが、その寺の住職が率先して来日し仏像を盗んでいくのだから、似非仏法が盛んであるのだろう。その仏法が廃れたのは、かなり以前に遡る。対馬で盗まれた仏像も確かに朝鮮半島にあった仏像らしいが、李氏朝鮮時代になると儒教が国教となった為、仏教は徹底的に弾圧された。僧は都の漢陽に入ることを禁止された上、賎民階級に身分を落とされた。また、朝鮮に1万以上もあった寺院は、国家的に保護を受けるべきものが242寺に限定され、その他の寺院は所有地と奴卑を没収され、また多くが破壊された。そういう時代に、日本の僧が仏像などを保護して日本に持ち帰って祀ったのを、今でも盗んだと騒ぐ事自体が有り得ない話だ。この「今昔物語」を読んでわかるように、仏法が廃れた国に仏像を戻したとしても、仏罰・神罰が下るだけではなかろうか?一般のニュースでは流さないが、韓国は今後も
「日本に来て仏像を盗み続ける!」と宣言したのであるが、逆にそれによって多くの仏罰・神罰を受ける事になると考えないのだろうか?とにかく仏像を美術品としてだけしか見ない国には、仏像を渡してはならないのだろうと思う。