昨夜、寝ている最中に携帯電話が鳴って、叩き起こされた。
「もしもし…。」
「もしもし、あんた誰?」
「はっ?」
半分寝ぼけてはいたが、不躾な質問に、カチンときた。勝手に夜中に電話して来て「あんた誰?」は無いだろう(ーー;)まあ取り敢えず、話を聞いてみると…。
電話してきたのは、女性だった。なんでも夢を見ていたら、沢山の杉の木がある神社で、赤い服を着た子供と、黒い服を着た子供がいるのだという。とても気になったので考えたら、フト携帯に登録している電話番号を見て閃いて電話したのだと。それって、凄い自己中な閃きなのだよ。。。
とにかく、自分の番号を登録しているという事は、知り合いではあるわけだが、声に全く聞き覚えがない。ただ店の番号から転送されてくる場合もあるので、以前泊った事のある客なのかと考えもした。なので適当にも扱えないので話を続けたが、要領を得ない。所詮、夢の話なのだ。ただ何となく『早池峯神社かなぁ?』とは思ったが、断定は出来ない。とにかく、その可能性の話をいくつかして電話を切ったのだった。
なんとなく気になったので、今日の日中に久々に早池峰神社へと行ってみた。
取り敢えず山門を潜り、真っ直ぐ本殿まで向かい参拝した。相変らず、誰も居ない早池峯神社だった(^^;
本殿を参拝した後、途中の不動明王も参拝しようと下ってみた。そして賽銭箱に小銭を入れてパンパンと参拝したところ、不動明王の左奥隅に、何やら黒い折り紙みたいなものを発見した。
これが何なのかは解らないが、ふと反対側にも視線を向けてみた。
不動明王の右側にも何やら赤い折り紙みたいなものが置かれている。
『赤と黒?…あれ、これってもしや?』
そう、夜中の電話での話には、神社に赤い服を着た子供と黒い服を着た子供がいるという話に、なんとなく似ているのだ。電話してきた女性の夢と、これが符合するかどうかはわからないが、なんとなく不思議な気持ちになった一日であった。。。