時間の都合がついたので、急に薬師岳からの遠野盆地が見たくなったので、昼頃と夜中の2度に渡って、薬師岳に登って来た。
実はこの時期にはもう無いだろうと思っていた桜が、かなり散っていたけれどもまだ咲いていた!
来年まで、もう見る事が無いだろうと思っていた桜に会えたというのは、かなり嬉しかった。
早池峰山は、相も変わらずの姿を保っている。6月半頃までは若干の雪があるのだが、もうこの頃の早池峰山には雪は無いようだ。
ところで気付いたのだが、6月の夏至の前後、早池峰山の丁度真上に、北斗七星と北極星が位置するのだなぁ、と。創作意欲が湧く事実だった…。
実は、天気が良かった為か、早池峰登山道傍の車置場にはギッチリ車が停まっていた。聞くと、久々の良い天気なので、思わず来てしまったと言っていた人がいた。車のナンバーを見ると、殆どが県内ナンバーなので、好天に誘われて来た人が殆どじゃないだろうか?自分も、その中の一人ではあったが…。
早朝には、茨城県から来て早池峰山荘に泊って、薬師岳に登って来た人もいた。早池峰&薬師は、これからもっと人が押し寄せてくるだろう。ただ…夜は寒い!
暖かな日でも、夜中の山頂は風の為に、かなり寒い思いをする。かなり厚着して行った筈だが、風の為に体感温度はかなり低下するし、望遠での撮影は、やはり風の影響を受けてブレる、ブレる…。納得する写真が撮れなかったので、今度は空気の澄んでいる秋にでも挑戦する事にしよう。
4時を過ぎた頃、天ヶ森に低く垂れ込めた雲が発生していた。下界は雲海だろうか?
しかし、自分の登って来た斜面を振り返ると、いつもの事ながら良く登って来たと、我ながら感心してしまう…。