遠野の不思議と名所の紹介と共に、遠野世界の探求
by dostoev
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語り部トイウモノ(其の2)

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武田祐吉「上代日本文学史」において、「記紀」や「風土記」に出雲系の神々の説話が多く、古詞の多い事から語り部は主として出雲系説話の伝承者であったろうと推測している。

元来「語り部」とは「延喜式」などの大嘗祭の際、各地の語り部と呼ばれる人々が参列して、古詞を奏した事が原点のようだ。その参列した語り部の出身地は、美濃・丹波・丹後・但馬・因幡・出雲・淡路であって、これらが出雲系の繁殖した国であろうと。この儀式では、伴宿禰、佐伯宿禰という武力を代表する氏族に率いられ参列している事から、その時代の語り部とは"被征服者"では無かったか?と述べている。

平成になって発覚した事実に、遠野地方を収めた南部氏は、過去の歴史や伝承を採用して、南部氏の伝承として記録に残したという事。征服者は、被征服者の歴史や伝承を改竄し君臨している事実が、日本国内で行われている。

しかし語り部が伝える伝承が征服者の都合の良いように伝えられても、その根っこの部分は、本来のものが潜んでいる。よく言われる「古事記」が朝廷により都合の良いように改竄されているというが、全てが真っ赤な嘘というわけではない。その中から"根っこ"の箇所だけを掬い上げる事が出来れば、本当の歴史やら伝承は理解できるのだろう。

遠野の早池峰山頂手前に、祭礼の河原というものがある。実は仏教が入り込んで、今では一般的な賽の河原になったようであるが、それ以前は神々の集う場所であり、出雲の神在月と同じである。神無月とは出雲に神々が集まり懐疑する月である為に、他の地域からは神々がいなくなる為、暦上では神無月というのが一般的だが、全国で分かっている限り神在月となっている地域は、出雲を筆頭に熊野・諏訪・二荒、そして早池峰となっているが、もう少し出てくるのだろう。

ところで遠野の黒木沢に白髭の洪水の時"おかばみ"という化け物が出て、暴れまわったという伝承が残る。この"おかばみ"とは、ワニであったと云う。ネットでこの"おかばみ"を検索すると、山形県南陽市に似たような話があった。ただし南陽市では"大蛇"となっているよう。

http://www.city.nanyo.yamagata.jp/012/rekisi/minwa/index.htm

古代におけるワニの話で有名なのは、因幡の白兎や山幸彦と結ばれた豊玉姫がワニになった。またその妹の玉依姫もワニであったという話がある。実は、そのワニとは古代の豪族である和邇氏である、という話がある。

http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB/

補足として、怪異・妖怪伝承データベースで"ワニ"を調べると、島根と東北だけに伝承があるというのは不思議な気がするが…。
f0075075_1911227.jpg

ちなみに岩手県で発行した「猿ヶ石川流域伝承マップ」では"おかばみ"を画像のような絵として表現している。一般的に"うわばみ"とは大蛇を意味して、大きなものも丸のみする事から転じ"酒豪"の意味にもなっている。では"おかばみ"を考えると、やはり"おか"は丘であろうと思う。つまり丘を歩く、大きなものを丸のみする化け物と捉えて良いのだろうか?爬虫類である蛇は這うと表現するが、同じ爬虫類でもワニは歩くものと捉える。故にわざわざ"おか"を付けるのはやはり、歩く爬虫類と捉えていいのだろうか?
f0075075_193699.jpg

志斐媼の話を先にしたが「新撰姓氏録(鳥)」には、志斐を名乗る連の話が紹介されている。

ある時、名代なるものが天武天皇に楊花を献じて、天皇に何の花か?と問われると、これは「辛夷花」だと申し上げた。群臣がこれは「楊花」だと言っても、どうしても「辛夷花」だと言って強弁した。この「強い語り」によって「阿倍の志斐」という姓を賜ったという話だ。

何故「阿倍の志斐」と呼ばれるかだが、「新撰姓氏録(鳥)」には、大彦命の八世孫と記されているからなのだろう。大彦命は四道将軍の一人で、北陸地方を統治した人間で、安倍の祖であるという事から、安倍の志斐となっているのだろう。北陸と云えば当時は蝦夷国でもあったわけだ。越ノ国ともあるが、越ノ国という名称も実際のところは謎であるらしい。

ここで感じるのは安倍の志斐とは大彦命の孫であったとしても、生まれも育ちも蝦夷では無かったのかという事。また先に紹介した志斐媼は持統天皇に仕えた。この安倍の志斐は天武天皇に仕えたのを考え併せると、同一人物?いや、志斐連の母親?と捉えても良いのかもしれない。
by dostoev | 2011-06-28 19:08 | 「トイウモノ」考 | Comments(6)
Commented by 竜桜 at 2011-07-02 04:52 x
ワニとかサイとか日本にいない動物が出てくる伝説って不思議ですよね。
Commented by dostoev at 2011-07-02 11:09
「出雲風土記」のワニが登場する話は面白い。ただ、見方を変えると動物というより人間のような…。ヒヒ退治だって、見方を変えれば、やはり人間になってしまうし。あとは、どう捉えるかだよね。
Commented by 竜桜 at 2011-07-02 16:27 x
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1637866.html
オシラ様もびっくりだす。
Commented by dostoev at 2011-07-02 17:24
おいおい、竜桜氏…(^^;
Commented by あや at 2011-07-03 16:59 x
随分昔に放送されていた、まんが日本昔話の中にも「影ワニ」という
島根県の怖い民話がありました。
ここでの影ワニとはサメの事でした。
Commented by dostoev at 2011-07-03 18:24
ワニはフカ=サメというのが日本では一般的ですが、全て生物として語られるには難点もあるような気がします。有名な因幡の白兎も、梅原猛は、その舞台を宗像の沖ノ島であり、宇佐木は宇佐八幡宮と展開して説いてました。まあ解釈様々なような…。
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