天然の写真のメカニズム、というのがあるらしい。シャーゴタイトという玄武岩物質に、月面岩石の成分が融合されれば、その組成は感光性ガラスになるのだと。つまり、月面にシャーゴタイトの隕石が落下し散らばり、その時の衝撃と熱で月の岩石成分が融合されれば、感光性ガラスができるのだという。
その感光性ガラスが、太陽の光を強力に浴びて光る地球を写し出す可能性もあるという。つまり、月に転がるその物質に、母なる地球の美しい残像が写し出される訳だ。。。。
何かの本で、霊的な波長や光を発する存在、例えば巫女などは、普通の人が見えない、その発する波長や光が、たまたまの偶然が重なり見える場合があるという。例えば、その人のオーラも、何かを通すとか、何かのきっかけで見えるというものと同じ。
ただ普通の人には、それは見えないもの。ただし、なんとなく感じるという事はできるようだ。それが一瞬見えた場合は、一つの残像となり、その刹那の瞬間は本当に短いものであるけれど、その印象は一生、美しいものとして自分の中に刻まれるのだと思う。
ある意味ネットの世界も、そういう残像に近いもので、バーチャルなるものと同じであり、現実と非現実が区分しにくくなる。あたかもデジタル世界で、出逢った事の無い人物とやりとりをしていると、それは現実との非現実の区分を取り払うもので、そこで強烈に印象に残ったものは、先ほどの万が一の確立の母なる地球の残像として、永遠に刻まれるのかもしれないと…考えてしまった。