アイヌ語で近くにいない男性を指す言葉に「オニイ」と言い、略して「オニ」と言う。つまり古代アイヌ=蝦夷であるなら、蝦夷=鬼であった。
ところで、日本人はY染色体DNAのD系統を高頻度で持つ事で有名だが、このDNAはアイヌ人88%、沖縄人56%、本土日本42~56%で、韓国や支那はほぼ0%だ。つまり顔が似ているとされる韓国人や支那人とは、似ていてもまったく他人という事だ。
またDNAの話になれば、日本犬の中で秋田犬と北海道犬は、他の日本犬とは違うのがわかっている。これは蝦夷と云われる人々が犬を連れ、北方から日本列島に進出し定着した証だとも云われる。
胡四王神社が何故に北向きになっているという問題は未だに解決していないが、沖縄では”北”を「ニシ」と呼ぶのは本来「西」には「いにしえ」の意味を有し「祖先の方角」を示すのだった。先に書いたように、アイヌ人と沖縄人のDNAは近い。そして沖縄人にとっての祖先の方向”北(にし)”とは、北方であるという事。もしかしてだが、胡四王神社が何故に北を向いているというのは、祖先の方向を示しているのではないだろうか?
話は飛んでしまったが古代の蝦夷征伐が、別に鬼退治として語られるのには、渡来系の人間が支那に伝わる”鬼”の概念を、アイヌ語の「オニ」に被せて、全て鬼退治の物語として伝えたのでは無いだろうか?日本の古くから伝わる昔話に、気になる昔話が2種類ある。鬼退治系とはまた別に、良いお爺さんと悪いお爺さんが登場する「ここ掘れワンワンのような昔話2種類だ。
縄文の遺跡からは、犬と人が一緒に埋葬されているのは、犬が人間の友であり、仲間であった証だとされる。しかし渡来系弥生遺跡からは、犬は、食べ物として棄てられているだけだった。
現代の韓国や中国の食文化においても、犬は食糧でしかないという事実がある。韓国などは、犬を食べる為に、韓国人の家族大勢が見守る中、生きている犬を殺して食べるまでを楽しみにしている。その方法は、日本人の意識としては残酷としか言いようがない。中国の食文化も、韓国と同じだ。
ここで「花咲爺さん」の話を注目してみると、良い爺さんにとって、犬は友達。ところが悪い爺さんにとって、犬は単なる道具扱いだ。また良い爺さんは、枯木に花を咲かせるという、ある意味素晴らしい発想と技術をようして殿様から称賛を得る。しかし、悪い爺さんはそのまま良い爺さんの技術を模倣しただけで、失敗する。これは現代の韓国や中国に、そのまま当て嵌まるのではないか?
日本の特異なDNAは、高度な技術を生み出し発展させているが、それを妬むかのような韓国と中国は、未だにパクリ文化全盛である。とにかくパクリ商品、海賊版の乱立であるというのは、古来の日本が伝える昔話が言い表していたのだと考えてしまう。
ちなみに俗説だが戦前、窃盗犯を捕まえてみれば「朴(パク)」と「李(リ)」ばかりなので「パクリ」となったという説がある。まあ他にも説はあるのだが、この「パク」という音だが、例えば「パ・ハヤチニカ」という言葉があるが、あくまで「パ」は冠詞として使用され、意味は無い。ただ古来から「白」を「パク」とも読む。また「金箔」の「箔」も「パク」である。例えば翼・椿・唾・燕は「ツバ」という意味から発生し別れた言葉だが、そういう観点から立って考えれば「パク」は、白や朴の根元の音だと思うし、「朴」と「白」の意味は、根底で結び付く。となれば「パクリ」の音の意味も、本来は朝鮮方面から来た可能性は高いので「パクリ」の語源が「朴」と「李」から来ているのも、あながち否定できないのかもしれない。