この尾崎半島には、モミの木の自生林があるという。看板を読むと、モミの木とブナが同時に自生しているのは、国内ても珍しいとの事。遊歩道には雪を除けば、沢山の
落ち葉が堆積している事から、落葉樹であるフナが多いのがわかる。つまり、当然の事ながら、熊の好物てもあるドングリも多いという事だ。しかし熊ほど警戒心の強い
動物はいないと思っている。わざわざ人間の気配や匂いがあるのに、のこのこ出てくる熊も、そうそういないのだろう。
画像は、尾崎半島を歩こうとしたその時に現れた仔鹿。
熊と出会って写真を撮りたかったが、叶わず。とにかく、尾崎半島の先端まで行く事にした。
遊歩道の中間地点には、写真のように休憩所も設けられている。やはり、日向の場所は雪もすっかり溶けている。その休憩所の傍に、看板があった。
「三貫島」の紹介が書かれているが、井上ひさしの「ひょっこりひょうたん島」のモデルか三貫島と説明されているが、確か大槌湾にある弁天島が本来のモテルだと聞いていたが、果たしてとうなのだろう?とにかく三貫島は、この休憩地点からも、灯台のある先端からも見る事かできる。
暫く歩くと、やっと灯台が見えた。灯台には鍵がかけられており、内部の見学は無理のようだ。灯台の周囲は、危険防止の為に、柵と松の木で囲まれている。展望か開ける場所は一か所だけだ。
「三貫島」足元に見える磯場。とにかく釜石港から船で青出港へと渡り、そこから遊歩道をのんびり歩いて、1時間程度でいける尾崎半島の先端であるけれど、やはり尾崎白浜からの陸路を進む事だけ
は、絶対お勧めてきない。何故なら体力の低下した帰り道こそが、大変だからだ(^^;